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クルミットです♪
第6話は衝撃の展開!陳恭がついに糜冲を除き、表向きは「白帝の死」として処理されながら、彼自身は“借屍還魂(しゃしけんこん)”のごとく生き延びます。権力闘争が渦巻く司聞曹の動きと並行し、烛龍の正体に一歩近づく伏線も。まさにドラマの中盤を大きく動かす回でした。
それでは第6話を一緒に見ていきましょう!
風起隴西 第6話のあらすじ
荀詡は李邈に報告し、谷正が「赤帝」と呼ばれる架空の代号を使っていたと説明。これは烛龍が仕組んだものだと考え、李邈は荀詡を靖安司司尉に昇格させ、密かに魏の間者を探る役を託します。
一方その頃、蜀国境・陽平関。陳恭は突如「自分は白帝だ」と糜冲を名指し、象徴の玉環を彼に投げ渡し、逃走。混乱の中、糜冲は乱刀に倒れ、命を落とします。陳恭は崖下に潜んで追手をやり過ごし、“白帝は死んだ”と世に思わせることに成功しました。
司聞曹では冯膺が白帝事件の早期終結を望みますが、李邈は烛龍や赤帝の存在を持ち出し、議論はさらに混迷。冯膺の妹婿・孫令の名前も浮上し、彼こそ密語の管理を任される人物として強い疑念を持たれます。
荀詡は疑念を抱えながらも、新任務として軍技司の校尉・譙峻と接触。曹魏が狙う「青萍計画」――軽量の兵器「元戎」の設計図を奪取しようとしている事実を掴み、対策を練ります。
烛龍は果たして誰なのか? 司聞曹内部の権力争いがますます怪しく感じられる場面でした。
一方、陳恭は五仙道に潜り込むため、糜冲になりすまし行動。身をやつした彼は暗号を交わし、五仙道の祭酒・黄預への面会を要求します。まさに“借屍還魂”――死んだ糜冲の名を利用し、新たな局面へと踏み出したのです。
風起隴西 第6話の感想まとめ
第6話は一言でいえば「死と再生の回」でした。糜冲がついに退場し、陳恭が別人の顔で動き始める。まさにスパイ戦ならではの大胆な転換です。
糜冲の死は意外でしたが、あまりに用心深すぎた彼が最後は利用されてしまったのが皮肉。
そして、白帝の正体が「陳恭」であることが世間に広まりながら、本人は新たな仮面を得て生き延びる。ここから彼がどう烛龍に迫るのかが最大の見どころになりそうです。
また、荀詡の立場も複雑さを増しています。上司の冯膺への信頼と疑念、そして李邈の策略。内部抗争の渦に巻き込まれながら、彼がどこまで真実を掴めるのか気になるところ。
この回は「表向きの死と裏での生存」という二重構造が非常に面白く、“スパイは生きても死んでも虚実が逆転する”というテーマが鮮烈に描かれていました。
次回、陳恭が五仙道の奥に踏み込んだ時、果たしてどんな再会や陰謀が待ち受けているのでしょうか。ますます緊張が高まります!
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