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クルミットです♪
調査期限の最終日を迎えて、物語がいきなり大きく動き出しました。
裴琰と江慈が真相に迫ったと思ったら、二人そろって大ピンチに陥ります。
牢獄での壮絶なやり取りや、衛昭が胸に隠している哀しい秘密に胸が締めつけられる回となりました。
それでは9話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 9話のあらすじ
大椋帝の謝澈から与えられた滕瑞の調査期限は十日間。
今日がその最後の日です。
朝堂では、雷震率いる尉国の使団と文武百官が裴琰の報告を待ち構えていました。
江慈と裴琰は、かすかな手がかりから滕瑞がまだ生きている事実を突き止めます。
しかし、滕瑞が隠されている場所は鎮遠大将軍の盧瑜の屋敷でした。
盧瑜は輝かしい軍功を誇る朝廷の重臣。
いくら裴琰でも、勝手に大将軍の屋敷へ踏み込んで捜索できるでしょうか?
そこで裴琰は、皇帝の謝澈へ直接報告するため急いで皇宮へ向かいます。
同時に侯府の身辺も危ないと察して、護衛の安澄に屋敷の警備を固めるよう命じました。
裴琰はまず内侍の陶紫竹に事情を説明。
事態の重さを知る陶紫竹は、すぐに謝澈へ報告します。
するとそこへ、雷震が使団を引き連れて朝堂へ乱入してきました。
裴琰が滕瑞を殺害したと言い張り、命で償えと激しく迫ります。
ろくな証拠もないのに朝堂へ怒鳴り込んでくる雷震、本当にイライラします!
同じ頃、剣鼎侯府にも官兵たちが押し寄せていました。
屋敷を取り囲まれても、裴琰の母である容玉蝶はまったく取り乱しません。
毅然とした態度で、屋敷の者たちに部屋へ戻るよう命じます。
朝堂では、雷震が容赦なく裴琰への追及を強めていました。
霊堂で覆面の黒衣人が滕瑞の棺を荒らし、口に含まされた玉葫芦を盗もうとしたと主張する雷震。
黒衣人は逃げたものの、現場に長風衛専属の流星鏢が落ちていたと言い放ちます。
武器が落ちていただけで、なぜ裴琰が黒幕だと決めつけられるのか?
太子の謝熾と荘王の謝煜が慌てて裴琰をかばいました。
でも雷震は引き下がりません。
誕生祝いの宴の夜、裴琰が江慈を連れて半刻ほど席を外した事実を突きつけます。
その時間に放火して滕瑞を殺害したと決めつける雷震。
裴琰は何も言い返せません。
あの夜、席を外したのは微服で忍んできた謝澈を母の容玉蝶と静室で会わせるためでした。
皇帝の秘密を守るため、裴琰は真相を明かすわけにはいきません。
謝澈に厳しく問いただされても、裴琰は頑なに口を閉ざします。
謝澈は裴琰が無実だと分かっていました。
しかし、公の場で自分の密会を認めるわけにもいきません。
謝澈は裴琰を捕らえて投獄し、衛昭に江慈を牢へ連行するよう命じます。
裴琰は皇帝を守るために黙っているのに、投獄されるなんて理不尽すぎます!
衛昭は光明司を率いて侯府へ乗り込み、容玉蝶の目の前で江慈を連れ去りました。
その夜、謝澈は牢にいる裴琰の元を密かに訪れます。
江慈にすべての罪をかぶせて身代わりにしろと迫る謝澈。
しかし、裴琰は断固として拒絶します。
必死になって江慈の命乞いをする裴琰。
身代わりを拒む裴琰の真っ直ぐさ、本当にかっこいいですよね。
激怒した謝澈は裴琰を激しく叱責しました。
ちょうどそこへ、衛昭が江慈を連れて牢の中へやって来ます。
謝澈はそれを見て、足早に牢を立ち去りました。
衛昭は、裴琰が自分の立場を捨ててまで江慈をかばう姿を目の当たりにします。
なぜ裴琰がそこまで江慈に執着するのか?
胸の内に湧き上がる怒りを抑えきれない衛昭。
その怒りの矛先を、江慈へと向けました。
衛昭は江慈に激しい拷問を加えます。
それでも江慈は決して屈せず、恐怖に怯えることもありませんでした。
痛みに耐えながら、鋭い視線で衛昭を睨みつける江慈。
激しい拷問を前に、どうして江慈はここまで怯まずにいられるのでしょうか?
