風起隴西 第10話あらすじと感想|冯膺まさかの寝返り!烛龍捕縛への布石

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

第10話は、冯膺が脱獄に成功し、意外にも李严の陣営へと身を投じる大転換の回でした。さらに、陳恭と翟悦の秘密の連携、柳莹の巧妙な立ち回りなど、登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合います。権力争いと諜報戦が一層激化していきました。

それでは第10話を一緒に見ていきましょう!

風起隴西 第10話のあらすじ

荀詡は高堂秉に冯膺の脱獄を託します。実は陰辑の差し金で探りを入れに来た高堂秉でしたが、結局は荀詡の頼みに応じることに。紫煙閣の楽伎を装った柳莹の協力で、冯膺は城を抜け出すことに成功しました。

しかし冯膺は逃亡せず、逆に成都へ赴き李严に投降。彼は馬盛の遺書を切り札にしつつ「これを楊儀に渡せば李严の計略は全て無に帰す」と告げ、自らを利用するよう進言します。李严は大いに喜び、冯膺を取り込むのでした。

一方、陳恭は五仙道で黄预らと図面強奪計画を進めつつ、翟悦の助けで烛龍の密信を入手。荀詡へ伝えるよう依頼します。夫婦が命懸けの諜報戦で互いを思い合う姿は、切なくも力強いです。

朝廷では、李严一派の攻撃により楊儀が失脚。諸葛亮は彼を庶民に降格させ、心構えの小ささを戒めます。権力の波に飲み込まれる人間の弱さが描かれ、胸に迫りました。

李邈は自身の策が李严に認められたと勘違いし感謝を捧げますが、実際には利用されただけ。冯膺と高堂秉は「いずれ李邈を始末する」と語り合い、裏で暗殺計画を練ります。

その席で柳莹が現れ、冯膺は「恩人」として彼女を李严に紹介しようとします。しかし柳莹は魏の間者――この展開が後々大きな火種となりそうです。

スポンサーリンク

風起隴西 第10話の感想まとめ

冯膺が牢を破ってまさか李严側へ転じるとは驚きでした。敵に投降するのではなく、自らの知略で「利用されることすら利用する」姿はまさに老獪な武将。一方でその行動が果たして蜀のためになるのか、複雑な心境にさせられます。

また、陳恭と翟悦の連携が強く描かれた回でもありました。直接触れ合えないながらも心を通わせ、烛龍への証拠を託し合う場面には胸が熱くなりました。

一方で柳莹は荀詡や冯膺の信頼を得ながら、裏では魏のために動いている。「誰を信じるべきか分からない」というスパイ戦の醍醐味を象徴する存在ですね。

楊儀失脚で蜀の権力構造も大きく変化。ここからさらに諸葛亮陣営が追い込まれていくのか、それとも巻き返しがあるのか、次回の展開が待ち遠しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする