麗王別姫-れいおうべっき-あらすじ-46話-47話-48話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-麗王別姫-あらすじ-46話-47話-48話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

麗王別姫

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クルミットです♪
前回、唐は皇太子が即位しましたので、今回からは皇太子・李亨のことは「粛宗」、張氏は「張皇后」と表記していきます~♪ 自称・燕の皇帝になった安禄山は安禄山のままですが、側室の段氏が皇后になったので「段皇后」に。とはいっても、段皇后がこの先どのくらい出てくるかわかりませんけど。
本来「玄宗」「粛宗」は死後贈られた「廟号」なのですが、李隆基より「玄宗」の方がわかりやすい、という感じの方向で統一しています~。

李婼は皇太子から皇帝の娘になったので、郡主から公主になったと思うんですが、そのまま郡主と呼ばれてるような…。本来ならそういうのは代替わりと共にビシッと切り替わるのかもしれませんが、ドタバタの即位でグダグダのままきてしまっているような粛宗の即位です。ザ・保身マン粛宗が窮地の国をうまく仕切れるわけもなく。
燕の方も、安禄山の暴力的な性格が、出来たての国を軋ませています。独裁者の下で抑圧されている配下たちが、早くも限界に達しているようです。国、乱れっぱなし!

珍珠と李俶はそろそろ再会できるのか、46~48話をご覧いただきますが、今回も怒涛のてんこ盛りですよ~♪

【麗王別姫】(ネタバレあり)

46話「玄宗の決意」

粛宗は何度も玄宗の元へ人を派遣していたが、国璽については知らぬ存ぜぬだという。
あらためて国璽を引き渡すように言うべき、という李俶の上奏に対して粛宗は色をなし、「退位を迫るなど、後世に自分の悪評が残る」と怒る。そこで李俶は自分が蜀郡へ行って国璽を授かってこようと申し出て、任されることに。兄弟の仲をあえて裂くような張皇后の態度に李俶と李倓は不信感を抱き、父も即位後まるで別人のように変わった、と嘆く。
張皇后がひっそり話を聞いてて顔芸してる様子が笑えますが、本来皇后ってあんなに政に口出ししちゃいかんのでは?誰かガツンと言ったれよ、って思います~

慶緒から逃げきって、靖瑶は珍珠を独孤家の兵に朔方まで送らせるという。
珍珠は「軍を率い唐に投降したら?」と勧めるが、靖瑶は「独孤家は一度唐に反旗を翻しているから」と断る。それに安慶緒を討たなければと靖瑶の決意は固い。靖瑶は珍珠に「私たちはもう会わない方がいい、次に会うときは敵同士かも」と言って別れる…。
ところが途中で珍珠が一人離れた隙に、独孤兵が流賊に襲われて全滅、一人残された珍珠は、弱った体を引きずりながらあてもなくさまようことに…
独孤兵、あっけなさすぎ!靖瑶と珍珠は次会う時はどうなっているのでしょうか…

李婼が敵の誘導に乗ってしまい、女子部隊を伴って出陣して罠にかかる。李倓が慌てて呼び戻しに走るがすでに遅く、李婼は生け捕られ、他の女子兵士たちは全滅してしまう。素瓷は矢で射られ、道をそれて落下して行方不明に…
李倓は李婼を救出しに行こうとするが、部下たちに止められ、そこを大軍に襲われて撤退を余儀なくされる。
李俶も李倓も、李婼たちを馬鹿にしてちゃんとした説明してなかったんでしょうね…。素瓷の無事が心配です、これまたしばらく戻ってこないパターンですか?

長安の近郊の道端に倒れこんでいた珍珠を、回紇で珍珠の世話をしていた侍女の哲米依が偶然発見する。哲米依は可汗と、敦煌王・李承寀と共に馬車で通りかかったのだった。唐の皇族の李承寀は、珍珠の正体を知っており、李俶とも交流がある人物だった。
やがて意識を回復した珍珠は、李承寀のことは李俶から優秀な人物だと聞いて知ってはいたが、彼が哲米依の夫だと聞いて驚く。哲米依は李承寀と身分を釣り合わせるため、可汗が配慮して義理の妹にしていた。珍珠は可汗の政治的配慮の陰の情の厚さに感心する。
可汗が珍珠に漂わせる微妙な空気は、ちょっと誤解しそうになります。可汗こそは幸せになってほしい人ですよね。しかし李承寀は優秀な設定の割にチャラそうなんですが…