手を出せない裴琰への腹いせに江慈を痛めつけるなんて、衛昭のやり方には腹が立ちます!
一方、太子の謝熾が夜中に牢の裴琰を見舞いに訪れました。
裴琰は謝熾に手紙を託し、母の容玉蝶へ届けてほしいと頼みます。
どんな代償を払ってでも江慈を救い出してほしいという切実な願い。
江慈が滕瑞殺害事件の唯一の目撃者だと知った謝熾は、頼みを快く引き受けました。
その頃、衛昭は雷震たちを宿舎に送り届けたあと、謝澈へ報告に向かいます。
謝澈が江慈をどう処分するつもりなのか探る衛昭。
謝澈は、江慈を口封じのために殺すと冷酷に告げました。
裴琰を惑わしただけでなく、あの玉葫芦は滕瑞が江慈に贈った品。
事件に関わった江慈を生かしておくわけにはいかないという冷酷な判断でした。
衛昭は、謝澈が裴琰をいつまでも牢に閉じ込めておく気はないと見抜きます。
夜長夢多を恐れた衛昭。
滕瑞を一刻も早く都から脱出させようと決意します。
太子の謝熾は自ら侯府へ行けないため、宮女に手紙を持たせました。
ところが侯府の前で、禁軍統領の岳景隆が宮女の立ち入りを阻みます。
騒ぎを聞きつけた容玉蝶が現れ、岳景隆を一喝!
迫力に気圧された岳景隆は逆らえず、宮女を屋敷の中へ通しました。
牢の中で、江慈はある疑念にたどり着きます。
滕瑞の口に玉葫芦を押し込んだのは衛昭ではないか?
裴琰を陥れるための卑劣な罠だと気づいた江慈。
衛昭を呼び出して正面から問い詰めます。
悪事を暴かれた衛昭は逆上。
江慈を縛り上げ、手酷い拷問を加えながら命を奪おうと首を絞め上げました。
しかし、江慈も黙って殺される気はありません。
かつて市場で転んだ際、衛昭の靴底に暗夜幽蘭の種を仕込んでいたのです。
この種は簡単には消えない痕跡を残すため、犯行現場を証明する動かぬ証拠。
その上、衛昭が仮面の刺客であると告発する手紙を侯府に隠してあると言い放ちます。
怒りに震える衛昭の手が、江慈の首を締めつけました。
そこへ間一髪、太子の謝熾が駆け込んできます。
謝熾の制止により、衛昭は手を引くしかありません。
裴琰が江慈の命を救うために太子まで動かしたことに驚く衛昭。
裴琰はいったい太子に何を伝えたのか?
不審に思った衛昭は、昨夜の謝熾の動きを調べさせます。
江慈が前もって靴底に種を仕込んでいた機転、本当にお見事でした!
実は、衛昭は滕瑞を盧瑜の屋敷には送っていませんでした。
それは追っ手の目をそらすための偽装。
本当は部下の老賀の家に滕瑞を匿っていたのです。
朝になり、衛昭の指示を受けた阿俊と阿正が滕瑞を大きな木箱へ詰め込みました。
馬車に乗せて城外へ運び出そうとします。
ところが、太子が昨夜侯府に使者を送ったと知った衛昭。
事態の急変を感じ取り、護送の中止を決めます。
急いで老賀の家へ中止の連絡を送ろうとする衛昭。
しかし時すでに遅く、阿俊と阿正はすでに出発していました。
異変を察知した老賀は、残飯を運ぶ車を引いて後を追います。
城門に着いた阿俊たちの馬車を、門番の兵士たちが厳しく調べようとしました。
そこへ老賀が残飯車をわざと衝突させて騒ぎを起こします。
その隙に馬車は無事に城門を抜けていきました。
しかし、老賀はその場で待ち構えていた官兵たちに捕らえられます。
同じ頃、老賀の妻は月落城に関する機密文書を必死で焼き捨てていました。
踏み込んできた官兵により、賀夫人も捕縛されてしまいます。
無実が証明されたことで、江慈と裴琰の嫌疑は晴れました。
謝澈は二人を釈放し、裴琰に滕瑞を連れ戻すための三日間の猶予を与えます。
裴琰は衛昭から光明司の守衛を借り受け、急いで馬車の追跡に向かいました。
波止場へ向かって馬車を走らせる阿正と阿俊。
