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クルミットです♪
孫のために鎌を振り回すおばあちゃんに驚いていたら、駅のホームで突然のキスが待っていました。
強がりばかりの二人がついに本気で向き合い始めたと思ったら、今度は現実の壁が立ちはだかります。
地方に残りたい彼と都会へ戻りたい彼女、お互いの譲れない気持ちが激しくぶつかり合います。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!
春色の恋人 11話のあらすじ
庄潔は二日遅れて信じられない噂を耳にします。
なんと陳麦冬のおばあちゃんが、孫がやられたことに激怒して鎌を片手に刺蝟の家へ乗り込んだそうです。
相手の家族全員を相手に一歩も引かずにやり込めたというのだから凄まじい迫力!
庄潔はおばあちゃんのことも怪我をした陳麦冬のことも心配でたまりません。
そこで果物の籠を抱えて陳家へ駆けつけます。
台所ではおばあちゃんが得意げに鶏スープを煮込んでいました。
庄潔は出来上がったスープを運ぶため、二階にいる陳麦冬を呼びに行きます。
部屋に入ると、陳麦冬はすっかりへそを曲げてソファに座り込んでいました。
おばあちゃんの威勢の良さに比べると、左の頬にあざを作った彼は捨てられた子犬のようだった。
陳麦冬はじっと庄潔を見つめると、突然「俺にときめいたことはあるのか」と問いかけました。
庄潔は素直に心が動いた事実は認めたものの、二人の未来なんて考えていないと口を尖らせます。
その言葉に陳麦冬はカッとなり、本気にならないなら気を持たせるようなちょっかいを出すなと冷たく責め立てました。
いつも物静かな彼が急に牙を剥いてきたようで、庄潔は羞恥と怒りでいっぱいだった。
普段あんなに澄ました顔をしている陳麦冬が、感情むき出しで怒る姿に思わずドキッとしました。
庄潔が怒って部屋を出て行こうとした瞬間、陳麦冬は彼女の手首を掴んで強引に引き寄せました。
そのまま壁際に押し倒すように迫り、激しく唇を奪います。
しかし庄潔もただでは引き下がらず、彼の唇を思い切り噛みちぎるようにして抵抗したのです。
庄潔が怒り心頭で階段を駆け下りていく姿を、階下のおばあちゃんが見つめます。
続いて降りてきた陳麦冬の口元が赤く切れているのを見て、おばあちゃんは満面の笑みを浮かべました。
喧嘩ばかりしていた二人が、ここからどうやって歩み寄るのでしょうか?
おばあちゃんは二人の関係に進展があると確信して大喜びでした。
一方、庄潔の母である廖濤は、友人の鄔学華に付き添って林祖母の家を訪ねていました。
鄔学華は浮かない表情で、娘についての愚痴をこぼし始めます。
娘はかつて同姓の遠い親戚の甥と大恋愛をして世間を大騒ぎさせ、母親である自分は何年も恥ずかしくて顔を上げられなかったそうです。
今ではその相手と無事に結婚して仲良く暮らしているものの、二人の世界に浸りきって一向に子供を作ろうとしません。
結婚したらすぐに子供を産まなければいけないのでしょうか?
焦った鄔学華はどうにか説得してほしいと林祖母に泣きついたのです。
しかし林祖母は若い二人が恋人同士の時間を大切にしたい気持ちはとても自然なことだと優しく受け止めました。
人生の中で激しく燃え上がれる時期なんてほんの数年しかないのだから、気の済むまで二人の時間を楽しませてあげるべきだと語ります。
今楽しまなければ歳を取ってから一生後悔すると諭され、親世代の心も少し軽くなったのでした。
その夜、庄潔は上海にいる親友の王西夏とビデオ通話をしていました。
画面越しに会話をしながらも、庄潔の心は上の空。
昼間に陳麦冬から奪われた強引なキスの感触が頭から離れません。
あのときの彼の切実な視線を思い出すうちに、庄潔は自分自身の弱さに気づきます。
自分は心の奥底で、誰かと深く向き合う勇気から逃げていただけなのでしょうか?
