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クルミットです♪
今回紹介するドラマは『国子監は花ざかり〜ロマンスは最高学府で〜』です。
このドラマは、宋の時代の最高学府・国子監に女子として入学を許された桑祈が、亡き兄の親友であり国子監の司業・晏雲之と出会い、やがてその恋を実らせていく、学園ラブロマンスコメディです。
ここでは中国ドラマ『国子監は花ざかり〜ロマンスは最高学府で〜』のあらすじやネタバレ感想、見どころといった話題を紹介しながら、作品の面白さに迫っていきます。
どうぞお楽しみにしてくださいね♪
国子監は花ざかり あらすじ
国子監の新しい司業が改革に乗り出したと聞いた桑祈は、兄の遺志を継いで汴京に向かうが、その途中で宋家の令嬢・宋佳音の恋の策略とは知らず、馬車にひかれそうになった彼女を助けるが失礼な態度を取られる。喧嘩売られた桑祈は、宋佳音の想い人である晏雲之に「巾着を渡す」という難問を受けて立つことに。
一方で、桑祈は父の桑太尉にねだって女子の国子監入学許可の詔を取り付け、幼馴染の卓文遠の協力で試験に合格したものの、国子監の生徒たちは「婿探しに来たんだろう」と興味本位な視線を投げかけ、桑祈は最下位の落ちこぼれ「黄」組に入れられてしまう。卓文遠は桑祈を守るためにわざと黄組に移り、桑祈は賭けと兄の遺志のために奔走する…
「国子監は花ざかり-各話あらすじ」はこちらから
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16話-17話-18話
19話-20話-21話
22話-23話-24話
25話-26話-27話
28話-29話-最終回(30話)
すでに中国時代劇の一ジャンルと言っても過言ではない学園ものです！これまでだと、女人禁制の学園に入り込むため男装女子キャラが登場していたりしましたが、本作ではヒロインが、堂々と無理やりに、紅一点として学園に入学するところから始まります。
何しろロマコメの女王チャオ・ルースー、多少の無理も彼女の笑顔で全部吹き飛ばしていくので、イケメンたちが女主にぶちかまされていく爽快感が、チャオ・ルースーのドラマの醍醐美だと思います。生徒と教師のドキドキ溺愛系ロマンスですが、ヒロインの無敵なパワフルさに対抗するシュー・カイチョン演じる晏雲之のツンデレぶりが絶妙のバランスです。
晏雲之は国子監で法医学的な授業を担当しており、その知識から事件捜査にたびたび協力しているという設定です。桑祈と晏雲之はドタバタラブコメを展開する一方で、その裏にしのびよる陰謀を解き明かすバディとして成長していく物語でもあります。なぜ桑祈は国子監に入学する必要があったのか、単純な学園ラブコメでは終わらない闇の部分への展開へと向かっていくので、前半の明るさから後半のどんでん返しの落差に驚かされます。
ヒロインの桑祈は辺境育ちということで、幼馴染の卓文遠と辺境の訛りを使って内緒話をする場面が出てきます。桑祈役のチャオ・ルースーと卓文遠役のレン・ハオが両方とも四川出身なのを活かした設定だそうです。吹き替え版だったら何弁があてられることになるのでしょうか。自分たちのお国言葉で演じることができる場面は、自然で楽しそうに見えます。
桑祈役の チャオ・ルースー(趙露思) は、「鳳囚凰 〜陰謀と裏切りの後宮〜」の馬雪雲役でデビュー、「シンデレラ・シェフ～萌妻食神～」柳依依役を経て、「華麗なる皇帝陛下」の菲菲役で主役を掴み、「もっともステキなコト」の貝耳朵役、「春花秋月 〜初恋は時をこえて〜」の春花（雷蕾）役、「三千鴉の恋歌」の覃川役、「2人はスパイシー&デリシャス」の顧勝男役、「花の都に虎われて～The Romance of Tiger and Rose～」の陳芊芊役、「長歌行」の李楽嫣役、「うっかり拾った恋なのに」の顧安心役など、現代劇と古装劇両方でヒットを飛ばせる女優として地位を固めてきました。最近は「黒豊と白夕〜天下を守る恋人たち〜」の白風夕役、「星漢燦爛」の程少商役など、より本格的な作品に舵を切っていますが、本作では彼女の得意とするキュートなコメディエンヌ的魅力が遺憾なく発揮されています。