李俶は蜀郡の玄宗を訪れるが、体調不良を理由に避けられてしまう。そこで玄宗の警護をしていた陳玄礼と相談し、策を講じることにする。
陳玄礼は、粛宗にも反抗的な態度をとっていた永王が反乱を起こし、国璽を奪おうと攻めてきた、と玄宗に報告する。李俶は国璽の件はいったん置いて反乱を鎮圧するために出兵していく。きびきびと対応する李俶に対して、玄宗は自分の老いを思い知る。
李俶は陳玄礼と共に永王の軍を撃破するが、そこでようやく覚悟を決めたらしい玄宗に呼び出される…
これ、永王の反乱はどこまでが李俶の策なのか微妙なところですが、李俶はやるとなったら結構えげつない策をとりますよね~

玄宗は、李俶の幼い頃の思い出を語り、最近栄華を極めた唐の夢を見ると懐かしむ。しかしそれはすべて消え去ってしまった、何を間違ったのかと嘆く。李俶は「第二の永王が現れないためにも、皆で心を一つに」と国璽の引き渡しを説得するが、実は玄宗はすでに国璽を李俶に渡すために準備をしていたのだった。
珍珠の捜索に一生懸命になっている李俶に対して、玄宗は情が深すぎることを心配し、「朕と同じ過ちを繰り返すな」と警告する。李俶はそれに対して「愛は過ちではなく、珍珠も第二の楊貴妃にはなりません」と答える…
ここの場面、玄宗は何度ハリセンで李俶から「お前が言うな!」って突っ込まれてもおかしくなかったですよね…特に「皇族の男たるもの一人の女に固執するな」のあたり…

可汗は賊軍の軍営を探りに行って、薛嵩という将軍を捕まえて戻ってくる。長安の兵の配置図を薛嵩に描かせると、嘘の情報を描いて、長安に詳しい珍珠に見破られる。
描きなおさせた情報以外に別の情報を教えたら解放する、と脅したところ、薛嵩は「李婼が捕虜になっており、今日祭壇で生贄にされる」と明かす…
薛嵩は45話で靖瑶の婚儀で独孤家に介添え人として来ていましたが、独孤家殲滅の一員だったのかな。薛嵩は実在の人物で、安史の乱後に燕から唐に寝返っています。

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47話「二人の夫」

可汗が、李婼の処刑は本当だと確認してくる。それを聞いて珍珠は倒れそうになる…
一方、李俶が持ち帰った国璽と冊書で、粛宗はようやく正式に即位、玄宗は太上皇に。
しかし李俶は、厳明が珍珠を見失って行方不明だということ、また李婼も安禄山に捕えられていることをようやく聞かされる。李婼の続報を知らない李俶と李倓は、身元が割れていないのではということに望みをつなぐ。
身元、割れてないわけないじゃないですか、李婼なら捕まった瞬間から「何をするの!私は唐の公主よ!」って言って暴れてると思う…

李俶と李倓は、長安へ行って賊軍の動向を探らせてくれ、と粛宗に申し出る。しかし珍珠を探すのが目的であろう、と許されない。粛宗は「珍珠が死んでいる方が我々にとっては有利、将兵が死を知って勇猛に戦うから」と言って李俶を愕然とさせる。さらに、珍珠が生きて帰ってきたら噂の的になり、皇族の面目は丸つぶれになると。
しかも粛宗は李婼も見捨てるつもりなので、李俶は飛び出して救いに行こうとするが、取り押さえられて牢に入れられてしまう…
それを聞いた張皇后は、李俶の皇太子選びの可能性が低まったと喜ぶのだった。
まさか李婼まで見捨てるとは思いませんでした…粛宗こいつ…

珍珠は李婼を助けに行きたいと言うが、可汗がそれを止める。可汗は新皇帝に誠意を示す絶好の機会だし、李俶の最愛の妹を見捨てられないから、自分が行くという。
可汗は薛嵩に先導させて救出に行くことにするが、薛嵩は唐への帰順後に皇帝へとりなしてもらうのが目的で協力を約束するのだった。
可汗はいざという時頼りになりますね!それに比べて薛嵩はゲスい…