全部を他人のせいにして自分の殻に閉じこもっていたことに、少し情けなさを感じていました。
ふと足の痛みを和らげるために湿布を貼り替えようとした庄潔は、包装の文字に目を留めます。
それは上海で知り合った崔歌の漢方薬店のものでした。
庄潔は王西夏に上海で同じ薬を追加で買ってきてほしいと頼みます。
実はこれ、親友の王西夏と崔歌を結びつけるための口実だった。
翌朝、陳麦冬は車を運転して葬儀場へ向かいます。
途中でわざわざ弟子に煮込み鶏を買いに行かせたのも、庄潔の姿を一目見たい一心だった。
ところが駅の前を通った陳麦冬は、思いがけない光景を目撃してしまいます。
庄潔が駅のホームで、出発する季仝と親しげに別れの挨拶を交わしていたのです。
あんなに離れた場所からでも、彼女の姿を見つけ出してしまうものなのでしょうか?
二人が今にも抱き合いそうに見えた瞬間、陳麦冬の頭の中で何かが切れました!
猛烈な嫉妬に突き動かされた陳麦冬は車を飛び出し、そのまま列車の中に乗り込みます。
そして驚く庄潔の手を強く握りしめ、強引にホームへと引きずり降ろしました!
「俺の女だ」と言わんばかりの態度で自分の存在を主張します。
嫉妬のあまり駅に乗り込んできて強引に連れ出すなんて、陳麦冬の独占欲が全開で最高です。
急に手をつかまれて列車から降ろされたら、誰だってパニックになりませんか?
腹の底から湧き上がる怒りを抑えきれない陳麦冬は、ホームで再び庄潔の唇を奪いました。
今度の庄潔は彼を突き放したりしません。
逃げるのをやめて陳麦冬の首に腕を回し、深く熱い口づけを返します。
二人は互いの体温を確かめ合うように強く抱き合いました。
本気でぶつかり合ったことで心の壁が崩れ去り、二人の距離は一気に縮まります。
あんなに強がっていた庄潔も、彼の前では恋する女性の柔らかな表情を見せるようになりました。
二人の関係を前進させる大きなきっかけだった。
一方、上海では王西夏が庄潔に頼まれた湿布を買いに漢方薬店を訪れていました。
店に出てきた医師の顔を見て王西夏は息を呑みます。
なんとそこに立っていたのは、お見合い相手だった崔歌本人だったのです。
気まずさに耐えながらも、王西夏は庄潔の義足による神経痛を和らげる湿布を二十セット注文しました。
連絡先として携帯番号を残す羽目になり、王西夏はうんざりした顔で庄潔に報告します。
報告を聞いた庄潔は楽しそうに笑い、気が向いたら付き合ってみればいいし嫌なら無理しなくていいと助言しました。
人の気持ちなんて誰にも強制できるものではありません。
その頃、庄潔は仕事を終えて製薬工場の門を出ました。
すると建物の外に、陳麦冬が静かに立って待っています。
その姿を見た瞬間、庄潔の胸の中にじんわりと温かいものが広がりました。
陳麦冬は庄潔を自分の家に連れ帰り、手料理を振る舞って甲斐甲斐しく世話を焼きます。
穏やかな空気の中で食事を終えたあと、二人はこれからの関係について話し始めました。
庄潔の表情が少しずつ真剣なものへと変わっていきます。
彼女は幼い頃の事故で足に障害を負い、早くから周囲の大人の顔色を窺って生きてきました。
どうすれば生き抜けるかを必死に学んできた結果、人一倍賢く世渡り上手になったのです。
庄潔は淡々とした声で自分の人生観を語り出しました。
「大人が冷静でいられるのは計算があるから。計算するのは愛が足りないから」
大人の恋愛で身を滅ぼすような無謀な行動なんてできないし、そんなおとぎ話は信じていないと告げます。
そして何より重い言葉を口にしました。
「あなたのことは好き。でも私は上海のほうがずっと好きなの」
自分と上海のどちらを選ぶかと迫られたら、迷わず一番理性的な道を選ぶと言い切ります。
陳麦冬はその言葉を静かに受け止め、表面上は平静を装っていました。
仕事と恋愛のどちらか一つしか選べないなんて、どうして現実はこんなに厳しいのでしょうか?