晏雲之役のシュー・カイチョン（徐開騁）は、上海戯劇学院でバレエを専攻していましたが、バラエティ番組に出演したのをきっかけに芸能界入りし、「千年のシンデレラ～Love in the Moonlight」のタオ・ジアリン役、「シンデレラ・プロセス～私を輝かせる恋と夢～」のジャオショウ役などを経て、「旦那様はドナー」のツンデレＣＥＯリン・イーゾウ役で注目され、「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」の君臨淵役、「斛珠夫人～真珠の涙～」の褚仲旭役、「ご主人様はツンデレ殿下」の青墨顔役など、古装のクールな男主で人気を高めてきました。
ここでは『国子監は花ざかり〜ロマンスは最高学府で〜』のあらすじやネタバレ感想、見どころ、最後の結末、といった話題を紹介していきます！
国子監は花ざかり 評価・レビュー
中国ドラマ「国子監は花ざかり」の評価レビュー＆感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー＆感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
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桑祈は物おじしない性格で、天才的な横紙破りのキャラクターなので、まさにチャオ・ルースーならではの役柄でした。でも、なぜ兄はこの妹を国子監に入れようと思ったのか、国子監を変えるほど優秀ではなさそうだし、と最初は不思議に思っていました。そのまま学園生活をフルに楽しんで、最後に卒業で飾るのかなと思っていたので、半分過ぎたあたりでの卒業という展開に驚きました。
しかし桑祈が科挙に合格して、卒業すればそれでよしではなく、その後女子として初めて任官され、それが後に続くかどうかが問題となってくるので、社会に出てからの波乱が実は本番だったのですよね。国子監にいる間は、反発しあってもなんだかんだ仲間だった同士が、結婚や官職、権力を本気で争い奪い貶め合う、敵同士となっていく社会の厳しさが、後半になってシリアスに描かれていきます。それでも最後は友情を取り戻していく閻琰と宋落天の姿が、見ていて最もほっとしたところかもしれません。
在学中も、司業なのにおとなげない晏雲之が、生徒の卓文遠と恋のさや当てをあれだけ繰り広げ、校内で晏雲之と桑祈が見つめ合っていたら、国子監内部では公表以前から絶対バレバレだったと思うのですが、そういう抜けたツッコミどころでスカっと笑わせながら、後半はしっかり重めのサスペンス。桑祈たちが逆転の隙もないほど追い詰められていく姿に、絶対大丈夫だろうと内心わかっていながらもハラハラさせられ、一気に白黒をひっくり返していくスピーディな展開がなかなか爽快でしたね！
元々のオリジナルは全３４話あって、日本でも配信では３４話でしたが、ＣＳからは３０話で放映されていたので、細かいところでカットがあったようです。設定について若干の説明不足を感じていたのですが、３４話版を見ればもう少し納得できるのか、どこがカットされていたのか気になっています。
学園ものとしては、もう少し桑祈が級友たちと友情を深めるエピソードを盛り込んで欲しかった、とは思いますが、並みの女子なら逃げ出しそうな意地悪を、やり返して乗り切るという強さが、後に続く女子を導く役割を背負ったファーストペンギンである桑祈には必要だったのかもしれません。そして、それを演じるチャオ・ルースーの笑顔の力を実感させられるというのが、彼女の女優としての強みなのでしょうね。
国子監は花ざかり キャスト・登場人物
中国ドラマ『国子監は花ざかり』のキャスト＆主な登場人物一覧です。
主人公（ヒロイン）から脇役まで、登場人物の詳細をリストでご紹介します！。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールが一目でわかります。
＜桑祈役・趙露思（チャオ・ルースー）＞
亡き兄の遺志を継いで、本来女人禁制の国子監に乗り込む桑祈は、司業の晏雲之の意地悪にも臆することなくマイペースを貫き、やがて開かれた新しい国子監を目指していきます。
桑祈役の趙露思は、「鳳囚凰 〜陰謀と裏切りの後宮〜」の馬雪雲役でデビュー、「シンデレラ・シェフ～萌妻食神～」柳依依役を経て、「華麗なる皇帝陛下」の菲菲役で主役を掴み、「もっともステキなコト」の貝耳朵役、「春花秋月 〜初恋は時をこえて〜」の春花（雷蕾）役、「三千鴉の恋歌」の覃川役、「2人はスパイシー&デリシャス」の顧勝男役、「花の都に虎われて～The Romance of Tiger and Rose～」の陳芊芊役、「長歌行」の李楽嫣役、「うっかり拾った恋なのに」の顧安心役など、現代劇と古装劇両方でヒットを飛ばせる女優として地位を固めてきました。最近は「黒豊と白夕〜天下を守る恋人たち〜」の白風夕役、「星漢燦爛」の程少商役など、より本格的な作品に舵を切っています。出演作の挿入歌などを歌うことが多く、本作でも「此生予你」で歌声を披露しています。
