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第38話は、ついに柔嘉公主(ジュウカこうしゅ)の手によって劉衍(リュウ・エン)が毒殺されるという衝撃の回でした。慕灼華(ボク・シャクカ)が必死に救おうとするも間に合わず、絶望の涙を流す姿は胸に迫ります。
それでは第38話を一緒に見ていきましょう!
灼灼風流 第38話のあらすじ
天牢に囚われた劉衍のもとを柔嘉公主が訪れ、毒酒を差し出します。劉衍は冷静に彼女に問いかけ、拒馬河の戦で薛笑棠に情報を漏らしたのが彼女自身であることを聞き出しました。柔嘉は「自分が欲するのは復讐ではなく権力」と言い切り、劉衍を追い詰めます。
かつての“神女”と称えられた柔嘉の変貌ぶりに背筋が寒くなりました。
一方、慕灼華は皇姑祖のもとを訪れ「誅邪剣を貸してほしい」と懇願。拐杖に隠されていた剣を手に入れ、大理寺へ駆けつけますが、到着した時には劉衍はすでに白布に覆われ、雨の中で横たわっていました。
慕灼華は彼の亡骸を抱きしめ、慟哭します。傍らの柔嘉は「剣があっても劉衍は戻らない、勝者は私」と嘲笑しました。その姿を沈驚鴻(シン・ケイコウ)が目撃し、絶望の眼差しで彼女を見つめ立ち去ります。
柔嘉の勝ち誇った姿と、灼華の泣き崩れる姿の対比があまりにも残酷でした。
劉琛(リュウ・シン)は「罪臣に葬儀は不要」として劉衍を粗末に埋葬。噂を聞いた孫纭纭は正気を失い、赤い嫁衣で街をさまよい狂乱しました。
慕灼華は深い悲しみの中で劉衍の宅邸を訪れ、彼の遺した玉佩を見つけます。それを手掛かりに林へ向かうと、そこには幻のように劉衍が現れました。彼女は「あなたがいなくても生きていけると思ったのは間違いだった」と告白。しかしそれは夢であり、目覚めた慕灼華は涙に濡れながら「必ず劉衍の冤罪を晴らす」と誓います。
夢の中で再会する場面は切なくも美しく、二人の絆の深さを感じました。
執剣は柔嘉に連なる世家の名簿を慕灼華に渡し、彼女は「これは劉衍を陥れるための布石だった」と悟ります。柔嘉は「天下はすでに自分のもの」とほくそ笑み、皇位への野望を露わにしました。
灼灼風流 第38話の感想まとめ
第38話は、劉衍の死と慕灼華の慟哭が描かれた最も衝撃的な回でした。
柔嘉公主の権力への執念が頂点に達し、ついに一線を越えてしまった姿は恐ろしくも悲しいものでした。
劉衍の最期を抱きしめる慕灼華の絶望の叫びは、視聴者の胸にも深く突き刺さりました。
しかし慕灼華は悲しみに沈むだけではなく、「必ず真実を明らかにする」という強い意志を抱きました。ここから彼女がどのように反撃していくのかが大きな見どころになりそうです。
次回、劉衍の死を巡り、慕灼華と柔嘉の対決が本格化するのか。沈驚鴻の立場も揺れ動き、物語は最終局面へと進んでいきます!
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