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クルミットです♪
前回、郭保坤との一件で裁判にかけられることとなった范閑でしたが、慶帝のお達しにより罪に問われずに済みました。
そして今回、范閑による一目惚れした名前も知らない美女(林婉児)探しが始まりますが…。
【慶余年(けいよねん)】(ネタバレあり)
10話
范閑も滕梓荊も無罪ということで幕を閉じた裁判。
帰ろうとする皇太子に范閑は「前に私は澹州で命を狙われた。事情をご存じで?」と問う。
皇太子は何も答えずその場を後にした。
一方、林婉児の親友・葉霊児は林婉児から教えられた”一目惚れした郭保坤の書生”について調べ始める。
するとそこで郭保坤が床に伏していること、そして彼に書生などいないということを知るのだった。
一方、裁判の審理を担当した役人・梅執礼は、慶帝から呼び出される。
突然の呼び出しにビビってますね…
そこで慶帝は「滕梓荊の居所を調べさせを捕縛するよう命じ捕吏を遣わしたのでは?」と梅執礼を問い詰め叱責。
梅執礼が謝罪する中、慶帝は故郷に帰るよう梅執礼に告げた。
特に処罰もなくホッとしながら慶帝の元から去った梅執礼だったが、慶帝は彼が去った後「監査院に梅執礼を尾行させろ。故郷に帰る途中に盗賊に襲われるがよい…」と部下につぶやくのだった。
梅執礼はその後、盗賊の仕業に見せかけられ殺されたようです…
一方、長公主は皇太后と話していた。
そこで范閑のここ最近の素行の悪さについて話し、娘・林婉児との縁談を白紙にして欲しいと訴える。
すると皇太后は「私は疲れた。下がれ」と答えを出さず、慶帝の判断に任せることにするのだった。
皇太后もこの縁談が皇室にとって良くないかも知れないと思い始めているようです…
一方、林婉児は親友・葉霊児と話していた。
そこで葉霊児は「調べた結果、郭保坤に書生はいないらしい」と説明。
それを聞いた林婉児は「ならあの方は何者なの?」と疑問に思うのだった。
縁談相手の范閑です
その後、范閑のもとに滕梓荊がやって来て2人で話すことに。
そこで滕梓荊は都に残ることにしたことを報告。
一度は家族と都を離れようと決意した滕梓荊だったが、范閑のそばで護衛として守るために都に残ることを決めたのだった。
その後、范閑の縁談は慶帝の意向により縁談は白紙にならないと報告を受ける。
納得できない范閑は白紙にして欲しいと訴えるも聞き入れてもらえない。
すると范閑はその後、ある作戦に出る。
それは先に一目惚れした美女を見つけ結婚し、無理矢理縁談を白紙にするというもの。
早速、若若と范思轍を連れ一目惚れした美女を探すため前に再会した場所・靖王世子の屋敷へ。
そこで靖王世子に頼み侍女全員を集めてもらい一人一人チェックするも一目惚れした美女(林婉児)はおらず…。
11話
一目惚れした美女探しに苦戦中の范閑は、次の手に打って出る。
それは縁談相手である林婉児に会い直接縁談白紙を要求するというもの。
そして范閑は医者を装い、林家の屋敷を訪ねる。
そこで林婉児の診察することになった范閑は、林婉児が一目惚れした美女だと気が付いた。
一方の林婉児も目の前の男性が一目惚れした相手だと気付くのだった。
しかし范閑は医者を装いやって来たため、林婉児は彼が范閑だとはまだ知りません
そんななか、都の街中に大きな棺のような箱が荷車で運ばれて来る。
どうやら中に人が入っているようです
その夜、范閑が屋敷に戻ると、父・范建が今回の縁談を断ることに決めたという話を聞く。
一目惚れした相手が縁談相手の林婉児だと知ったばかりの范閑は縁談が白紙になるとマズイと思い、白紙を撤回して欲しいと頼む。
それを聞いた范建は「范閑の要求を飲み白紙にしたのに…」と戸惑うのだった。
その後、范閑は林婉児に会うため林家の屋敷へ。
部屋に入るとそこにいたのは泊まりに来ていた葉霊児。
不審者だと思われた范閑は葉霊児に襲われ2人は激しい格闘に。
そこに林婉児がやって来たため事態は収拾し、范閑の林婉児は2人で話すことに。
喜ぶ范閑だったが、林婉児は突然短刀を范閑に突き付ける。
「郭保坤の書生なんて嘘だった。そして夜半に女子の部屋に忍び込むなんて…」
林婉児はそう言うと「あなたは何者?」と范閑に問う。
范閑は「范閑だ…」と答えるも、林婉児に信じてもらえず、范閑がしばらく説得しやっと信じてもらえるのだった。
これまで嘘をついていた前科があるのですぐに信じてもらえないのは仕方ないですよね
12話
互いに一目惚れした相手が実は縁談相手だったことを知り喜ぶ范閑と林婉児。
そんななか、林婉児は持病の肺の病について不安視していて、その話を聞いた范閑は「必ず治る。俺が治す」と優しい言葉をかけた。
その後、范閑は林婉児に物語を話すなど2人だけの時間を楽しみ、范閑は自分の屋敷に帰って行った。
翌朝、林婉児は葉霊児に昨夜やって来た人が范閑だと明かす。
それを聞いた葉霊児は驚きながらも、「范閑は司理理との噂があるから司理理にその真相を確かめてくる」と言い出掛けて行った。
そんななか、林婉児は母・長公主から呼び出される。
そこで縁談について白紙になりそうだと嬉しそうに報告する長公主。
それを聞いた林婉児は「白紙の決断を急ぐ必要はありません」と答える。
長公主は「前は白紙にしたいって言ってなかった?」と驚き戸惑いながらも「范閑が想い人だったのね…」と全てを察するのだった。
長公主、勘が鋭いですね…
一方、葉霊児は范閑と司理理の関係を確かめるべく司理理がいる舟に来ていた。
するとそこで遺体を発見し、さらに奥で司理理が怪しげな人物たちと話す様子が目に入る。
その中の1人を見た葉霊児は「なぜあの人が?」と驚く中、物音を立ててしまい司理理たちに気付かれ、葉霊児はその場から逃げるのだった。
その夜、范閑は林婉児の部屋を訪ねる。
范閑は林婉児のために咳止め薬を作り、持って来ていて、早速その薬を飲む林婉児。
すると突然酒に酔ったような症状が出て、范閑は慌てて林婉児を落ち着かせるのだった。
どうやら体に合わない成分が入っていたようです
翌日、范閑は二皇子に誘われ滕梓荊と共に妓楼へ。
そんななか、都に運ばれて来た棺のような大きな箱が開かれていた。
中から出て来たのは北斉の猛者・程巨樹という大男だった。
感想
10話では裁判で罪に問われずに済んだ范閑と滕梓荊のストーリー、范閑による一目惚れした美女(林婉児)探しが描かれました。
滕梓荊が范閑のために都に残ることを決める場面は、男同士の熱い友情のようなものが感じられ胸アツでした。
11話では范閑と林婉児がようやく互いの正体を知ることができ、12話では2人のラブラブな感じが描かれていました。
そんな嬉しい展開があった反面、11話では謎の箱を乗せた荷車が都にやって来るという、今後不穏な展開が待ち受けていそうな予感がした回でもありました。
そして12話でその箱の中から大男が登場。
なぜ大男が都に運ばれて来たのか、彼は何者なのか謎だらけなので今後の展開が楽しみです。
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