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クルミットです♪
大椋国と尉国の和議が進むなかで、悲しい犠牲が出てしまいました。
大切な仲間たちを失った衛昭の姿を見ていると、本当に胸が締めつけられます。
一方で裴琰は英雄として称えられますが、宮廷の空気はどこか不穏。
誰もが胸に思惑を抱えていて、誰を信じていいのか分からなくなりますね。
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 10話のあらすじ
裴琰が無事に滕瑞を救い出し、皇帝の謝澈は大広間で盛大な祝宴を開きます。
滕瑞は命の恩人である裴琰に深く感謝し、早く和議を結びたいと申し出ました。
謝澈は機嫌を良くして、和議に関するすべての権限を裴琰に一任します。
しかし華やかな宴の席で、衛昭はただ一人黙ったまま酒をあおっていました。
老賀夫妻だけでなく、阿俊や阿正までもが無残に命を落としたのです。
衛昭の胸のうちは、言葉にできないほどの深い悲しみで張り裂けそうでした。
やがて衛昭は一気に酒をあおり、座を盛り上げるためと言って剣舞を申し出ます。
その鋭くも痛ましい剣の軌道。
衛昭は胸に渦巻く悲しみを、必死に剣先から吐き出しているかのようでした。
それを見つめる江慈は、彼の深い苦悩を察して切なさで胸を痛めます。
宴が終わり、肩を落として宮殿を去る衛昭。
江慈は手合図をして、彼と言葉を交わそうと試みます。
しかし衛昭はその合図に気づきながらも、見向きもせずに立ち去りました。
あのやけ酒からの悲痛な剣舞、見ていて本当に切なくなりました
屋敷に戻った衛昭は、老賀夫妻と阿俊、阿正の名札を犠牲者の列に並べます。
並んだ札を見つめる衛昭の胸には、深い痛みが広がっていました。
憤った易飛が江慈を殺しに向かおうとします。
そのとき衛昭は、宮門で江慈が送ってきた手合図を思い出しました。
あの子は自分に何を伝えようとしていたのか?
一方、裴琰は江慈と童敏を連れて剣鼎侯府へと戻ります。
出迎えた母の容玉蝶は、息子を優しく労わりました。
江慈が手ずから煮てくれたお粥。
しかし裴琰は一口も喉を通すことができません。
老賀夫妻の死に江慈が心を痛めていると分かっていても、真犯人を突き止めるためには避けられなかったと裴琰は弁明します。
裴琰は衛昭の監視を怠りませんが、怪しい動きは見つかりません。
ただ、阿俊と阿正が椋州を治める盧瑜の護衛だったと判明します。
月落国の間者が盧瑜の屋敷にまで入り込んでいた事実。
これには裴琰も思わず息を呑みました。
友人の崔亮は、巻き込まれ続ける江慈の境遇を見かねて苦言を呈します。
あのとき謝熾が駆けつけなければ、江慈は衛昭の手に落ちて命を落としていたところでした。
滕瑞の襲撃事件に巻き込まれ、何度も理不尽な危険に晒される江慈。
崔亮が裴琰に詰め寄るのも当然ですよね。
裴琰は必ず江慈を守ると固く誓います。
それでも崔亮の心には、やりきれない思いが残ったままでした。
崔亮が江慈のために怒ってくれた場面、すごくホッとしました!
自室に戻った江慈の頭から、衛昭の苦しげな顔が離れません。
彼女は意を決して、隠し持っていた手紙を取り出します。
それは衛昭の正体を暴くための大事な告発文でした。
江慈はその手紙をためらうことなく火にくべ、目の前で燃やしてしまいます。
そして苦味のない「不苦粥」を丁寧に煮込みました。
夜の闇に紛れ、江慈はその粥を抱えて衛昭の屋敷へと向かいます。
江慈は衛昭に静かに謝罪の言葉を口にしました。
しかし悲しみに沈む衛昭は、すべての罪をお前のせいだと責め立てます。
それでも江慈は視線を逸らさず、まっすぐに衛昭を励ましました。
「どうか途中で諦めないで。亡くなった人たちのためにもやり遂げて」
衛昭の目指す行いが正しいのかどうか、江慈には分かりません。
それでも、ここで倒れてほしくないと心から願ったのです。
そのまっすぐな励ましに、衛昭の目には思わず熱い涙が滲みました。
衛昭は溢れそうな感情を抑え込むように、振り返ることもなくその場を立ち去ります。
その頃、江慈の体調が優れないと聞いた裴琰が薬を届けようとしていました。
しかし母の容玉蝶が行く手を遮ります。
和議という大事業を控える身で、下女一人にかまけるなと冷たく言い放つ母。
裴琰は反論することもできず、薬を持ったまま引き返すしかありませんでした。
江慈の温かいお粥と言葉、頑なだった衛昭の心にしっかり染みましたね
場面は変わり、椋州で鎮遠軍を率いる盧瑜の屋敷。
都での異変を知った盧瑜は、激しい怒りに任せて屋敷の使用人たちを前に怒鳴り散らします。
怒りの矛先を店員や下女に向け、皆殺しにしようとする盧瑜。
軍師の淳于離が必死に間に入り、屋敷に間者がいたのではないかと疑って猶予を求めます。
しかし横暴な盧瑜は聞き入れず、全員を斬首にするよう非情な命令を下しました。
淳于離が屋敷の者を徹底的に洗った結果、阿俊と阿正は盧瑜の長男の配下だったと判明します。
長男が病弱だったため、盧瑜はそれ以上の追及を不問に付しました。
実は南霊の鋳造局と盧瑜は手を組み、密かに兵器を製造していたのです。
鋳造局から引き渡しの督促が届き、鎮遠軍統領の張之誠が報告します。
皇帝の謝澈に怪しまれるのを恐れた盧瑜は、急いで船に積み込んで運ぶよう命じました。
盧瑜のそばに仕える阿遠が、この重大な情報を即座に衛昭へと流します。
知らせを受けた衛昭の頭に、裴琰と謝澈を仲違いさせる絶妙な策略が閃きました。
迎えた調印の日、大椋国と尉国は無事に条約を結びます。
謝澈が上機嫌なのを見計らい、衛昭は川辺への散歩を持ちかけました。
河辺に誘い出された謝澈の目に、驚くべき光景が飛び込んできます。
そこには裴琰を一目見ようと、大勢の民衆が押し寄せて熱狂していました。
和議の功績はすべて剣鼎侯のおかげだと、民は裴琰を口々に褒め称えます。
民衆の熱狂を耳にした謝澈の顔から、みるみる笑みが消えていきました。
すべては皇帝に裴琰を警戒させるため、衛昭が綿密に仕組んだ罠だったのです。
民が裴琰を称えれば称えるほど、皇帝の顔がどんどん険しくなっていくのが怖い!
