海棠が色付く頃に-あらすじ-1話-2話-3話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪

このところ日本上陸している中国ドラマの中で、「鏢門」や「君、花海棠の紅にあらず」など、中華民国時代を舞台としたものが話題になることが多いように思います。辛亥革命から日中戦争・国共内戦までの30年ほどの間の、文明開化のような変動が旧い価値観を揺るがす時代性を背景に、良質の物語が生まれているようです。

本作の舞台となっているのは化粧品産業の街・昆楊で、清朝の旧制で家に籠っていた女性たちが、働き、装い、闊歩するのを彩る化粧品は新しい時代の象徴ですが、その裏側は古臭く陰謀に満ちているのが皮肉です。様々に蠢く陰謀に翻弄されながらも、ヒロイン顧海棠が強く前を向いて生きる姿、そして彼女を支える朗月軒の物語を見守っていきましょう♪

【海棠が色付く頃に】(ネタバレあり)

第1話

激しい雷雨の中、男と少年は何者かに追われていた。男は「私の娘

顧海棠

に渡せ」と首飾りを託し、少年を逃がす。しかし少年は池に落下し、意識を失う…
男はどうなったのか、少年は誰なのか、謎めいたオープニングですね

それから10年。男の娘・顧海棠は美しく成長し、職探し中ながら、昆楊の街に弟・夏合と母を呼び寄せる。海棠は大事な仕事道具を泥棒に盗まれ、追いかけるうちに昆楊最大の化粧品店・朗里春の店内をめちゃめちゃにし、店主の朗月軒と最悪の出会いをする。朗月軒は仕事道具を取り上げて壊れた商品を弁償させようとするが、海棠に言い負かされてしまう。
昆楊の街並みが、エキストラの隅々まで丁寧に再現されているのがいいですね♪

海棠が化粧品工場の就職試験に遅刻すると、そこの試験官が朗月軒だった。月軒は海棠に任務を3つやり遂げれば弁償を免除し、仕事道具を返すと提案する。任務は翌日の成人礼のパーティに来ることだという。
月軒は着替えないまま試験官をしたのですね。せめて頭の粉くらい落とせばいいのに

成人礼に参加予定の龍家の令嬢・龍莫嫿は、特注したドレスが不満で縫製師に我儘を言って困らせる。娘を溺愛する龍徳水は、莫嫿が月軒を自分の力で振り向かせたいというその成長ぶりに目を細める。
縫製師さんたら、胸がないとかはっきり言っちゃうから…

海棠は郊外の鳴鑼巷に親子で住む家を見つけ、昆楊にいるはずの父を探そうとしていた。記憶障害の母を抱え、夏合には苦労させられないと、海棠はすべて背負いつつも明るく振舞う。
無職なのに、家賃が払えるのか心配になる庭付き物件です。海棠の苦労がしのばれます…

翌日、海棠は成人礼に出向き、月軒の女子応援団の装いを垢抜けさせて実力を示し、裏方の化粧係を買って出る。出席者の諍いに割って入った龍莫嫿の髪が崩れ、急遽海棠がやり直すことに。実は緊張している莫嫿を、海棠はメイクだけではなく心もほぐして送り出す。
海棠がメイクしている時の表情、集中している瞳が、引き込まれるような美しさ!

成人礼には月軒の父で、朗里春の当主・朗斯年と、長年の商売敵である施杭露当主・施済周が顔を合わせ、龍長官を前に火花を散らす。海棠のヘアメイクは莫嫿の美しさを引き出し、龍長官は娘の美しさに満足していたが、その裏で怪しい目配せが交わされていた。
莫嫿のショートボブと、長く垂らしていた髪と、どちらがウィッグなのでしょう

突然成人礼の会場に銃声が轟き、朗斯年と施済周が人質にとられる。海棠が機転を利かせて朗斯年を狙った女刺客の狙撃を妨害し、襲撃犯一味は捕らえられる。朗斯年は施済周の表情から彼の企みを疑う。実はこの襲撃は、邪魔な朗斯年と施済周を一度に始末しようと目論んだ龍長官の計画だった。龍長官は失敗したことで副官を激しく叱責するものの、この事態を逆に利用しようと、商会の招集を考える。
海棠の機転はインディジョーンズみたいな感じで、なかなかカッコイイですよね♪

施済周は、女刺客による朗斯年殺害に失敗した苛立ちを、朗月軒とつるむ出来の悪い息子・施迪文にぶつける。今回は失敗したものの勝負はこれからだと、さらに朗斯年への憎悪をつのらせる。
息子同志は仲がいいのに、父親同士は殺そうとするほど憎みあっているなんて…

