風起隴西 第15話あらすじと感想|烛龍ついに捕縛!陳恭と荀詡を襲う喪失と疑念

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第15話は、長らく蜀を苦しめてきた烛龍の正体・高堂秉がついに捕らえられるという大きな節目の回でした。しかし喜びの裏には、翟悦の死という深い喪失と、仲間内に潜むさらなる陰謀の影が差し込みます。友情と疑念が交錯し、物語はいよいよ核心へと迫っていきました。

それでは第15話を一緒に見ていきましょう!

風起隴西 第15話のあらすじ

高堂秉は「軍糧巡視」を口実に定軍山へ向かい、弩機の図紙を受け取ろうとします。だがそこに待ち伏せていたのは陳恭。木の上から飛び降りた彼は死闘の末に高堂秉を捕らえ、烛龍ついに生け捕りとなりました。

一方その頃、荀詡は冯膺の署名入り通行証を携えて総成部に潜入したことで疑われ、拷問を受けていました。奄死状態の荀詡は、辛うじて陳恭に救い出され司聞曹へ戻されます。

陰辑は高堂秉の部屋から白帝密語の複製を発見。事件は「白帝=陳恭と荀詡が仕組んだ罠で烛龍を捕らえた」として一応の決着を見ました。しかし荀詡は重傷で長らく床に伏し、華佗の末裔の治療で命を繋ぐのがやっと。

陳恭は功績を立てたものの、翟悦の死を抱え、心から喜ぶことはできません。彼は荀詡にその死を告げ、荀詡は「自分と会ったからこそ妹が露見した」と自責の涙を流します。陳恭は「君のせいじゃない」と慰めながらも、深い悲しみを胸に抱き続けました。

諸葛亮は烛龍一件の報告を受けつつ、なお背後に黒幕がいると感じています。荀詡も同じ疑念を抱き、黄预の文書に記された字跡が冯膺の机上で見た筆跡と同じだと指摘。冯膺こそが裏で曹魏と通じ、司聞曹を利用して出世を狙ったのではないかと疑いを募らせます。

しかし陳恭は証拠なき告発を制止し、「これ以上は口外するな」と厳しく言い含めるのでした。

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風起隴西 第15話の感想まとめ

ついに烛龍を捕らえる場面は、これまでの緊張感が一気に爆発する圧巻の瞬間でした。
高堂秉が長らく仲間の顔をしながら蜀を翻弄してきただけに、捕縛のシーンには胸のすく思いがありました。

ただ、その達成感以上に心に残ったのは翟悦の死の余韻です。陳恭も荀詡も彼女を守れなかった後悔に苛まれ、勝利の喜びは悲しみにかき消されてしまいました。大義のために払った犠牲の大きさを、改めて突きつけられた気がします。

荀詡の疑念も見逃せません。彼が冯膺の関与を匂わせたことで、これまで「味方」として信じてきた人物への信頼が揺らぎ始めました。もしこれが真実なら、烛龍捕縛はまだ序章に過ぎず、蜀内部にさらに大きな黒幕が潜んでいることになります。

そして陳恭の誓い。妻の墓前で小指を切り落とし「必ず黄预を討つ」と誓う姿には、ただの諜報戦を越えた個人の怒りと哀しみが溢れていました。冷静沈着な彼が感情を露わにする瞬間は、胸を打たれると同時に、次なる復讐の炎を予感させます。

第15話は、烛龍捕縛という大きな節目でありながら、さらなる陰謀を予感させるターニングポイントでもありました。友情・愛情・疑念が絡み合い、物語はクライマックスへ加速していきます。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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