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クルミットです♪
21話は「誰かが誰かのために何かを隠している」という状況が、一気に表に出てきた回でした。劉忠が拷問にかけられて、殷落梅の中で何かが崩れて、景王が倒れる。三つの出来事がぜんぶ繋がっていて、見終わってから少しぼーっとしてしまいました。
それでは21話を一緒に見ていきましょう!
春花焔 21話のあらすじ
越秦に「眉林を守りきれる自信がない」と言われた景王(慕容璟和)は、その言葉を引きずりながらも眉林のために動き続けます。
眉林は祈福の長生船を使って宮中の子顧に密書を届け、劉忠に解毒薬の処方を知らせる計画を立てます。景王は特製の消える墨で文字を隠し、神農の絵に劉忠だけが読み取れる手の形を描き込みました。子顧は眉林の筆跡を見た瞬間に気づき、すぐに延明殿へ届けます。劉忠はこれを受け取り、炎帝の昏睡が太子(慕容玄烈)の仕業であることを知りました。
密書を「劉忠だけが分かる」設計にしてあるのが良かったです。景王はこういうところが抜かりない。
あとは太子に気づかれないまま三日間薬を投与し続ければ炎帝を救えるはずでした。しかし劉忠が景王へ返信を送ろうとした瞬間、太子が部下を連れて現れ、劉忠をそのまま拘束してしまいます。
嫌なタイミングすぎる。もう少しだったのに。
知らせを受けた景王は、炎帝を救える手段が殷落梅しか残っていないと判断します。今日が殷落梅の最後の巡営日だったため、眉林と共に変装して西郊の衛所へ潜入することにしました。でも太子はその動きを読んでいました。王全に殷落梅を見張らせており、眉林が書状を渡そうとした瞬間に姿を現します。殷落梅は咄嗟に書状を火盆に投げ入れ、「自分は太子妃だ、何があっても東宮の側に立つ」と言い切りました。
一方で殷落梅は眉林を景王府へ送り返し、変装した景王と郊外でひそかに会います。景王が太子の累々たる罪状の証拠を直接突きつけた場面です。
殷落梅がずっと太子を信じてきたのが伝わってくるだけに、この証拠を見せられたときの彼女の顔が切なかったです。
場面は拷問中の劉忠へ。太子に認罪書へのサインを迫られながらも、首を縦に振りません。そこへ殷落梅が入ってきます。劉忠はすかさず太子の罪状を訴え、皇上を救うよう必死に頼みました。太子は激怒して劉忠の首に手をかけようとします。殷落梅はその光景に衝撃を受け、自ら剣を抜いて劉忠の命を絶ち、そのまま背を向けて立ち去りました。
殷落梅が劉忠を手にかけた場面は、すごく複雑でした。苦しみを長引かせないためだったのか、それとも別の理由だったのか。どちらにせよ、あの後ろ姿は太子の方を向いていなかった。
太子は殷落梅を引き留めます。彼女は「愛する人を間違えた」と思いながらも抱き寄せられてしまい、太子は虎符(軍を動かせる割り符)を渡して「謀反のことは俺がやった、あなたは関係ない、全部なかったことにしてほしい」と言いました。
殷落梅が平手打ちをしたとき、太子は黙って受け入れた。その受け止め方がまた人の心を掴もうとしているみたいで、イライラします。
景王府では、眉林の帰りを待っていた景王が突然高熱で力が入らなくなります。眉林が心配すると「持病の再発だ」とごまかしました。本当は自分の正体を打ち明けようとしていた矢先、清宴が劉忠の死を知らせに来てしまったのです。眉林は子顧のところへ自分が直接行くと決め、石の簪を景王に預けて宮中へ向かいます。景王は心の中で「帰ってきたら全部話す」と誓いました。
しかし眉林が出ていった直後、景王は力尽きて倒れてしまいます。診察した郎中(医師)の見立ては、体内に入れた水蛭が死んでいるというものでした。眉林の体に流れる墨脈の毒が早まって発動したため、景王はその解毒法を探すために自分の体で試し続けていた。眉林に一言も告げずに、ずっと。
これは知らなかった。眉林への気持ちがそういう形で出てくるのか、と思ったら少し黙ってしまいました。
眉林は護城河を通って宮中へ潜入し、芳華殿の子顧に解毒薬が見つかったことを伝えます。その夜、子顧は殷貴妃に頼んで炎帝のそばへ通してもらいます。侍女に身体検査を受けましたが、子顧はあらかじめ腕に薬を塗り込んでいたので見つかりません。眉林は太子が延明殿へ向かうのを見つけ、自分が囮になって彼の注意を引きました。
春花焔 21話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、景王が倒れた理由でした。
熱があるのに「持病だ」と言って眉林を送り出して、そのあとすぐ倒れる。郎中の説明を聞いて、眉林のためにずっと毒を試し続けていたと分かったとき、ちょっと座り直しました。
景王が隠し事をするのは、眉林を心配させたくないからだと分かってはいます。でも「帰ってきたら話す」と誓った直後に倒れるのが、きつかったです。
劉忠の最期も重かった。太子に何をされても口を割らずに耐えていた人が、殷落梅が来た瞬間に力を振り絞って訴え始める。「やっとここに来てくれた」という安堵が見えるのに、殷落梅の手で命を絶たれてしまう。
殷落梅がそうした理由は、苦しみを終わらせるためだったと思います。でも彼女が出ていくときの背中が、何かを引きずっているように見えました。
太子が虎符を渡す場面は、単純に「悪者が計算している」というだけじゃなくて、「この人なりに殷落梅を守ろうとしている」のが伝わってきます。だから余計にたちが悪い。
眉林が石の簪を渡していった場面は短かったけど、あの簪が21話全体の重さを一点に集めているような気がします。
景王がそれを手の中に持ったまま倒れたのかどうか、ちゃんと確認しておけばよかったです。
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