第2話

帰宅した朗月軒を、騒動を聞いた母・馮春言が心配して待っていた。月軒は父・朗斯年に襲撃犯に対して感じた違和感を打ち明けるが、朗斯年はすでに襲撃の黒幕が龍徳水で、刺客の女は商会の会長の座を狙う施済周の仕業だと見破っていた。朗斯年は莫嫿の美しさを引き出した化粧師のような人物を採用することで朗里春を発展させたいと考える。そして自分を助けた女性(海棠)を探させることに。
朗斯年は切れ者ですね。月軒もただのチャラ男ではなさそうです

莫嫿は、成人礼の時に自分に見とれていた月軒の視線を思い返し、有頂天に。翌日莫嫿は海棠の家を訪ね、成人礼の化粧に感謝し親友だと言う。夏合は莫嫿の高慢さを嫌うが、海棠は彼女の人柄を好ましく思う。
莫嫿のベッドカバー、センスがすごい!あの色使いはかなりハイレベルですよね♪

商会を招集した龍長官は、治安の引き締めの人材と武器の確保のため、会員たちに寄付を募る。仕方なく朗斯年が3千銀元の提供を申し出ると、張り合った施済周が5千銀元を出して、会長選挙の支持を訴え、二人の対立は避けられないものに。
龍徳水、自分で付け火しておいて、防災対策費用をせびるみたいな酷いやつですね!

月軒は父の恩人である海棠に礼をするため、迪文を連れて街で海棠の姿を探すが見つからない。その頃海棠は莫嫿の身の上話を聞いていた。亡き莫嫿の母は遺言で「他に子供は作らないで」と言い残したため、龍長官は側室を持っても子供は作らないのだという。
龍徳水の溺愛は度が過ぎているなと思いましたが、なかなか歪んだ家庭のようです

遅く帰宅した迪文を、施済周は月軒を引き合いに出して叱りつける。迪文は子供に恵まれなかった施済周夫妻の養子で、実子同様に接してきた施夫人は迪文が傷つくのではと心配するが、施済周は自分の「役立たず」を棚に上げ、子のないことを夫人にあてこする。
迪文は養子なのですね。龍家もだけど、施家も相当歪んでいますね

莫嫿は勇気を出して月軒をピクニックに誘うが、海棠をスカウトするチャンスと見た月軒は「君の化粧師と三人でなら」と承諾する。莫嫿は海棠を誘い、自分の専属化粧師になってと依頼する。夏合の進学資金のことを考えて、海棠は渋々応じることに。
月軒ったら、莫嫿の女心をナチュラルに踏みにじって、酷いやつですね~

莫嫿のピクニックについていくことになった海棠だが、月軒は迪文を連れてきてダブルデートに。しかし月軒が何かと絡んできて、朗里春の工房で働くように命じてくるので、海棠は反発し苛々する。しかし莫嫿から月軒と近づくための協力を頼まれ、断ることができない。
月軒にダシに使われてもニコニコしている迪文って、ほんといい子だと思います…

施杭露の手の者が、朗里春の店先で従業員に声をかけ、二倍の給金を出すと言って引き抜こうとする。通りかかった海棠は、施杭露を追い払う執事の歩き方を見て、10年前に父を迎えに来た客と同じように、脚を引きずっていることに気付く。もしや父の失踪には朗家が関わっているのでは?と海棠は疑い始める…
施杭露もわかりやすくえげつないですが、朗里春も実は過去に悪いことを…?

第3話

夏合は給与がいい施杭露で働きたいと言うが、海棠は夏合を進学させるつもりだった。海棠自身は施杭露ではなく、自分の知りたい秘密がある朗里春で働きたい、と考えていた。
夏合もいい子だし家のために頑張りたいのに、あの立場は結構つらいかもしれない…

月軒は施杭露の引き抜きの話を聞いても強気を崩さず、放っておくことにするが、朗里春の売り上げの低迷を朗斯年からきつく叱られる。ブランドを新しくしたい月軒は、伝説の「鴻雁紅」を復活させたい朗斯年の案に共感できないが、「鴻雁紅」の製造工程は未婚女性しか携われないと知って、月軒は急に乗り気になる。
月軒は自分で経営に向いてないと思っているのですね、意外です

海棠は朗里春の採用試験を受けるが、そこで成人礼の時に出会った陸凡真と再会する。そこに試験官の月軒が海棠を連れ出し、朗里春で働きたいなら1分で実力を見せろと言う。切羽詰まった海棠は、頬紅を空中に撒いて香りを身にまとう方法を見せ、月軒は感心して海棠を採用する。
こういう特別扱いは、後々海棠がいじめられたり妬まれたりしないか心配です