突きつけられた残酷な現実に、陳麦冬は心の中で深いショックを受けていたのです。
あんなに情熱的にキスした直後に「あなたより上海が好き」と言い放つ庄潔のドライさ、見ていてちょっと胸が痛くなりました。
その後、庄潔が難航していた製薬工場との販売交渉が見事にまとまりました。
工場の邵主任から話を聞いた庄潔は、陳麦冬が裏で動いてくれたことを知ります。
陳麦冬は事前に工場長へ庄潔の家の事情を丁寧に説明し、彼女の扱う製品の品質を自分の名で保証してくれていたのです。
実は工場長の父親が亡くなった際、陳麦冬は真心を込めて葬儀の世話をしていました。
工場長はずっとその恩義に報いたいと願っていたため、陳麦冬からの頼みとあれば断るはずがありません。
彼が自分のために頭を下げてくれたことを知り、庄潔の心は歓喜で満たされます。
庄潔はたまらなくなって陳麦冬の元へと走りました。
笑顔で駆け寄り、愛おしそうに彼の首に抱きつきます。
荒れていた彼の唇に優しくリップクリームを塗りながら、甘い言葉を囁きかけました。
ようやく二人の空気が甘く溶け合ったまさにその瞬間、奥の部屋のドアが音を立てて開きます。
そこから姿を現したのは、なんと陳麦冬の母親でした!
春色の恋人 11話の感想まとめ
駅のホームで陳麦冬が庄潔を引きずり降ろしてキスした場面、本当に見応えがありました!
普段は物静かで感情を表に出さない彼が、他の男に嫉妬して理性を失う姿はたまりませんね。
あんなに強引に迫られたら誰だって降参してしまいますよね。
前回のキスでは唇を噛んで逃げ出した庄潔が、今回は素直に抱きしめ返したのも嬉しかったです。
二人の想いがやっと通じ合ったのだとじんときました。
でも、その後に続く二人の会話が本当に切なかったです。
庄潔が言う「あなたも好きだけど上海のほうが好き」という言葉、あまりにもリアルで刺さりました。
田舎で穏やかに暮らしたい陳麦冬と、都会で自分の力を試して成功したい庄潔。
どちらの言い分も痛いほど分かるからこそ、簡単には歩み寄れないもどかしさがあります。
大人になると、好きという気持ちだけで全てを投げ出すわけにはいかないのですね。
陳麦冬が平静な顔をしながら、心の中で深く傷ついている姿を思うと胸が苦しくなりました。
それでも陰で庄潔の仕事を助けてあげる陳麦冬の不器用な優しさには頭が下がります。
自分の人脈を使って工場長に掛け合い、彼女の成功を後押しするなんて健気すぎます!
その優しさに気づいた庄潔が、飛びついて唇にクリームを塗ってあげる甘い時間には思わず顔がほころびました。
それなのに、一番いいところで部屋からお母さんが出てくるなんて間の悪さには笑ってしまいました!
あんなにイチャイチャしていた現場を親に見られた二人は、この気まずさをどうやって誤魔化すのでしょうか?
第17話で、マイドンにバレンタインデーに贈られたものは?
第18話で、林おばあちゃんを前に陳麦冬が選んだことは?
第19話で、チェンおばあちゃんが二人の関係について確認したことは?
第19話で、チェン・マイドンが死別より辛いと語った別れは?
第20話で、ジュアン・ジエが創業を決める前、ワン・シーシアが結婚に必要だと説いたものは?
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