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クルミットです♪
亡くなったお姉さんの死の真相を追う衛昭の動きから、宮中と裴家の思惑が一気に動き出します。
江慈を巡る裴琰と衛昭の想いも、皇帝の思惑によって大きく揺さぶられる展開になりました。
それぞれが抱える事情や企みが交錯して、誰を信じていいのか分からなくなりますね。
それでは32話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 32話のあらすじ
衛昭の姉である蕭玉迦は、大椋の皇帝である謝澈の側室でした。
彼女は昔、難産で命を落としたとされています。
姉の命日が近づき、衛昭は夜も眠れない日々を過ごしていました。
そこで衛昭は太医署へ出向き、孫医正に気神を落ち着かせる薬を求めます。
そのついでを装って、当時の蕭玉迦の死因について探りを入れました。
孫医正はひどく動揺し、取り乱してしまいます。
彼が駆けつけた時、蕭玉迦はすでに難産で命が危険な状態だったそうです。
しかも、蕭玉迦自身が死を望んでいたと孫医正は語りました。
自分は全力を尽くしたけれど、助ける術がなかったというのです。
衛昭はこの話に強い違和感を抱きました。
姉はお腹の子を自分の命よりも大切にする人でした。
そんな姉が、我が子を置き去りにして自ら死を望むはずがありません。
誰かが姉を陥れたのではないか?
衛昭はそう疑いますが、手元には確かな証拠がありませんでした。
そこで衛昭は、部下の易飛に命じて太医署を見張らせます。
一方、屋敷の杜媽媽は、宮中の密偵から衛昭の調査の動きを聞き出しました。
杜媽媽はすぐに容玉蝶へ報告します。
容玉蝶は宮中に何人もの間者を潜り込ませていました。
誰にも真相を突き止められるはずがないと、容玉蝶は自信を見せます。
息子の裴琰だけでなく、宮中の隅々まで手下を潜ませている容玉蝶の周到さにはゾッとします。
易飛が太医署を監視していると、孫医正の怪しい行動が目につきました。
かつての診察記録を引っ張り出し、処方箋を長い時間眺めていたのです。
その後、容玉蝶は衛昭を屋敷に呼び出しました。
容玉蝶は、昔奴隷として酷い扱いを受けていた蕭玉迦を匿った過去を明かします。
そして彼女を宮中に送り、自分の間者にしたというのです。
蕭玉迦の死因は難産ではなく、皇帝の謝澈が密かに盛った紅花だと語りました。
衛昭は、謝澈がそこまで残酷な手を使うとは信じられません。
しかし容玉蝶は自信たっぷりに語り、謝澈を排除するために手を組もうと持ちかけます。
衛昭は容玉蝶の裏にある企みを見抜き、結託を断りました。
以前に江慈へ毒を盛った黒幕が容玉蝶であることも、衛昭はすでに見抜いていたのです。
協力を拒まれた容玉蝶は怒りをあらわにします。
まずは光明衛と衛昭を始末し、その後に謝澈へ手を下すと宣告しました。
その帰り道、衛昭は役人の家で月落の出身者が虐待されている場面に出くわします。
見過ごせない衛昭は、その場で奴僕を買い取りました。
理不尽な境遇に苦しむ同胞を、衛昭はどうしても放っておけなかったのです。
その頃、裴琰は母の容玉蝶に釘を刺していました。
自分は江慈を妻に迎えるつもりだから、もうこれ以上手を出さないでほしいと伝えます。
容玉蝶は、衛昭も江慈に想いを寄せていると告げて裴琰を揺さぶろうとしました。
しかし、裴琰はその言葉を気にも留めません。
当の江慈は、皇宮の地図をこっそり描き進めていました。
いつか隙を見て外へ逃げ出そうと考えていたのです。
江慈は誰の花嫁になる気もなくて、自分の力で逃げようとしているのが本当に彼女らしいですね。
衛昭は、師匠である燕喬霜の誕生日に江慈が粥を作ろうとしていたことを覚えていました。
ちょうど月落で江慈が植えた霊柩花が開花します。
衛昭は部下を月落の洪傑の元へ走らせ、霊柩花を取り寄せて自ら江慈へ届けました。
江慈はその花を使って「不苦粥」を作り始めます。
衛昭は、幼い頃に姉と各地を放浪していた過去を語り出しました。
姉は貴重な砂糖をすべて自分に食べさせてくれたのです。
だから今でも粥に砂糖を入れる癖が抜けないのだと衛昭は微笑みます。
過酷な幼少期を過ごした衛昭の身の上に、江慈は胸を痛めました。
出来上がった粥を持って、衛昭と江慈は燕喬霜の部屋へ向かいます。
ところが、部屋の中に燕喬霜の姿はありませんでした。
燕喬霜は忽然と姿を消してしまったのです!
江慈は取り乱し、必死になって師匠を探します。
易飛の報告によると、宮中から江慈へ祝いの品が届いた混乱の隙に連れ去られたとのことでした。
皇帝の謝澈が手を下したのか?
