少林問道-1話-2話-3話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-少林問道(しょうりんもんどう)-あらすじ-1話-2話-3話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

少林問道


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
とうとう始まりました、「少林問道」!
明の時代の少林寺を舞台に、裏切りあり、友情あり、ロマンスあり!
複雑に絡み合った骨太のドラマですよードキドキしますね!

今回は1話から3話までをお伝えしていきます!
楽しんでくださいね~♪

【少林問道】(ネタバレあり)

1話 「因縁の惨劇」

ひとけのない寺院に現れた老尼僧…。尼僧は寺に「入寂の場」(死に場所)を求めに来たのだという。
寺の老師僧は彼女がかつての恋人だと気付く。出会って60年、別れの時が来たのだと…
尼僧の「この世は美しいもの、生を受けることは喜びでもある」と語る言葉に、老師僧は空へと万感の思いを込めた竹とんぼを飛ばす…
…いきなり最初に結論を見せられてしまった感じですが、これは後の主人公二人?こうなるのですか?
ハッピーエンドではなさそうですね。尼僧がその境地に辿り着くまで、一体何が?

今から40年前… 嘉靖年間のこと。

明徳率いる軍隊が程家を襲撃。兵符(軍隊出動権許可を証明する玉)を差し出せと迫る。
程家の次男・聞道は、正義を曲げず逆らうが、厳党の勢力を前に勝ち目はない。
聞道の義兄弟・高剣雄は明徳の配下で、兵符を差し出せば温情をかけようとするが、明徳は一家皆殺しを命じる。
聞道の父・程粛はかつて明徳を裏切った過去を詫び、兵符を渡して息子の命乞いをするが、明徳によって殺されてしまう。
明徳と程粛もかつては義兄弟、今の聞道と剣雄のように絆と裏切りの過去があったようですね。気になりますね~

程家と共に逃げていた楊秀は「我々は義兄弟ではないか」と剣雄を非難するが、内心聞道を助けたい剣雄は、聞道をわざと外して射て崖下に落とす。
そして、通りかかった僧侶が聞道を助けようとしたのを見て、そのまま逃がそうとするが、剣雄を監視していた明徳配下の梁五はそれを見逃さない。
しかしその僧侶は梁五をはるかにしのぐ手練れで、剣雄の助けもあって聞道は連れ去られてしまう。
剣雄、いいやつですよね…なんだかんだ言って、必死に聞道を助けようとしてる…

程家の使用人の裏切りで、その僧侶は少林寺の者だと判明、明徳は少林寺に兵を差し向け、寺を捜索するも、聞道の姿は見つからない。
聞道を助けた僧侶・敗火は、聞道はあの時死んだとしらを切るが、実は僧侶たちによって屋根裏に隠されていた。
明徳、前妻の名前を出されて激昂してましたが、彼女の死に何があったんでしょう。
謎がいっぱいですね!

剣雄は奥の部屋の治療の痕跡で聞道がいることに気づくが、手に屋根裏から血が落ちてきても、それを隠し通す。
この血のシーン、ドキドキでしたね!ほんと聞道つらい、剣雄もつらい!

許嫁蓁蓁の父・李明玉(栄順王)もまた粛清の対象となっていることを隠れ聞いた聞道は、屋根裏で密かに悔しさに身もだえる。
その頃…楊秀が栄順王府に駆けつけ、程家の粛清を報告し、程粛の「汚名をそそいでくれ」という遺言を伝える。
しかし、李明玉は我が身の保身を選んで楊秀を追い返そうとする。
蓁蓁は聞道が生きていることも知らず、突然の死の知らせに呆然と立ち尽くすのだった…
そりゃ一家皆殺しと聞いたら、家族のためにたとえ盟友の遺言でも、裏切りますよね…
でも剣雄もいいやつだけど、楊秀も地味にいいやつ… 聞道、今は耐えるんだ!

