麗王別姫-れいおうべっき-あらすじ-13話-14話-15話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-麗王別姫-あらすじ-13話-14話-15話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

麗王別姫

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
李俶と珍珠の不安定な結婚生活ですが、今回ご紹介する13~15話でひとつの山場を迎えようとしています。ずっとバレバレだけどはっきりしていなかった「太湖の君」問題にようやく決着が!
早いと言えば早い、遅いと言えば遅いのですが、まだ半分もいってないのにケリをつけていいんでしょうか。きっと「幼い頃出会った、初恋の人と再会して結ばれる運命」だけの、単なる王道では済まさないということなのでしょう。

そろそろ安史の乱に向けての政争の時限爆弾も、かなり限界に達してることもあり、たまりにたまったマグマが色んなところで吹き出しそうになっています。
どうなっていくのでしょうか、楽しみですね!

【麗王別姫】(ネタバレあり)

13話「悲しい誤解」

可汗が刺客に襲撃された怪我を養生してもらうため、李俶は離れに案内。あらためて李俶と珍珠の婚姻を喜び、人の縁とは不思議だと笑いあう。
李俶は珍珠を韋氏が修行している寺に連れていく。まだ都に連れ戻せないことに忸怩たる思いだったが、韋氏は二人に「ご夫妻は得難い縁で結ばれるも、前途多難です」と先行きの不安さを予感させる言葉をかけるのだった…
韋氏が急に悟りを開いてる感じですけど、出家って超能力開発じゃないから~

可汗が東則布を護送するという情報は、李俶が配下にしている店「何其斉」から漏れていたという。店の主人が楊国忠の配下と密会していたと聞き、李俶は逆に嘘の情報を流して混乱させようとたくらむ。
李俶は笛の件で珍珠が店を調べているとも知らず、傘下に置く店を整理しようと考える。
珍珠が笛を「刺客の持ち物」と思い込んでる件がじわじわ心配ですね

入手した残渣から、珍珠が毎日飲んでいる薬は「体を弱らせる薬」だとわかり、崔彩屏は李俶に「珍珠は何か企んでいる、珍珠の作ったものは口にしないで」と訴える。李俶は信じないが、なぜそんなものを使っているのか不安になり、珍珠たちの話を立ち聞きする。
そこで珍珠が「房事を避けるために薬を飲んでいた」ことを知ってしまい、李俶は裏切られていたと激怒、西の廃園に珍珠たちを軟禁させる。
鍵がかけられ、紅蕊は武芸の心得があるからと足枷をはめられ、大声で呼んでも誰も来ない…
李俶、立ち聞きからの「話は全部聞かせてもらった」的な演出、多い気が…

李俶から珍珠に代わって家務を任され、広平王府の女主人になったつもりの崔彩屏は、使用人たちにひどく威張り散らしていた。
何霊依はわざと崔彩屏を怒らせるようなことをして罰を受けていたが、李俶と珍珠を引き裂きたかった何霊依はひそかにほくそ笑むのだった。
崔彩屏のこういう女王様気質は、韓国夫人や楊貴妃の影響なんでしょうかね?
何霊依の黒幕感もだんだん怖くなってきたですね~

安禄山は群牧使の任を得たことで、報告なしの軍馬調達をたくらむなどますます増長していた。そして楊国忠にやられるから崩御を待っていられない、とはっきり謀反を口にするようになっていた。
そこに安禄山の側室段氏が面白い芸人を見つけて連れ帰ったという。安禄山も大いに気に入り、屋敷に留まらせろと命じるが、それは李俶の放った間者だった…
この芸人、あまりに面白くなくて、最初から間者にしか見えないです…

崔彩屏の間者だった侍女・瑶児は、使命は果たしたので実家に帰りたいと申し出るが、この機に珍珠の息の根を止めてしまいたい崔彩屏は、汚れ仕事のできる瑶児を手放さず、さらに珍珠に食事を運ぶ仕事をさせる。
珍珠たちは瑶児が間者とは知らず、今までの恩を頼みに林致への文を預けるが、その文すら崔彩屏のもとに。そして瑶児は、素瓷と紅蕊が一番滋養のある汁物を珍珠に与えるだろうとそこに毒を仕込むのだった。
瑶児… それ絶対ご褒美もらえないと思います…

李俶は、東則布の恋人らしい阿奇娜という女性の存在について情報をつかむ。そこから東則布捕縛につなげようと、可汗に調査を依頼する。
可汗は「あの時珍珠にひかれた気持ちをどうか忘れないでほしい」と誤解を解くように諌めるが、李俶は珍珠がかつての想い人を忘れられないと思い込んだまま…
珍珠と李俶は思い込み強い同士お似合いなのに、思い込みが同じ方を向いてない…

