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クルミットです♪
長玉との仲をうわさされても、皆の前できっぱりと彼女をかばう李懐安。その言葉にほっとする一方で、斉旻は自分を育ててくれた殷氏にまで手をかけます。
死体が見つかっても、簡単には終わらない斉旻の逃亡。そして謝征は、父親のことで不安を抱える長玉に、自分の思いを伝えました。
それでは32話を一緒に見ていきましょう!
逐玉-翡翠の君 32話のあらすじ
捕虜の奪い合いから始まった両軍の争いは、李懐安と樊長玉の関係にまで及びます。
そこで李懐安は司馬令を取り出し、長玉とは義兄妹の契りを結んだと宣言。これからも兄妹として接し、余計なうわさは許さないという姿勢を示しました。
その場で言葉を聞いていた長玉は、李懐安の心遣いに感動します。
捕虜のことで争っていたのに、長玉との仲まで持ち出すなんて。皆の前ではっきり否定してくれた李懐安には、ほっとしました!
一方、宮中から来た宦官は、長公主の斉姝にも謝征にも会えず、何日も待たされていました。
ようやく現れた斉姝に伝えられたのは、武安侯・謝征との結婚を命じる皇帝の意向です。
斉姝は机をたたいて激怒。いったん持ち上がった縁談が蒸し返されたのは、宦官が皇帝をたきつけたせいだと責めます。
やがて落ち着きを取り戻すと、謝征は自分以上にこの結婚を嫌がるだろうと考えるのでした。
宦官は軍営へ向かいますが、謝征は聖旨を最後まで聞こうとしません。
十七年前、魏厳が今の皇帝を即位させたのなら、自分にはその座から引きずり下ろすこともできる。謝征は、皇帝への反発を隠さずに示します。
皇帝を脅すのかと怒る宦官に対し、謝征は刀を振るい、その片耳を切り落としました。
結婚を断るだけでも大ごとなのに、耳まで切ってしまうとは。謝征、そこまでやるんですね。宦官の傷を思うと、さすがに顔をしかめてしまいます。
公孫鄞は、皇帝が強く権力を欲している以上、このまま引き下がることはないと忠告します。
しかし、謝征にはすでに皇帝を退ける考えがありました。忠告を受けても、その態度は変わりません。
そのころ、随元青は謝征への復讐のため、一人で軍営に乗り込んでいました。
これを知った長信王妃の殷氏は、斉旻のもとへ向かい、怒りのままに頬を打ちます。
殷氏は以前から、斉旻が実の息子・随元淮ではないと知っていたのです。それでも、当時の彼を哀れに思い、秘密を守って育ててきました。
ところが斉旻は長信王を破滅させ、今度は随元青まで死に追いやろうとしている。殷氏は、そんな斉旻を厳しく責めました。
正体を知っていて、それでも育ててくれた人だったんですね。殷氏にとっては、随元青まで危険にさらされたら黙っていられません。怒るのも当然です!
斉旻にも、育ての母への情は残っていました。しかし、殷氏がもう自分に情を持っていないと知ると、彼女を生かしておく必要はないと判断します。
そして、殷氏を殺害。事情を知る使用人たちも、口を封じられてしまいました。
殷氏自身も、育てた相手が本当に自分を殺すとは思っていませんでした。その一部始終を、十三娘がひそかに見ています。
自分を責めたからといって、育ての母にまでそんなことができる? 殷氏が隠してくれた秘密を思うと、斉旻の仕打ちには腹が立ちます。使用人たちまで巻き込むなんて、ひどい。
一方、長玉は、斉旻が火を恐れているという兪浅浅の話を思い出します。
そこで金元宝に、自分の令牌――身分や権限を示す札を持たせ、捜索を命じました。狙うのは、夜なら明かりがともるはずなのに、暗いままになっている場所です。
斉旻は、軍を動かす際に使う割符である虎符も持っています。逃亡先とともに、その行方も確かめなければなりません。
ところが長玉がたどり着いた場所には、随元淮とされる遺体と、殷氏、使用人たちの遺体が残されていました。
手がかりは、どれも随元淮の死を示しています。それでも謝征は疑いを捨てず、趙詢を呼んで遺体を確認させました。
謝五が伝えた確認結果は、やはり別人というもの。死んでいたのは、蘭氏が幼いころから育てていた随元淮の替え玉だったのです。
顔がよく似ているだけではありません。体のやけどの痕まで、細かく再現されていました。
やけどの痕まで同じなら、信じてしまいそうです。謝征が確認をやめなくてよかった! 殷氏たちが殺されたあとに、自分は死んだことにして逃げる斉旻が許せません。
謝征は公孫鄞に、趙詢を随元青のもとへ連れていくよう指示。母である殷氏の死を知らせることにします。
謝家軍が捜索を続けるなか、逃げ延びた斉旻は野外で李懐安と会っていました。
ここで李懐安と会うのは、何のため? 長玉をかばってくれたばかりだからこそ、この接触には落ち着かない気持ちになります。
そして謝征は、長玉と話をするために彼女を訪ねます。
魏祁林が長玉の父親であることを、謝征はすでに知っていました。彼女が何を恐れているかも理解したうえで、そばにいたいと伝えます。
長玉と一緒に、かつて瑾州で起きた惨劇の真相を調べたい。それが謝征の思いでした。
父親のことを知っていても、一緒に調べたいと言ってくれる。その言葉には、私も少しほっとしました。長玉が一人で抱え込まずに済むといいですね。
一方で謝征は、趙詢を通じて殷氏の死の真相を随元青に伝えさせます。斉旻が随元淮になりすましていた秘密も明かしました。
そのうえで随元青を解放し、彼を利用して斉旻の居場所を探ろうとします。
随元青が逃げたと知った李懐安は、皇帝への報告書を役所の中継所へ届けるよう部下に指示。ただちに都へ送るよう、厳しく命じるのでした。
逐玉-翡翠の君 32話の感想まとめ
いちばんつらかったのは、斉旻が殷氏を殺した場面でした。
殷氏は、血のつながった息子ではないと知りながら、彼を育てていたんですよね。その人から責められて、自分への情がなくなったとわかると殺してしまう。斉旻の身勝手さには、もううんざりです。
しかも、母を亡くした随元青は、謝征からも斉旻を探すために利用されることになります。真実を知らされても、悲しむだけの時間さえ持てないようで、そちらもきつかったです。
李懐安についても、長玉を守る言葉には安心したのに、斉旻との接触で引っかかりが残りました。あの宣言をうれしく聞いていた長玉の気持ちは、傷つけてほしくありません。
そんな出来事が続いたぶん、謝征が長玉に寄り添おうとした場面には救われました。
父親の正体を知ったうえで、一緒に真相を調べると言ってくれる人がいる。長玉には、その申し出を頼ってほしいです。謝征が自分から長玉のもとへ行き、そばにいたいと伝えてくれたことが、今回はうれしかったです。
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