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クルミットです♪
第20話は、慕灼華（ボク・シャクカ）が努力の末に官職を授かり、礼部郎中へと昇進する節目の回でした。彼女の成長と共に、劉衍（リュウ・エン）との想いも少しずつ深まり、感情面でも大きな転換を迎えています。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう！
灼灼風流 第20話のあらすじ
商老師は慕灼華に「本当に劉衍を好きなのか」と問いかけます。慕灼華は認めながらも「定王を好きになればこれまでの努力が無駄になる」と苦悩を吐露しました。
好きだからこそ遠ざけようとする慕灼華の複雑な心情に共感しました。
商老師は「それは世の不条理であり、お前のせいではない」と諭します。劉衍もまた、商老師に「慕灼華が自分のために立ち止まることはさせない」と誓いました。
やがて二人は仲睦まじく影を並べ、手を取り合いそうになりますが、執剣が駆け寄りその瞬間は遮られます。慕灼華は顔を赤らめて逃げ去りました。
触れ合いそうで触れられない二人の距離感が、かえって甘酸っぱかったです。
一方、庄文峰は捕らえられ定京へ護送。沿道の民から罵倒を浴びます。さらに慕家の八妹妹は、灼華を逆恨みし「庄家の逃妾だ」と告発する計画を企てました。
そんな中、慕灼華は母の遺骨を抱きしめ涙を流し、過去と向き合います。郭巨力と執墨のやりとりも描かれ、周囲の人間模様にも温かみが添えられました。
やがて劉衍の「江南派遣」を理由にした弾劾が上がりますが、皇帝・劉俱（リュウ・ク）は彼の人柄を信じ、全て退けました。そこへ八妹妹が登聞鼓を鳴らして告発。庄文峰らの罪が暴かれ、彼と庄自賢は死刑を宣告されます。
一度は家族に恨まれながらも、真実を明かす八妹妹の行動に救いを感じました。
その功績により、慕灼華は礼部郎中に、沈驚鴻（シン・ケイコウ）は吏部郎中に任命。柔嘉公主も褒賞を受け取り、それを全て米に換えて民を助けます。
慕灼華は劉衍に感謝しますが、彼は「それはお前自身の努力の結果だ」と告げました。さらに彼女と八妹妹が裏で協力していたことも見抜き、「全てを話す必要はない、自分で決めればいい」と包み込みます。
劉衍の大きな器のある言葉が、二人の信頼関係をさらに深めたように感じました。
灼灼風流 第20話の感想まとめ
第20話は、慕灼華がついに「礼部郎中」として認められる大きな節目でした。
愛と官途の板挟みに苦しみながらも努力を積み重ね、成果を勝ち取った彼女の姿はとても感動的でした。
“すべては自分の努力の結果”と認められる慕灼華は、本当に立派に成長したと思います。
また、劉衍との関係も大きく前進。彼の誠実さと包容力が描かれ、二人の未来に希望を感じました。
一方で、慕家の問題や太后の動き、柔嘉公主と薛笑棠の因縁など、物語はますます複雑化しています。
次回、慕灼華が新たな官職でどのように奮闘するのか、そして劉衍との想いがどう進展するのか注目です！
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