珍珠はとうとう瑶児が盛り続けた薬のせいで倒れてしまう。素瓷や紅蕊が助けを呼ぼうとしても誰も来てくれない。崔彩屏は使用人たちに珍珠の様子を李俶の耳に入れないように命じ、瑶児は実家に戻って逃げようとするが、母ともども殺されてしまう。
珍珠が死を覚悟したとき、李俶と崔彩屏が凧揚げをしている声が聞こえてくる。そこで助けを求めるために、珍珠は土笛を吹いて李俶たちを呼び寄せる。
ほら~瑶児… 崔彩屏ってほんと黒い…生まれながらに後宮の黒さに染まってる~

スポンサーリンク

14話「初恋の君の正体」

珍珠は李俶と崔彩屏の前で土笛を吹くが、とうとう倒れて血を吐いてしまう。李俶は素瓷たちの説明で珍珠が異常な軟禁状態に置かれており、紅蕊が足枷されていたのを見てようやく事態を把握。問いただされた何霊依は、崔彩屏に責任転嫁する。
診察に呼ばれた林致に、「珍珠は未練を絶ち殿下に心を開いたので、薬をやめると決意していた」と説明され、李俶は珍珠の想いにやっと気づくことができた。
林致に説明される前に、珍珠の言葉を聞いて信じてやればいいのに~!ねぇ!

林致の指示で李白の館にある温泉で療養することになるが、珍珠を傷つけたことで李白に叱責され、李倓にも「私と林致を見習え」と言われ、李俶は打ちのめされる。
珍珠は風香草の毒に侵されており、湯あみや食事を担当していた瑶児が怪しいとわかるが、すでに口封じされていた。李俶は、この一件の黒幕は楊国忠で、余計なことをするなという自分への警告だろうと考える。
ほんと、李倓夫婦の睦まじさだけが癒しですよね~。見習ってほしいですわ~

李俶は珍珠に付き添って、毒消しのための温泉に入る。
その時珍珠は李俶の腕にある歯形の跡に気付く。理由を聞くと、「昔、江南一帯を遊歴していて溺れた少女を助け、その少女が治療の痛みに耐えかねて噛んだ」と。それでようやく珍珠は「太湖の君」が李俶だったと気づく…
珍珠~!速攻で説明しろ~~!今説明しないでいつするの~~!

李婼は自分を尾行させたことを怒って、鄭巽にくってかかるが、逆襲されて多勢に無勢で暴行されそうに。偶然通りかかった慶緒が鄭巽たちを切り殺し、李婼を助けてそのまま行こうとするが、李婼から「あの男は楊国忠の甥、私の兄の広平王に助けてもらおう」と言われて驚く…
李婼ちゃん惚れっぽいのでしょうか。よりによって慶緒って、なんでそうなる?

李白は、細やかに珍珠の世話をする李俶を見て許し、二人で詩作を楽しむ。李俶は朝廷に戻らないのかと問うが、李白は朝廷に失望しているのだという。
回復した珍珠は李俶に「太湖の君」の話をしようとするが、そこに李婼が慶緒を連れて現れたため、また二人は気まずくなってしまう。
李婼のタイミングの悪さときたら~!

鄭巽が殺されたことで李婼の縁談はなくなったが、李婼が恩人の慶緒に憧れて、李俶に守ってほしいと頼んできたので、楊国忠に李婼と慶緒が疑われないように事態を処理しなければいけなくなった。
やっと李俶との関係が改善できそうな珍珠は、慶緒の想いを突き放すが、土笛が慶緒との思い出の品だと知った李俶が態度を硬化させる…
あの時土笛使ったのが、ここにきてこじれるとか、なかなかうまくいきませんね~

風生衣によると、鄭巽は陳希烈(左相)の子・陳宗貴と遊び歩いていたが、陳宗貴は酔いつぶれて妓女を殺し、いまだ前後不覚だという。そこで陳宗貴に鄭巽殺しの罪を着せて通報したことで、楊国忠は今まで近かった陳希烈を苛烈に告発、相討ちになったところで陳希烈に手を差し伸べて楊国忠の悪行を聞き出す作戦に。玄宗は楊国忠の告発をうのみにして陳希烈を左相から解任する…
楊国忠の告発のねちっこさときたら!今まで仲間だった人にここまでやるか?

15話「誕生日の贈り物」

崔彩屏は、侍女から顔色が悪いと指摘され、月のものの周期の乱れを心配されて逆上、侍女の頬を打たせて罰する。その侍女を見とがめた何霊依は、崔彩屏が身ごもるために体調不良を隠していることを聞き出す。
さりげなく何霊依が裏から手を回してるようですが、これは何をしてるのやら…

珍珠が広平王府に戻ると、王府は明日の李俶の誕生日の祝いの準備に沸いていた。
太湖の君が李俶だと分かったことで、これを機会に自分の気持ちを伝えたい珍珠は、李俶に手縫いの靴を贈ることにする。呉興の風習では靴は「夫唱婦随」の象徴で、靴を贈るのは添い遂げたいという意味なのだ。珍珠は徹夜して靴を仕上げるが、崔彩屏の高価そうな贈り物と並べられてしまう。
靴まで手作りできるなんて、唐のお嬢様はスキル高いですね!