成人礼から海棠を気にしていた一人の女性が、朗里春の採用試験にも応募していたが、実は彼女は施杭露のスパイだった。父が施杭露に損害を出したことで施済周に脅され、朗里春に潜入するように命じられたのだった。
施済周は悪巧みするより、自分の会社でいい品物を作る方向で頑張ればいいのに

恩人である海棠にお礼の品を渡すようにと父に命じられ、月軒は帰宅する海棠についていくが、化粧の評判を聞いた女性たちが押しかけてきたため、勝手に断って追い払う。さらに易蓉蓉という女性が海棠を訪ねてくるが、夏合によると彼女は母を泥棒扱いして怯えさせた人物だった。易蓉蓉は自分の化粧師になれと言ってくるが、海棠はきっぱり断る。
このドラマ、悪い人の見本市か?というくらい、意地悪い人物が沢山出てきますね…

海棠は月軒を追い返そうとするが、母が家に招き入れてしまう。母が父の失踪以来混乱していることを知り、海棠の温かい人柄に触れた月軒だったが、別れ際つい意地悪して「明日遅刻するなよ」と言ってしまう。翌日から朗里春での海棠の仕事が始まる…
お母さんは泥棒騒動といい、この先色々悪気なく引き起こしそうで心配です

月軒は採用された女工たちに35年製造されていない鴻雁紅を復活させようと熱く語る。真剣な月軒を見た海棠は、これまでとは違う一面に引き込まれる。女工たちは鴻雁紅の製造に必要な赤い薔薇の識別法を学ぶため、海棠は視界が全部赤く見えてしまうほど真剣に取り組む。厳しい訓練を経て、ようやく製造工程にこぎつけ、化粧品の製造は神聖なものだと知った海棠は、父もここにきたのだろうかと思う。
スパイが早速月軒にアピールしていましたが、あっさりスルーされていましたね♪

海棠が学校に通わせると約束したため、夏合は聖ヨハネの学校生活を塀の外から眺めていたが、見咎めた少女に痴漢と疑われる。夏合の入学手続きをしに行った海棠は、易教務主任に「素行に問題がある」と断られる。易主任は易蓉蓉の父で、易蓉蓉が海棠に断られた仕返しに吹きこんだ嘘を信じたのだった。
こんなケチがついた学校はやめて、別の学校に行かせた方がいいのでは…

月軒は外国人商人・華吉利に化粧品を納品する際、品物が粗悪品にすり替えられていることに気付く。成人礼以来不穏な動きが多いことから、誰の仕業か疑うが、朗斯年は作り直して出荷することだけを考えるようたしなめる。
こういう状況でも全く疑われない迪文は、月軒からの絶対的な信用があるのですね

1~3話の感想

「海棠が色付く頃に」始まりました~♪ イケメン御曹司に前向きなヒロイン、最悪の出会いから始まる恋、強すぎる恋敵に、商売敵同士の因縁と、序盤からバッチリ揃えてきています。華のある主人公二人が存在感を発揮し、脇の俳優陣も時代劇でよく見かける実力派で固められて、かなり期待が持てそうですね。

中華民国時代のファッションやインテリアが実に華やかに再現されていて、親世代の清朝残滓の服装も、若い世代の西欧文化に影響を受けた洋装も、両方ハイセンスで目を楽しませてくれます。大体何年くらいの設定なのかわかりませんが、デビュタントボールをいち早く取り入れるなど、西欧文化吸収がかなり先進的だったと感じさせられます。留学経験のある月軒や、裕福な莫嫿の服装は当時の最先端を伺えますが、海棠が貧しいながらもポシェットなどワンポイントで工夫しているお洒落もなかなか要チェックです!

しかし、悪役の布陣が厚すぎませんか?施済周に、龍徳水、易蓉蓉、あと同僚のスパイ女子もいますね。莫嫿も恋の進行具合によっては敵に回りそうだし、月軒の母もこの先恋路の邪魔しかしない予感がします。周囲一円全部敵!という感じです。実は最強のラスボスは、肝心要の時に後ろから撃ってくる海棠の母、でないといいのですが…

そして、おそらく海棠をめぐる恋愛関係の一端を担う存在だと推測される、イン・ハオミンが今回まだ顔を見せていません。出だしの段階でかなりドロドロしているのに、これから本命が出てきたらどうなってしまうのでしょう。海棠の父の安否や、化粧品業界の確執、親世代が憎み合う裏事情など、気になることは山盛りです。これから繰り広げられる謀略で、苦悩する海棠の美しい涙に、毎回魅せられてしまうことになりそうですね♪




クルミット

ご訪問くださりありがとうございます!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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