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クルミットです♪
第38話は、テレサが“初恋の思い出”に自分で終止符を打ち、父の病・ステージ義務・現在の恋のはざまで揺れる涙の一時間。雪の空港で交わされる抱擁は、本当に胸を打ちました……。
それでは38話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第38話のあらすじ
川面に流したポパイのスケッチ――それはテレサと周タイセイの合言葉「忘却は死よりも怖い」を水に還す儀式でした。
“物語の小道具”が流れていく映像は、切ないけれど清々しい!
一方アメリカではダンニンが空姐(客室乗務員)訓練に合格し、合法滞在で周タイセイに寄り添います。父は「息子がそこまで彼女を愛していない」と不安、母ヨウリンは大歓迎……家族の温度差は相変わらず。
テレサは日本で電台(ラジオ)インタビュー。
司会者から「恋人は?」と問われた瞬間、電話が鳴り――画面奥では入院中の汪仲文。
彼の静かな応援に応えるように、テレサは堂々と宣言。
「好きな人がいます。新人賞を取ったら家で餃子をご馳走します」
しかしインドネシアでは父・汪徳全が仲文を呼び戻すため、
「印尼本社かアメリカ支社か、選べ」
という条件を提示。仲文は“恋か家業か”の狭間で揺れます。
テレサが台湾の母・周ミン(周敏)経由で父・ドンシュウ入院を知ったのはその矢先。ツアー中にも関わらず帰台を懇願しますが、マネジャー東野は「スケジュール重複」で即答できません。
親の病を知りながら舞台に立つ葛藤……観る側も胸が詰まる!
電話越しに父は「検査入院」と取り繕うも、テレサは嘘を見抜き涙。そこへ松葉杖姿の仲文が現れ、
雪の空港ビルで抱擁→キス。
白い吐息、真っ赤な頬、そしてロビーの静寂――映画レベルのエモさ。
遠巻きに見ていたのはアメリカから駆け付けた周タイセイ。彼は二人の幸せを悟り、雪の中に背を向けます。
“刀で裂くより痛い”と言わんばかりの静かな撤退に目頭が熱く…
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第38話の感想まとめ
別れを“物”で描く巧さ
ポパイの絵を水に流す演出は、感情ではなく行動で過去との決別を示す好例。
恋人宣言が餃子という温度感
宝石や豪華ディナーではなく「家の餃子」。
“家族の味=テレサ自身の根っこ”で愛を語るところに素朴な魅力を感じます。
父の病×ステージ契約問題
「働く娘」の視点からも刺さるポイント。好きな仕事なのに、親孝行の場面では足かせになる――この矛盾がリアル。
雪のハグは三人の立場を一瞬で説明
背景に白雪+遠景の周タイセイ=“終章”を絵画のように見せる演出が秀逸。
次回が気になるポイント
テレサは父の看病で帰台できる? ステージ日程は?
仲文は株主総会のため一度離れるのか、それとも日本残留か?
ダンニンと周タイセイの“ギャップ”が破裂するとき何が起きる?
雪のキスで動いた現在の恋。家族・仕事・初恋――すべてを抱えながら歌い続けるテレサの次の選択に注目です!
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