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クルミットです♪
今回は16話。眉林と慕容璟和が村に身を隠して過ごす、ちょっとほっこりした回です。都の緊張感とは打って変わって、村の空気がゆっくり流れていて、見ていて肩の力が抜けました。ただ甘いだけじゃなくて、炎帝側の政治的な動きや越秦の継位もあって、話はしっかり進んでいます。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!
春花焔 16話のあらすじ
眉林が行方不明になったことで、子顧は阿兄への面目がないと深く悔やんでいます。でも越秦が西焉で落ち着いて動けるよう、あえてこの件は伝えないようにしていた。
自分が悪いとわかっていても黙って抱えるしかない。子顧のその選択が、地味につらかったです。
炎帝も眉林の捜索を命じます。眉林は青州の遺孤で、景王の死と関係があるかもしれないというのが理由。一方で、慕容璟和のために国葬が執り行われました。清宴は葬儀で泣くふりをしていましたが、太子の目はごまかせなかった。「主従そろって芝居が上手い。生きているなら生き証人を、死んでいるなら遺体を出せ」。太子、冷静で怖いです。
その頃、眉林は慕容璟和を連れて村の郎中(漢方医)のところへ。診てもらうと、体はかなり弱っているとのことでした。
そこへ騒ぎが起きます。猟師の衛老二が山の沢の水を飲んで中毒になり、村人たちはこれを疫病と思い込んで大パニック。「眉林たちがうつした」と決めつけて、二人を柴部屋に閉じ込めてしまいます。
根拠もなく「外から来た人間のせいだ」って決めつける。何百年経っても変わらない人間の怖さで、眉林たちが気の毒で仕方なかったです。
慕容玄烈(太子)は軍営で殷落梅を訪ね、「景王のことはもう忘れろ」と説得します。そしてかつて景王に贈られた匕首は、自分が三弟に頼んで渡させたものだと明かしました。殷落梅は静かに言います。「慕容璟和は戦場で死ぬのがふさわしかった。次の世でもまた大将軍であってほしい」。そして自ら鼓を打って英霊を送り出しました。
この場面、短いけれど重かったです。感情を抑えながらも、敬意がにじんでいて。
村では、疫払いのための草焚きが始まりました。煙を見た瞬間、眉林は青州大火のフラッシュバックで体が固まってしまいます。慌てて慕容璟和の手を引いて窓から逃げましたが、二人はまたも村人に囲まれました。そこで慕容璟和が宣言します。「衛老二は疫病じゃない。沢の水に毒が混じっていただけで、俺が治せる」。
追い詰められた場面でも医術の知識で局面を打開する慕容璟和、こういうときにかっこいい。
眉林たちが山へ薬草を採りに行き、戻ってみると慕容璟和は自分の「生薬」を使って衛老二を治療していました。眉林はそれを見て、内心かなりぐっと来たようです。生薬を使い切ることが何を意味するか、眉林はわかっていた。
衛老二は回復しましたが、目を覚ました瞬間に眉林の顔を見て一目惚れ。以来しきりに近づいてきます。慕容璟和がそわそわし始めるのが丸わかりで、近所のおばさんが「眉林さんはもう婚約者がいるの?」と聞いてくるたびに、慕容璟和がすかさずやんわりシャットアウト。
二人は村人に対して兄妹として振る舞っているので、当然一緒には眠れません。夜、眉林は慕容璟和が生薬を使い切ったせいで眠れずにいることを知っていて、川辺に連れ出して流螢(ホタル)を捕まえます。それで流螢灯を作り、明かりにしてあげようとしたのでした。
「眠れないだろうから」と言葉にせず行動で示す眉林。こういう静かな優しさの方が、派手な言葉より伝わるものがあります。
慕容璟和はその心遣いをちゃんとわかっていて、心が温かくなったと描かれます。
炎帝は、太子も眉林を探しているという情報を入手。口封じのためだと察して、景王の死の裏に太子がいると推測します。それでも動けない。国に危害を及ぼすほどではない限り、皇太子を廃するわけにはいかないからです。子顧が参湯を持ってきたとき、炎帝が激怒して子顧が誤って椀を割ってしまいましたが、炎帝は責めずに逆に慰めました。
西焉では選君の儀式がありました。二皇子の越楚が祭壇に細工をしていましたが、神使である祝順が事前に察知して修正。越秦は無事に少君(西焉の後継者)の座に就きます。越楚は納得せず刀を抜いて越秦に斬りかかりましたが、西焉王の命令で即座に斬られました。越秦は継位を果たしたものの、将軍の明駒は不満げ。これがのちどう動くのか気になるところです。
そのあとの村の日々。眉林が畑を耕し、慕容璟和が機織りをする、穏やかな暮らし。衛老二がまた眉林に近づこうとしたとき、慕容璟和は近くの男の子に頼んで衛老二の袴を引っ張らせて追い払いました。
子供を使って妨害するのが可愛すぎて笑いました。慕容璟和のキャラの幅、結構広い。
眉林はそれを見て、責めるどころかちょっと嬉しそうにしていました。そして慕容璟和は自ら手袋を縫って、眉林の手が農作業で傷つかないように渡します。
春花焔 16話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり流螢の場面です。
眉林が何も言わず川辺に連れ出して、ホタルを捕まえてあかりを作る。「あなたが眠れないの、知ってるよ」を行動だけで示して、言葉にしない。受け取った慕容璟和も、感謝を並べるわけじゃなくて、ただ温かいと感じている。そのやりとりの静かさがちょうどいいんです。
この話、セリフで感情を説明しないですよね。慕容璟和の嫉妬も、衛老二を子供に追い払わせる行動で全部出ている。眉林の気持ちも、叱らずにちょっと笑ってしまうことで伝わる。手袋を縫ってあげる場面も同じで、「あなたの手を守りたい」を直接言わずに手袋に込める。
生薬を使い切って体に負担をかけながら村人を助けた慕容璟和のことを、眉林はずっと気にかけていたんだなと、この話全体を通して感じました。
慕容璟和が縫い上げた手袋を眉林の手に渡す。普通の場面なのに、妙に心に残ります。
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