ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
方天雷に霖安占拠を指示した黒幕が靖国の君主だと判明するなか、武王朝皇帝は秦嗣源を差し出し靖国との和議に応じることにした前回。
そして今回、武王朝と靖国の間にピリピリした空気が流れるなか、寧毅が靖国へと交渉に向かい…。
【贅婿(ぜいせい)】(ネタバレあり)
36話
賀元常に連れられ秦嗣源が靖国に到着するなか、董将軍は軍を引き連れ靖国へと向かっていた。
一方、賀元常は靖国君主の元へ。
そこで賀元常は「和議条件が陛下の意向に叶うよう武王朝皇帝に話をつけました」と靖国君主に報告。
しかし靖国君主は「しかし武王朝の軍勢が攻めて来ているぞ!」と指摘し、賀元常を斬り殺すのだった。
その後、しばらくして寧毅たちが靖国君主の元にやって来る。
そこで武王朝の軍が攻めて来ているのは董将軍の独断だと説明し、失地・青雲六州を武王朝に返還するよう頼みある取引を持ち掛ける。
それは武王朝と靖国の境にある青雲六州を変換してくれれば永遠に自由貿易の地とし、司法と貨幣を独立させ、10年間税を免除するというもの。
「そうすれば青雲六州での両国商人の貿易が可能になり靖国が現在直面している食糧不足、鉱山不足を解消でき、兵力も増強でき、民も安心して暮らせます」
さらに寧毅は武王朝皇帝を連れて来たことを明かし、武王朝皇帝が姿を現す。
すると靖国君主は「そなたの誠意は伝わった。その提案に従おう。しかし条件がある…」と切り出す。
その条件は、武王朝皇帝が靖国で5年間人質になること、そして秦嗣源を斬刑に処すことだった。
それを聞いた寧毅が同意できずにいると、靖国君主は憤りその場から立ち去ってしまうのだった。
とりあえず交渉は決裂となってしまいましたね…
その後、寧毅は秦嗣源の元を訪ねる。
そこで秦嗣源は寧毅と囲碁を打ちながら国のために命を落とす覚悟ができていると話すのだった。
そしてその後、秦嗣源の処刑の時が。
靖国君主が秦嗣源に向かって矢を放ち、秦嗣源は死亡。
しばらくして董将軍は武王朝と靖国との間で和議が成立し青雲六州を奪還したとの知らせを受けるのだった。
それから1年の月日が経過…。
武王朝と靖国の和議により両国を往来する商人が急増。
両国の民は多くの利益を得て喜ぶ一方である問題も発生していた。
それは武王朝の隊商が何度も梁国の残党から強盗に遭い、追撃するとその残党は靖国に逃亡し手出しができなくなるという問題、そして靖国から街に官窯の偽造品が多く出回っているという問題だった。
一方、寧毅は山奥である人物と対面していた。
その人物は秦嗣源。
死んでなかったんですね!
実は1年前、寧毅は靖国君主と話をしていた。
そこで寧毅は、「秦嗣源を殺したように見せかければ武王朝の軍から恨みも買うことはなく、靖国君主として自国の兵たちへの面子も保てる」と提案。
それを聞いた靖国君主は寧毅の提案を受け入れ、秦嗣源を処刑により殺したように見せかけていたのだった。
一方、靖国では君主が部下と話していた。
その部下は寧毅に転生した江浩辰を現代で裏切った浩辰の友人だった。
「武王朝を潰す計画を実行に移そう…」
靖国君主はそう彼に告げるのだった。
現代で江浩辰を裏切ったこの友人もまた武王朝時代に転生していだということなのでしょうか…?
感想
最終話の今回は武王朝と靖国との和議についてが描かれました。
序盤で賀正常があっさり殺されてしまう展開は、彼による陰謀に塗れた裏切りなど様々な展開を予想していただけに驚かされました。
そしてここでも寧毅が靖国君主に和議の交渉を行うなどビジネス手腕が発揮されましたね。
終盤に処刑された秦嗣源が実は生きていて、その裏に寧毅による靖国君主への交渉があったと明らかになる場面は、一本取られたなという感じで、どんでん返し展開に驚かされました。
武王朝と靖国は一度は和議が成立するも、靖国は武王朝を潰すために作戦を立てているなど、次のシーズンに続くことを予感させるラストもワクワクさせられました。
コメント