祭壇に縛られた李婼のもとに、慶緒が処刑にやってきた。謀反をやめさせよう、処刑をやめさせようとあれこれ説得の言葉を並べる李婼だったが、慶緒の心には届かない。まさに処刑しようとした時に、薛嵩が、安禄山から緊急の呼び出しだと呼びに来る。
慶緒は処刑を中断して宮中に向かい、その隙に可汗が李婼を救出。そして慶緒は呼び出しが嘘だと知って、李婼の救出と薛嵩の裏切りに気付く。
慶緒が李婼に「あなたは純粋なのか、バカなのか」と言ったところ、共感してウンウンとうなずいた人多いのではないでしょうか~

珍珠と李婼は再会を果たし、可汗の馬車で逃亡を図るも、慶緒が大軍で追いつき取り囲む。可汗が矢で射られるのを見て、珍珠は馬車から飛び出してわざとふらつき、支えようとした慶緒に小刀を突き付け、皆を逃がすように要求する。
珍珠の捨て身の策に、慶緒も可汗も折れて、仕方なく可汗は馬車を出発させ、それを見送った珍珠は気を失うのだった…
「皆を大事にするくせに、なぜ私だけに冷たい?」ってそりゃぁ…珍珠を大事にしてるように見せてるけど、実は珍珠の気持ちを全部無視して我を通してるからですよ、ねぇ~

李婼は無事に朔方に到着し、李倓と共に牢の李俶のもとに面会に行く。事情を聞いた李俶はいてもたってもいられないが、すでに安慶緒は安禄山について洛陽に戻り、長安を離れたという。さらに珍珠との距離が離れて焦りが募る李俶に、李倓は身代わりを申し出る…
それぞれの人物に合った衣装の色なんですね、李倓が着ると微妙に似合わない~

可汗と合流した李俶は、洛陽に軟禁されている唐の楽師になりすまして潜入しようという計画を立てる。楽師の中に雷海青という忠臣がいるので協力を頼むことに。
ところが雷海青は安禄山に従うのを苦にして自殺を図ろうとしていた。李俶はそれを押しとどめ、雷海青に珍珠救出のための協力を依頼し、洛陽の宮中に潜入する…
李倓が李俶の服を着て似合わない以上に、この李俶、可汗、風生衣の三人の楽師姿の似合わないこと似合わないこと…可汗は特にゴツいので、いるだけで違和感~

監禁されている珍珠は、世話をしている侍女まで情報を漏らさないように口をきけなくされており、慶緒のほかには誰も珍珠の居所を知らない状態で管理されていた。
珍珠は「私の心は決して変わらない」と陶器のかけらで自害をほのめかすが、慶緒は一緒に死ぬことも辞さない…
「どんなに大勢の女子がいても、沈珍珠はただ一人だ」って、殺し文句ですよね~!でもそれが珍珠を苦しめる拘束具に…相手より自分の気持ち優先だからダメなんですね~

48話「粗暴な皇帝」

洛陽の宮中の宴席に、李俶たちは楽師として潜入していた。そうとは知らない安禄山は放言し放題で、史思明と張皇后とのかつての浮名を暴露し、李俶の顔色が変わる。
安禄山は暴言と暴力で場を支配し、周囲は委縮していた。慶緒が遅れて到着するが、安禄山には知られていないはずの珍珠の居場所が掖庭だと看破され、動揺した李俶が楽器の弦をあやまってはじいてしまう。それで安禄山が激怒したため、李俶たちを守るために雷海青が立ち上がって身代わりに…
ようやく張皇后と史思明の関係の一端が李俶の耳に入りましたが、「かつての浮名」だと思った李俶はこのことうまく活用しなさそう~

雷海青を死なせたことを悔いる李俶は、珍珠を救うと同時に安禄山を殺さなければいけないと決意する。そこで洛陽の皇宮にある秘密の通路を使って、安禄山の寝宮に侵入する計画を立てる。それには内部の協力者が不可欠だが、日々虐げられた上に弟を殺されて安禄山を恨んでいた李猪児を利用することに。
珍珠は掖庭に閉じ込められていたが、守りが厳重だったので、李俶は自分たちの存在を知らせるために、菓子の中に楽府の一節を書いた紙をしのばせる。それで自分たちが楽師となって潜入していると知らせるのだという…
李猪児へのパワハラは、見てるだけでこっちまで病みそうになりますね…