＜晏雲之役・徐開騁（シュー・カイチョン）＞
国子監の改革のため司業に就任した晏雲之は、親友の桑羽の妹の国子監入学に困惑しつつも、専門の法課で京兆府の捜査に協力することで、桑羽の死の謎に近づいていきます。
晏雲之役の徐開騁は、上海戯劇学院でバレエを専攻していましたが、バラエティ番組に出演したのをきっかけに芸能界入りし、「千年のシンデレラ～Love in the Moonlight」のタオ・ジアリン役、「シンデレラ・プロセス～私を輝かせる恋と夢～」のジャオショウ役などを経て、「旦那様はドナー」のツンデレＣＥＯリン・イーゾウ役で注目され、「鳳舞伝 Dance of the Phoenix」の君臨淵役、「斛珠夫人～真珠の涙～」の褚仲旭役、「ご主人様はツンデレ殿下」の青墨顔役など、古装のクールな男主で人気を高めてきました。ところが、私生活暴露で「不徳芸能人」のレッテルを貼られ、出演作がＡＩ加工で差し替えられているとのことなので、今後彼の新作を見るのは難しくなりそう？
＜卓文遠役・任豪（レン・ハオ）＞
国子監の優等生で、桑祈の辺境時代の幼馴染の卓文遠は、長年の桑祈への想いが次第に執着に変貌し、朝廷の権力闘争へと闇を深めていくことに。卓文遠を演じた任豪は、アイドルグループ「ZERO-G」から、オーディション番組「創造営2019」に９位で勝ち残り、「Ｒ１ＳＥ」としてデビュー。歌手としての活動も続けていて、本作の挿入曲のラブバラード「第二次相遇」をしっとりと歌いあげています。ドラマデビューは「擇天記〜宿命の美少年〜」での学生・蘇墨虞役、「千古の愛、天上の詩」では梧桐樹の祖・梧夕役など、知的で繊細な役柄で多く起用されています。待機作も多く、アンジェラ・ベイビー主演の「相思令」などの日本上陸が待たれます。ちなみに卓文遠の近侍・景木を演じていた蒙恩も「ZERO-G」のメンバーのひとりです。
＜宋佳音役・張月（チャン・ユエ）＞
宋佳音は太傅令嬢であることを鼻にかけ、晏雲之の正室になると信じてやまない傲慢なトラブルメーカーですが、実は素直な心の持ち主だという難しいキャラクターでした。
宋佳音を演じた張月は、「３０女の思うこと ～上海女子物語～」の林有有役でドラマデビューし、「千古の愛、天上の詩」では雨神役、「祝卿好～朝な夕なの守り～」では東宮女官の徐時錦役。「星漢燦爛」では万萋萋役で趙露思と再び共演しています。「３０女～」では挿入曲を歌っており、本作でもオープニング曲「遇見女弟子」を歌っています。
＜閻琰役・敖瑞鵬（アオ・ルイポン）＞
国子監で桑祈の級友となった閻琰は、出会った頃は桑祈に意地悪したり好きになったりと、騒ぎの中心となっていましたが、蓮翩との出会いで次第に変化を遂げていきます。
閻琰役の敖瑞鵬は、恋愛バラエティ「戀夢空間」でデビューし、また運動能力の高さから芸能人運動会バラエティの「超新星運動会」で活躍を見せ話題になりました。まだ日本で見られる出演作はありませんが、日本でも人気上昇中の李宏毅主演の「少年行」に出演、「少年江湖（現題）」では主役をつとめ、待機作品も多く今後の活躍に大いに期待ですね。
＜蘇解語（蘭姫）役・（アン・ヨンチャン）＞
薬物などの高い知識を持つ「汴京一の才女」で、晏雲之たちからもその知性を高く評価されていますが、晏雲之への報われぬ想いから策をめぐらせることに…
「太子妃狂想曲<ラプソディ>」では斉晟の兄妃ながら愛人である江映月役で女優デビューを果たし、「花と将軍～Oh My General～」では趙玉謹の側室の中でもしっかり者の楊氏役、「夢織姫～秘密の貴公子に恋をして～」では謝婉瑜役などに出演しています。現代劇でも「恋のフルスロットル 私たちの青春白書」では蒙淅淅役、「ロマンスの方程式」ではヒロインのルームメイトのジュー・ルー役など、順調にキャリアを積み上げているようです。
国子監は花ざかり 基本情報
配信局： 腾讯视频、优酷视频
原題 ： 「国子监来了个女弟子」
原作 ： 花千辞「国子监来了个女弟子」
配信開始日： 2020年9月22日
話数 ： 全３０話
脚本 ： 李林、李琼、李朋钰、王佳妮
監督 ： 許珮珊
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