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2話 「義兄弟」

少林寺の高僧・正念は、聞道を寺にかくまい続けることを憂慮。
大師である観海和尚にお伺いを立てようということになる。しかし和尚は20年間達磨堂で瞑想中で、敗火しか堂の中に入れない。
正念は敗火に、和尚の意向を聞いてきてくれと頼む。
…20年の瞑想中って、それ… 敗火さん何か隠してると思うんですけど、正念さん騙されてない?…

栄順王府の前で、楊秀はなおも説得を諦めない。棺を持ってきていたのは、もう自分は死を覚悟して死んだも同然だからだと。
楊秀が説得のために岳飛の言葉を引用してましたが、暗君に忠を貫いて、奸臣に誅殺された岳飛を持ちだすのはどう見ても死亡フラグ…
その必死さにほだされ、また娘蓁蓁にも懇願されて、李明玉は厳党に対抗することを決意する。
蓁蓁は楊秀から「程聞道は高剣雄に殺された」と聞かされる…
覚悟の李明玉は告発の上申書をしたためるが、届ける使者が梁五に殺害されてしまう。

明徳と、高剣雄の父・高寿昔は義兄弟。しかし今は高官の明徳に遠慮して、弓矢を競っても、勝たないように高寿昔が配慮する始末。
明徳・程粛・高寿昔の親世代も三義兄弟だったんですね。それがいまや仇に…

親子で逆らえない苛立ちを抱え、高剣雄は苦悩する。
しかしそんな剣雄に、明徳は断ち切れと、栄順王府の粛清を命じる。
剣雄が聞道と蓁蓁の後姿を見送る回想シーン、切なかったですね。
色んなもの抱えてきた剣雄…

聞道の死を受け入れられない蓁蓁…
そこに高親子が来訪、李明玉は自分の告発が失敗したことを知らされる。
剣雄は蓁蓁を救いたい一心で李明玉に縁談を申し入れるが、身分の低さを侮辱され拒絶される。
蓁蓁に聞道を殺したことをなじられ、剣雄は生存を打ち明けることもできず、なすすべがない…
剣雄の表情には泣けましたね…今後剣雄がどんな悪党に変貌しても、これを思うと当分許せるかも…

聞道の容体が急変。観海和尚の命で聞道を守るため、夜を徹した治療が行われる。「寒毒」が身体にまわり、治療に五年を要することに。
皇帝が道教に傾倒し、寺の存続が危ぶまれる現在、聞道の存在は将来的に少林寺を脅かすのではないかと正念は危惧。
そこで寺のため、聞道本人の命のために「五年間寺の外には出さぬこと」という条件で聞道を保護することに。
「寒毒」は「瑯琊榜」に出てきた「火寒毒」と同じようなものなのでしょうか…

すでに明徳から栄順王府粛清の命が出され、高寿昔は剣雄に「我々にできることは関係を断つこと」と言いきかせる。
栄順王府からは次々に使用人たちが去り、李明玉も蓁蓁を妹のいる寺に逃がそうとする。
しかし、親不孝者になりたくないと蓁蓁は聞き入れない。
王府の外には錦衣兵が迫っていた…
なんでそこで意地を張るかな~ 蓁蓁逃げて~!

3話 「執着の始まり」

程聞道の身体は寒毒に深く侵されていたが、同時に「温かい流れ」に守られていた。
少林寺の高僧・正念はそれを不思議に思うが、実は聞道は幼いころから敗火の治療を受けていたのだった。
「寒毒」は剣雄の矢を受けてのもの?と思っていましたが、実はずっと昔からのものなんですね!

