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クルミットです♪
日本デビューを懸けて走り抜けたテレサでしたが、結果はまさかの大苦戦。歌手人生最大の“壁”にぶつかった彼女は、母の前でさえ笑顔を装います。けれど故郷・台北に帰り着いたその夜、親友との会話から意外な真実が明らかになり――?
それでは第29話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 29話のあらすじ
日本各地を26日間かけてプロモーションしたテレサですが、シングルの売上はまさかのオリコン75位。東野マネージャーも言い出せず、高級レストランで「次は15位以内を…」と曖昧に励まします。
正直者のテレサは“何か隠してる”とすぐ察するんですよね。
傷心のまま東京に戻った彼女は、ファン夫妻が営む喫茶店へ直行。
毎日生サバ・生おにぎり生活で「胃がまるで冷蔵庫」と泣き笑い。そこへ偶然、母ソケイが現れ、報喜不報憂の嘘がバレてしまいます。
母の前でだけ流れるホッとした涙に、胸がぎゅっとしました。
一方、台湾では段ニンが近所のヤオゾンに有料で勉強を教え、小銭をコツコツ貯金。目的は――
「周タイセイを追ってアメリカへ!」という恋の大遠征資金。
そんな中、テレサの台湾凱旋を報じる記事は皆無。親友ダンニンは「失敗を知らない台湾のファンは、いまもあなたをスターだと思ってる」と励まします。さらにダンニンはタイセイが日本の彼女からテレサの状況を聞き出し、ずっと気にかけていた事実、そして過去の辛辣な別れがタイセイ母の反対によるものだったと暴露。
ライバルなのに背中を押すダンニン…切なすぎる友情。
台北でも父ダンシュウは“75位”に衝撃を受け、ポリドールがテレサを切るのではと不安に。同じ頃、日本本社では追加投資を巡り役員会が紛糾。佐々木ディレクターは「次も失敗なら業界を去る」と椅子を賭けて説得、香港での再チャレンジを決議させます。
音楽Pの“退路を断つ覚悟”って、涙がにじむんです…。
香港送りと聞き、母ソケイは「日本は見放したの?」と激怒。
テレサは「香港でもう一度“原点のステージ”からやり直す」と決意。
傷ついても歌をやめない――それが彼女の一番の強み!
並行して、屋台裏では周敏と游英俊の微妙な助け合いが続行。英俊は相変わらず「料理が美味しい」としか褒められず、周敏は「お腹空いてるだけでしょ」とツッコミ。
この凸凹コンビ、意外と癒し枠です(笑)。
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 29話の感想まとめ
“絶好調→大滑落”というジェットコースターに、見ているこちらも胃がキリキリ。でもテレサは挫折を「次の糧」に変えるタイプ。北海道での孤独、台北へ帰れない気まずさ、親友の告白… 全部抱えながらも「歌いたい」と前を向く姿にゾクッとしました。
ダンニンが真実を明かす場面は、恋心より友情を選んだ回として胸に刺さります。テレサもダンニンも“自分を曲げない”点が似ているからこそ、ふたりの関係は壊れないのかもしれません。
次回の注目は
香港ステージでの“再起戦”を見事に飾れるか?
佐々木ディレクターの背水プランが吉と出るか凶と出るか?
タイセイとダンニン、そしてテレサの三角関係が再燃するのか?
再挑戦の舞台はもう目の前。強くて優しい歌姫のリベンジに期待いっぱいです!
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