そこへ裴琰と謝熾を乗せた豪壮な船が近づいてきます。
川沿いの民衆は割れんばかりの歓声を上げました。
不快感を露わにする謝澈の胸に、ある不信感が芽生えます。
許雋が滕瑞を救い出した話は、あまりにも出来すぎていないか?
裴琰は自分に嘘をついているのではないかと疑念を抱きます。
疑いに火がついた謝澈は、衛昭を呼び寄せてこの件の徹底調査を命じました。
宮廷では別の不穏な動きも交錯していました。
陶紫竹は内廷司の姜遠に趙五の息子を探らせていましたが、手がかりは掴めません。
報告に戻った姜遠とすれ違った衛昭は、軽蔑の視線を向けます。
衛昭は姜遠を警戒し、その一挙手一投足を監視するよう配下に命じました。
一方、陶紫竹の動きを察知した容玉蝶は激しく動揺します。
斉王を暗殺した燕喬霜姉妹を速やかに捕らえ、裴家への疑いを晴らせと裴琰に命じる母。
許雋たちの足取りを完全に消し去り、皇帝の調査を阻めと指示します。
容玉蝶はさらに、江慈を屋敷から今すぐ追い出すよう息子に迫りました。
あの娘の存在が、いずれ一族の大計を狂わせると恐れたのです。
謝澈の疑念は深まるばかりで、陶紫竹に命じて南霊の裴家を極秘裏に調べさせます。
逃亡中の刺客である燕喬霜には、素煙からまとまった路銀が手渡されていました。
どこか安全な場所へ身を隠すよう促された燕喬霜。
彼女は静かに都の闇の中へと姿を消していきます。
容玉蝶のあの有無を言わせぬ迫力、母親というより冷徹な軍師そのものです
流水舞花 10話の感想まとめ
仲間を惨殺された衛昭の慟哭が、どこまでも痛々しく胸に突き刺さる回でした。
華やかな祝宴の真ん中で、一人だけ押し黙って酒をあおり続ける姿。
胸の奥に渦巻く叫びをぶつけるように剣を振り回したあの舞には、息が詰まりそうになりました。
誰も信じられない宮廷で、老賀夫妻や若い仲間たちを失った喪失感。
屋敷に戻って冷たい名札を並べる衛昭の孤独を思うと、本当に胸が痛みます。
だからこそ、江慈が届けた「不苦粥」の温もりが格別でした。
老賀夫妻の死に心を痛めながらも、江慈は復讐の手紙を迷わず火に投げ入れます。
「諦めないで、亡くなった人のためにも進んで」という励まし。
自分の痛みを他人にぶつけてしまう衛昭を、責めることなく丸ごと受け止めました。
あそこで頑なだった衛昭の目から思わず涙がこぼれ落ちた瞬間、胸がいっぱいになりました!
一方、権力をめぐる男たちの暗闘も容赦なく動き出しましたね。
盧瑜が自分の保身のために無実の使用人たちを皆殺しにした場面。
あの横暴な八つ当たりには、見ていて本当に強い憤りを覚えました!
でも、その盧瑜の密造武器の情報を即座に掴み、皇帝と裴琰を離間させる計略へと昇華させる衛昭の鮮やかさ。
川辺で民衆に裴琰を称えさせ、皇帝の猜疑心を刺激する手腕はお見事でした。
裴琰もまた、手放しでは喜べない厳しい立場に立たされています。
功績を立てれば立てるほど皇帝から命を狙われかねない危うさ。
しかも母親の容玉蝶からは冷徹な指示を浴びせられ、江慈への薬すら届けさせてもらえません。
江慈を追い出せと詰め寄る母の冷たい視線に、裴琰はどう立ち向かうのでしょうか?
素煙から路銀を受け取って逃げ延びた燕喬霜の行方も気になるところ。
母の厳しい追放命令に対して、裴琰が江慈をどう守るのか見届けたいです。
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