真相を確かめるため、江慈は急いで宮中へ戻る決意を固めます。
翌朝、衛昭は謝澈に燕喬霜が失踪した事実を報告しました。
謝澈は余計な騒ぎを起こさないよう、内密に捜索を進めるよう衛昭に指示します。
一方、裴琰は江慈を心配して豪華な料理を届けました。
しかし江慈は全く喉を通りません。
裴琰の言葉も江慈には届かず、裴琰は寂しそうに立ち去るしかありませんでした。
江慈は謝澈に謁見し、師匠と婚礼の相談をしたいから外出の許可がほしいと願い出ます。
謝澈は余計な心配をせず、裴琰との婚礼に専念するよう諭しました。
言葉を交わしながら謝澈の反応を伺った江慈は、誘拐の犯人が皇帝ではないと確信します。
謝澈は裴琰と江慈の婚礼の日取りを決め、正式に賜婚の勅命を下しました。
江慈は逃げることもできず、その場で旨を受け入れます。
愛する人が別の男へ嫁ぐ光景を間近で見せつけられ、衛昭の胸は張り裂けそうでした。
衛昭は燕喬霜を連れ去った犯人が容玉蝶だと睨み、屋敷へ乗り込みます。
衛昭の読み通り、燕喬霜を閉じ込めていたのは容玉蝶でした。
容玉蝶自身も、息子の裴琰が江慈と婚姻を結ぶことには断固反対だったのです。
彼女は謝澈が江慈に毒を盛ったと言い張ります。
かつて斉王の謝淳や自分の姉を死に追いやったのも謝澈の仕業だと訴えました。
皇位を奪うために自分の家を滅ぼした皇帝への恨みは、深く根を張っていたのです。
容玉蝶は燕喬霜に協力を持ちかけます。
大婚の儀の当日に公の場で謝澈の悪行を暴露すれば、その後二人を遠くへ逃がすと約束しました。
師匠の燕喬霜は、過去の真相を暴くために容玉蝶の手を取る道を選びます。
そこへ衛昭が姿を現し、燕喬霜を連れ戻そうとしました。
すると容玉蝶は、衛昭にも共闘を提案します。
謝澈を帝位から引きずり下ろしたら、江慈を連れて逃げてよいという条件でした。
容玉蝶の持ちかける話はどれも甘い罠に見えて、まったく信用できません!
衛昭はこの危険な提案に乗ることにします。
太子である謝熾が即位した後に天下の大赦を行わせ、月落の無実を晴らすためでした。
同胞の未来を取り戻すため、衛昭は危険な賭けに出たのです。
衛昭は部下を通じて江慈に連絡を入れました。
師匠が無事である知らせを受け取り、江慈は胸をなでおろします。
流水舞花 32話の感想まとめ
衛昭が砂糖入りの甘い粥にまつわる幼少期の思い出を語る場面が、とても心に残りました。
いつも感情を押し殺して冷徹に振る舞っている衛昭が、江慈の前だけで見せる穏やかな表情には胸を締めつけられます。
お姉さんとの温かい記憶があるからこそ、姉を奪った宮中の闇に対する怒りも人一倍強いはずです。
それなのに、目の前で江慈への賜婚の勅命を聞かされた衛昭の胸中はどれほど辛かったでしょうか。
自分の想いを押し殺して立ち尽くす姿は、見ている側も苦しくなりました。
一方で、容玉蝶の暴走ぶりには本当に腹が立ちます!
自分の息子の裴琰の想いなど全く顧みず、復讐のために周囲の人間を利用し尽くそうとしていますね。
江慈に毒を盛ったことを衛昭に突きつけられても、悪びれる様子が全くありません。
皇帝への恨みがあるにしても、若い世代を巻き込んで駒のように扱うやり方は身勝手すぎます。
燕喬霜も容玉蝶の言葉を信じて手を組む決断をしてしまいましたが、本当に大丈夫なのでしょうか?
大婚の儀という大舞台で皇帝の罪を暴く計画なんて、危険極まりない賭けです。
衛昭は月落の同胞のために容玉蝶の提案を受け入れました。
しかし、あの狡猾な容玉蝶が約束を素直に守るとは思えません。
江慈を救いたい気持ちと月落の誇りを取り戻したい重圧の間で、衛昭はますます過酷な立場へ追い込まれていきます。
江慈もただ守られるだけでなく、一人で宮中を抜け出す道を探して必死に抗っていました。
裴琰が用意した豪勢な食事に手をつけず、冷めた態度を貫く姿にも彼女の頑なな意志を感じます。
誰かの操り人形になることを拒む江慈の強さは救いですが、周囲の策略が大きすぎて息が詰まりそうでした。
衛昭が最後に江慈へ送った無事の知らせだけが、張り詰めた空気の中での唯一の温もりでしたね。
暗雲が立ち込める中で、衛昭が一人で背負い込んだ重い決断の行方から目を離せそうにありません。
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