李明玉(栄順王)を捕らえるために、栄順王府を錦衣衛(秘密警察)が取り囲んでいた。
しかし高剣雄が踏み込んだところ、そこで見たものは李明玉の首を吊った姿だった…
死を賜るより自らの誇りを選んだのでしょうが、残された蓁蓁がかわいそう…

どうしても蓁蓁を守りたい剣雄は、「私の奴婢になれ」と提案するが、蓁蓁は拒絶。そうすると蓁蓁には官妓として青楼に売られる道しかない。
高家のために蓁蓁を切り捨てようとする剣雄の父・高寿昔だが、剣雄は命がけで、蓁蓁を出家させるから明徳に直接歎願させてくれと言う。
そんなにしても、蓁蓁に「残りの人生、一生あなたがた父子を呪う」と吐き捨てられ、剣雄は言葉もない…
剣雄が不憫すぎますよね… あんなに一生懸命なのに…

蓁蓁がどうなっているか心配な聞道は、下山したいと暴れるが、敗火はとりあわない。
次第に回復してきた聞道だったが、敗火はむしろ寒毒の威力が強まったという。幼いころから服用してきた薬のおかげで生きながらえているが、少林寺から出れば半年で死ぬのだと。
聞道の世話をしている若い僧たちは何人?と思ってましたが、三人で名前がやっと出てきましたね~
そして、寒毒は聞道の「持病」?みたいな? 謎ですね!

剣雄は、明徳に蓁蓁の処遇を歎願するが、「聞道が死んでもあの女はお前を選ばない」と現実を突きつけられる。
明徳はすでに蓁蓁について考えがあるようで、「蓁蓁はいずれお前のものだ」と思わせぶりに笑うのだった。
明徳にいたぶられてる剣雄の姿、痛々しい… 明徳、ドS!

敗火は聞道に目の前の壁を見つめさせる。聞道はそこに己の怨恨を見た。
怨恨はまるでこの壁で、これを抜ければ仇を打てるが、壁は一生抜けることはできず、心に憎しみだけが残る。
敗火は「踏みとどまれ、今ならまだ間に合う」と諭すが、蓁蓁を思うとそれはできない聞道…
聞道、苦悩の剣雄に比べて若干チャラく感じてしまいますが、彼なりに必死なんですよね

楊秀は反・厳党の仲間に呼びかけるが、剣雄の兵によって鎮圧されてしまう。
蓁蓁にとっては楊秀が口先で煽ったせいで父が死ぬはめになったという気持ちがある。
李明玉は郡王の身分をはく奪されたため、庶民として家の中でだけで弔うことしか許されないが、楊秀は蓁蓁に自分の死にざまを見せる、と街中に遺体を引いて歩いて見せる…
楊秀の愚かなまっすぐさが、ことごとく事態を悪化させて、もう楊秀のバカ~!

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1~3話の感想

序盤から怒涛の展開!悪のターン!から始まりましたね。

1話で明徳が程家から取り上げた「中軍都督」の兵符、これは明の時代に軍隊を「前・後・左・右・中」の五軍都督府に編成したうちのひとつで、それぞれ管轄する地域が割り当てられていたものだそうです。
その中で「中軍」は、まさに皇帝のお膝元の首都を管轄する軍隊。それが厳党の手に渡ったということは、国の喉元を押さえたようなものですね。
中軍を任されていた程家が粛清された、ということの事態の重さが実感できます。
これではとても反・厳党勢力には勝ち目がないような感じです。

明徳たちが殊更悪徳役人として描かれていますし、当時は腐敗政治が横行してましたから、彼らは悪で、反・厳党が正義漢だという図式なのもわかるのです。
でも、あまりに善が弱すぎて。誇りのために無駄死にばかりでやられっぱなし、剣雄がそのはざまで苦しめば苦しむほどに、もうちょっとなんとかならないものか、とすら思えてきます。
剣雄…ほんとにひとりで背負いこみすぎですよね!
せめて聞道が生きていることだけでも蓁蓁に知らせてあげられたら…
…でもそしたら、楊秀と蓁蓁がノープランで少林寺に突撃するわけで、どの道剣雄の苦悩は深まるだけですね~。

これから剣雄も次第に悪に染まっていくのでしょうか。
そして聞道の病の謎とか、親世代の義兄弟の裏切りの謎とか、謎がてんこ盛りですね!
これからどうなる? 私はちょっとだけ剣雄が幸せになるよう祈ってしまいます…

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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