しかし街道の途中で、長風衛を率いる許雋に退路を塞がれます。
二人は必死に剣を振るい、捕まる前に滕瑞を口封じで刺そうと抵抗しました。
多勢に無勢の戦い。
激しい斬り合いの末、阿俊と阿正は二人とも命を落としました。
必死に任務を果たそうとした若者二人が命を落とす場面、見ていて本当に切なかったです。
許雋は裴琰の元へ戻り、任務の完了を報告します。
裴琰が最初から城外に兵を伏せさせていたと知る衛昭。
裴琰は適当な言い訳を並べますが、衛昭が信じるはずもありません。
許雋は捕らえた老賀と妻を引き出し、黒幕を吐かせようと厳しく尋問します。
二人は口を固く閉ざしたまま何も語りません。
苛立つ許雋が鞭打ちの拷問を命じたその時でした。
見るに見かねた衛昭が割って入り、自分が取り調べると申し出ます。
衛昭は老賀に視線を送り、自分を人質に取るよう密かに合図を送りました。
その合図を察した賀夫人が、衛昭の首元に刃を突きつけて人質に取ります。
しかし、周囲を取り囲む護衛の刃が賀夫人の体を容赦なく貫きました。
妻を目の前で殺された老賀は激高。
狂ったように衛昭へ斬りかかりますが、そのまま兵士に首を刎ねられてしまいます。
再び目の前で同胞を失った衛昭。
胸を刃で刺し貫かれたような激痛に耐えながら、感情を顔に出すことすら許されません。
拳を握りしめ、血を吐くような悲しみを必死に飲み込む衛昭。
その押し殺した横顔を、江慈は逃さずじっと見つめていました。
流水舞花 9話の感想まとめ
一番胸に刺さったのは、衛昭が目の前で老賀夫婦を失ったあのラストシーンでした。
助けようとして合図を送ったのに、一瞬の判断が生死を分けてしまう残酷さ。
駆け寄ることもできず、名前を呼んで泣き叫ぶことすら許されない立場がきつすぎます。
表情を押し殺して立ち尽くす姿に、彼が背負っているものの重さを突きつけられました。
一瞬の判断が生死を分けてしまうなんて、あまりにも酷ではありませんか?
朝堂の場面では、裴琰の立場が本当に気の毒でしたね。
皇帝が人妻と密会していたなんて口が裂けても言えない裴琰。
主君の体面を守るために沈黙を貫いた結果、牢屋に入れられてしまうのは不条理そのものです。
しかも謝澈は牢までやって来て、江慈に罪を押しつけろと迫る卑劣さ。
主君の体面を守る裴琰を切り捨てるなんて、皇帝としてどうなのでしょうか?
裴琰がそこで江慈を裏切らず、きっぱり突っぱねてくれた場面は胸がすく思いでした。
江慈の打たれ強さと頭の回転の早さにも驚かされます。
牢に入れられて拷問を受けても、衛昭に正面から噛みついていく度胸がすごい!
ただ守られるだけのヒロインではなく、自分で証拠を残して反撃の準備までしていました。
靴底に種をつける仕込みなんて、いつの間に思いついたのでしょうか?
怒りと焦りを隠せない衛昭の激しい表情も忘れられません。
裴琰が江慈を庇う姿を見て苛立ちを募らせるあたり、衛昭の心の揺れが見え隠れします。
江慈の首を絞める姿は鬼気迫るものがありましたが、太子の登場でなんとか最悪の事態は防げました。
阿俊と阿正が逃げ切れずに命を落としたのも辛い結末です。
若い二人の死に、胸が痛んで仕方がありませんでした。
最後、同胞の血を浴びながら立ち尽くす衛昭の横顔。
その姿をただ静かに見つめていた江慈の視線が、とても深く心に残る場面となりました。
言葉を交わさなくても、江慈は衛昭の胸にある本当の痛みを感じ取ったのかもしれません。
怒りと悲哀が入り混じる衛昭の表情に、最後まで胸が締めつけられる思いでした。
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