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クルミットです♪
第45話は、ヴィンセントの祖母がつきつけた「歌手引退」の条件と、テレサの“歌に生きたい”決意が正面衝突。さらにダンニンが赤ちゃんを抱えて家出するなど、恋も友情も大揺れです。
それでは45話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 45話のあらすじ
ヴィンセントは祖母から「結婚するならテレサに歌手をやめさせなさい」と最後通告を受けます。テレサの歌こそが生きる証だと分かっている彼は板挟み。
“愛しているからこそ歌を奪えない”
尽きた言葉を胸に、ヴィンセントはテレサへ具体的な答えを示せませんでした。
テレサは母ソケイに電話で相談します。両親は「少し歩み寄っては?」と勧めるものの、歌を捨てる選択肢は彼女の辞書にありません。期限の一日が過ぎてもヴィンセントからの連絡はなく、
テレサの心は“無音の失恋”に沈みます
妹の仲芬は兄の苦悩を察し、祖母へ頭を下げて欲しいと説得。しかしヴィンセントは曲げられない矜持を選択。「この家にコーラ※は置かない。結婚も子も諦める」と宣言し、邸宅を去ります。
※コーラ=テレサが幼少期から好きな飲み物
一方アメリカ。ダンニンは夫タイショウが誕生日を忘れたことに激怒し、
赤ちゃんを抱えて“家出フライト”
頼れるのは歌姫の親友しかいません。テレサ邸で互いに慰めあう二人の姿が切なくも温かい時間をつくります。
テレサは失意のまま新曲選びへ。退婚スキャンダルで世間の目は厳しいものの、成熟したバラード〈償還〉(※タイトルは“つぐない”の意味)を自ら選択。
「歌で偏見を塗り替える」と燃え直す一幕
その頃、祖母はテレサのレコードを聴きながら初めて自らの頑なさを省みます。
「いつか彼女たちも私の思いを理解するわ」と側近に漏らす姿が印象的でした。
タイショウは日本でテレサと偶然再会。昔話に花を咲かせつつ、テレサはダンニンの誕生日を忘れないようプレゼントを託します。しかしタイショウはまたしても失念。ダンニンはベビーを抱き、再び家を飛び出してしまいました。
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 45話の感想まとめ
愛よりも歌を選ぶ宣言の重み
テレサの「歌は切り離せない一部」という言葉がずしん。祖母が求める“義理”と歌手としての“誇り”が真っ向衝突し、シンプルなのに深いテーマでした。
ヴィンセントの不器用な優しさ
歌の道を閉ざすくらいなら結婚を諦める──究極の譲歩ですが、告げる表情は限界ギリギリ。彼もまた“愛か家族か”で切り裂かれる側に立っているのが痛々しいです。
コーラが象徴する“過去と未来”
祖母との会話に出た飲み物はテレサの原点。邸宅に置かない宣言は、彼が夢の共有を諦めたサインでもありました。小道具の使い方が巧み。
ダンニン家出で映る女性のリアル
育児・夫婦・キャリアのストレスが短いシーンに凝縮。「大事件より日常の小さな傷がキツい」という主婦目線のリアリティに共感しました。
次回への布石
祖母が心を動かしはじめ、テレサも新曲で反撃モード。けれど家出中のダンニンやヴィンセントとの関係は未解決。“歌・友情・恋” 三本の糸が再び絡まりそうで楽しみです。
次回46話では、家出ファミリーの行方とヴィンセント家の決断が鍵。テレサの新曲がどんな“つぐない”になるのか、一緒に見届けましょう♪
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