珍珠は侍女に琴を持ってくるよう頼むが、慶緒がやる気を出した様子に喜んで、立派な琴を用意させる。珍珠はそんな慶緒の様子を全部拒否してみせる。
慶緒が隠れて聞いているのを知っていて、珍珠は侍女に向かって「この曲は宮女選びの時に楽師が弾いていたもので、また聞くことができたら幼い頃に抱いた夢を思い出せるかも」と言い聞かせる。
それを聞いていた慶緒はその曲を楽師に練習させる。二日後は珍珠の誕生日なので、その日に楽師として珍珠に会えることに。可汗は李俶の策に珍珠が見事に呼応したことで「二人は本当に心が通じ合っている」と感心するのだった。
楽府の一節を差し入れされただけで、そこまで察しないといけないなんて、ハードル高い!自分なら、まず違うお菓子を手に取ってアウトになりそうです~

二日後、慶緒は珍珠に誕生日の祝いを持ってくる。それは羅漢豆で、10歳の誕生日の時の珍珠と慶緒の思い出の品だった。珍珠が豆を口に運ぼうとした時、中庭に控えていた宮廷楽師が演奏を始めた。珍珠はそこに李俶がいることに気付いて涙ぐむが、慶緒は勘違いして抱きしめる。しかし珍珠に強く拒絶され、とうとう慶緒は珍珠を押し倒そうとする。
李俶たちが緊迫して踏み込もうかためらうところに、李猪児が「陛下がお呼びです」と声をかけ、珍珠は済んでのところで救われる。一人震える珍珠を李俶が固く抱きしめ、ようやく会えた二人は、二度と離れないと涙する…
出た、慶緒のあすなろ抱き!「俺じゃダメか」ですね、もちろんダメです~♪

史思明は安禄山の毒気にあてられうなされる日々を送っていた。
前から太源への出陣を打診されており、史家の郡力を削がれるために断るつもりだったが、安禄山の暴虐ぶりに、都に長居すれば独孤成と同じ末路だと、受諾することに。
史思明は慶緒を動かす「贈り物」をしており、これから天下の情勢は変わる、と…
史思明ですらうなされる安禄山のパワハラ… 慶緒への贈り物ってなんでしょう~?

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46~48 話の感想

久しぶりに出てきた哲米依ですが、いきなり結婚してましたね!しかも唐の皇族と!
その哲米依の夫・李承寀を演じている馬聞遠ですが、古装姿がまだ初々しい感じで、素顔はアイドル系イケメンです。
実は彼と、珍珠役の景甜、慶緒役の茅子俊の三人が、ドラマの好評を受けてか「我想見到你」というリアリティショーに出ていたようです。日本だと放送されるのは無理でしょうが、動画を探すと見ることができます。珍珠の素顔はとってもお茶目だったり、慶緒はこんなに自然なイケメンだったんだなとか、李承寀はカワイイ系だなとか、新たな発見がありますよ~♪ その番組に、三人と一緒に出ている元・小虎隊のアレックス・スーがすっかりいいおじさんなのが、色々感慨深いものがあります…。

一方、素瓷は生死不明のまま行方不明になってしまいました。珍珠がいない間、李俶に襲われるわ、行方不明になるわで、むちゃくちゃなことになっている素瓷ですが、珍珠にいなくなったことを気付いてもらえるのには、まず珍珠が帰ってこないといけないので、まだまだ時間がかかりそうです。無事に戻ってきてほしいですね~!

さて、リビドー燃え盛る慶緒の元から、珍珠は無事に脱出できるでしょうか。
次から次に巻き起こる困難の中、頼りになるのはいつも可汗!可汗は回紇を他に譲ってずっと珍珠についててほしいくらいです。可汗がからまないと事態が解決しないですものね。もう唐の将軍になっちゃえよと思います。無理でしょうけど。
どこまで続く、珍珠と李俶の苦難… せめて次回、珍珠が适ちゃんに会えますように!!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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