珍珠の安全を守るために、表向き珍珠を冷遇している李俶だったが、崔彩屏に対しても優しくできない。しかし何霊依は、「楊国忠側につくと見せかけるため」と、懐妊の心配もないからと崔彩屏に会うことを勧める。
渋々崔彩屏を呼ぶが、崔彩屏は珍珠の靴を捨てようとしたり、沈易直の悪口を言ったりと、珍珠の印象を悪くしようと必死なので、李俶は気分を害して追い返してしまう。
崔彩屏の愛情表現は他人の悪口、っていうのがどうなんですかね。それと何霊依の「懐妊の心配がないから呼べ」っていうのは、これは…

李俶は皇太子に、安禄山を牽制するための軍の再編計画を語る。朝廷内部にも、楊国忠の仲間に見せかけた李俶の手のものも配し、安禄山打倒に着々と手を打ちつつあった。
一方、安禄山に送り込んだ間者は、「安禄山が二都の兵力を調査中」と知らせてきた。しかし慶緒につけた尾行は見破られ、軍の再編についても、安禄山は裏で李俶が動いているのではと気付いていた…
李俶が策を弄しても、楊国忠や安禄山の老獪さが勝りますね~

李俶は風生衣から「李泌の居場所」についての情報を得る。李泌は楊国忠に疎まれて隠遁している優秀な人材で、楊国忠の悪事の秘密を知っている人物だった。両親との避暑旅行を口実にしてひそかに山の中の李泌に会いに行こうとするが、暑さにうんざりしていた崔彩屏が「避暑」と聞きつけて一緒に行こうとする。
珍珠が両親の供養があるので行けないと言うと、表向き冷遇しなければいけない李俶から「連れて行くつもりはない」と言われてしまう。
李俶は、崔彩屏を毎回珍珠へのあてつけに使うところが好感度下がりますよね

李泌は山中のあばら家に住んでいたが、すでに来訪を察知して身を隠していた。
家の中には楊国忠を弾劾したい人々の名簿が残されており、李俶がそれを持ち帰るのを楊国忠の手のものが見て報告する。
その名簿、信じていいの?李泌は生きてるの?偽の名簿じゃないんですか~?

慶緒の尾行がすぐにまかれてしまうので、李俶が自らつけてみたところ、慶緒は供養中の珍珠に会いに行っていた。珍珠が李俶にないがしろにされていることに憤るが、珍珠は「李俶をずっと前から愛していた、心には李俶しかいない」と慶緒を突き放す。
そしてそれを密かに李俶は聞いていたのだった…
立ち聞きマスター李俶、時々大事なこと聞いてないんですけど、今回は聞いてた!
そして慶緒もそろそろ諦めよう、ここまで言われたら無理ですよ…

落ち込む珍珠の前に、李俶がサンザシ飴を持って現れる。李俶にいざなわれて二人で市を見て回るが、街の舞踏団に扮した刺客が二人を襲う。逃げる二人は追いつめられて崖下に転落してしまう。
二人は山中の空き家に逃げ込み、庶民の服に着替えて一夜を過ごすことに…
出た~崖!中国時代劇の重要アイテム、崖が出ましたよ!崖から落ちて行方不明になった男女は結ばれるフラグです!

スポンサーリンク

13~15話の感想

15話の終わりの所で「崖は中国時代劇の重要アイテム」と書きましたが、中国時代劇ではほんとによく「崖落ち」が出てきます。大体が敵に追い詰められて絶体絶命からの落下、というパターンです。
これが非常に様式化されていて、ひとつには「落ちて死んだと思われた人も、死体で臨終を確認されてない場合は生きている」というのがやたら多いんですよね。
それと「男女で一緒に落下して、洞窟や民家で一夜を明かした男女は結ばれる」という様式もあります。これは「吊り橋効果」ってことなんでしょうかね。
とりあえず一緒に落ちたということは、珍珠と李俶の想いは通じあうということになりそうでよかったよかった(それでいいのか)。

それにしても、太湖の君だってわかったのなら、もうさっさと言っちゃえよ!ああじれったい!まさかそのまま言わないで放置されるとは思ってもみませんでした。
珍珠は李俶に言わなければいけないことがたくさんあるのに、隠し事してないふりして相当隠してますよね!それが結局二人の間のしこりとなるのではないかと今後が心配です。

逆に、李婼や崔彩屏は思ったことぶっちゃけすぎです。唐のお嬢様カーストの頂点に存在する二人ですが、あれがトップオブお嬢様だとしたら山出し(崔彩屏この言い回し好きですよね)でいいかな~。
ライバルを貶めたところで自分が愛されるわけじゃないのに、「ライバルを落として生き残るのが愛」という後宮方式を教わってきたのが崔彩屏なのでしょうね~。
さぁて、今後のこのラブウォーズの行方やいかに?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメント一覧 (1件)

  • もうはまりました。いつも頭から離れない珍じゅ。と李淑 私の人生に合間うところに涙しております。
    ありがとうm(_ _)m

コメントする