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クルミットです♪
月落城を巡る戦いがいよいよ激しさを増してきました。
江慈を救うために敵同士だった衛昭と裴琰が手を組むという、とんでもない展開になっています。
しかも、ずっと謎だった江慈の本当の身元まで明かされて、息をつく暇もありません。
信じていた衛昭への怒りを爆発させる江慈の姿には、胸がぎゅっと締めつけられました。
それでは28話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 28話のあらすじ
燕喬霜は、江慈が罠にはめられて月落城へ連れて行かれたと耳にします。
居ても立ってもいられなくなった彼女は、すぐに江慈を救うため月落城へと急ぎました。
しかし、盧瑜が率いる鎮遠軍が月落城の周りをびっしりと取り囲んでいます。
これでは普通のやり方で城内に入ることはできません。
そこで燕喬霜は、一人で見回りをしていた兵士を殴って気絶させました。
相手の軍服をさっと奪って身にまとい、敵の陣営へと紛れ込みます。
一方の城内では、裴琰が衛昭のために稼いでくれた5日間の猶予が尽きようとしていました。
衛昭は平叔を城の外へ送り出し、援軍を呼んでくるよう命じていたのです。
約束の期限が来ると、盧瑜は捕らえた月落城の民たちを城門の前へ連れてこさせました。
民の命を盾にして、衛昭に城を明け渡して降伏しろと脅迫します。
衛昭は動じることなく、すでに敵を迎え撃つ準備を整えていました。
平叔が連れてくる援軍を待ち、城の内と外から挟み撃ちにして決死の戦いを挑む作戦です。
易飛が誰にも気づかれないよう城を抜け出し、外で待機していた平叔たちと合流を果たしました。
彼らが合図を送ると、衛昭はすぐさま部隊に攻撃の号令を下します。
城の中から、無数の凧が一斉に空へと放たれました。
風に乗った凧が鎮遠軍の頭上へと飛んでいきます。
合図とともに凧の糸が切られ、結びつけられていた袋が次々と敵陣へと落下しました。
袋の中には赤痢の病原菌を仕込んだ綿がぎっしり詰まっていたのです。
菌を吸い込んだ兵士たちは激しい腹痛に襲われ、大パニックになって逃げ惑います。
凧から病原菌をばら撒くなんて、衛昭の作戦があまりに容赦なくてちょっと引きました。
混乱に乗じて月落城の大きな門が開き、衛昭が自ら兵を率いて討って出ます。
玉蓮が敵を引きつけて援護し、その隙に江慈たちが捕らわれていた民たちを助け出しました。
その人混みの中で、変装していた燕喬霜が江慈の姿を見つけます。
燕喬霜は思わず大きな声で江慈の名を呼びました。
ところが、その声を聞いた衛昭は、事情も聞かずに燕喬霜へ猛然と斬りかかります。
江慈は必死になって叫びました。
「敵じゃない!私の師匠なの!」
叫び声を聞いても、衛昭は冷たい目をしたまま攻撃の手を一切緩めません。
燕喬霜をじりじりと追い詰めていきます。
その姿を見た江慈の頭に、恐ろしい疑念がよぎりました。
衛昭が今まで自分をそばに置いていたのは、守るためではなく、師匠の燕喬霜をおびき寄せて殺すためだったのでしょうか?
あんなに江慈を大事にしていたのに、師匠を殺すためにそばに置いていたと気づいた江慈の顔がつらすぎます。
そこへ裴琰が部下を引き連れて乱戦の中へ飛び込んできました。
江慈を救い出そうと手を伸ばしますが、玉蓮が立ちはだかり激しい打ち合いになります。
江慈は裴琰の手を取ることを拒みました。
誰を信じていいのか分からず混乱している隙に、鎮遠軍の副将が背後から江慈を捕まえてしまいます。
衛昭は燕喬霜を全力でねじ伏せ、生け捕りにすることに成功しました。
その頃、平叔が率いる援軍が手薄になった椋州城を奇襲し、鎮遠軍の兵糧庫を焼き払います。
前と後ろから攻め立てられた盧瑜は、これ以上の戦いは無理だと判断して椋州城へ退却しました。
江慈は鎮遠軍の宿営地へ連行されてしまいます。
裴琰は江慈を取り戻そうとして、彼女は裴府の侍女だから引き渡せと副将に迫りました。
しかし副将は聞き入れず、江慈を頑丈な囚人護送車に押し込んで連れ去ってしまいます。
月落城に戻った衛昭は、捕らえた燕喬霜を牢に縛りつけ、昔の事件の真相を白状させようと厳しい尋問を行いました。
しかし燕喬霜は固く口を閉ざし、真相を語るどころか衛昭を激しく罵ります。
衛昭は怒りに震えますが、江慈の顔が目に浮かび、どうしても燕喬霜を殺すことはできませんでした。
一方、鎮遠軍の牢では、盧瑜が江慈の前に立ちはだかります。
何を尋ねられても、江慈は少しも怯むことなく真っ直ぐな目で盧瑜を睨みつけました。
その堂々とした態度に盧瑜は苛立ちを隠せません。
怒りに任せて江慈の体を乱暴に引きずり出しました。
その拍子に、江慈がずっと肌身離さず大切に持っていた小さな泥の猫の人形が床へ落ちます。
人形は音を立てて粉々に砕け散りました。
壊れた人形の破片の中から、一通の手紙が転がり出ます。
それは、かつて非業の死を遂げた斉王・謝淳が、愛する我が娘へ宛てて遺した本物の手紙でした。
手紙を拾い上げて読んだ盧瑜は、歓喜の声を上げて狂喜乱舞します。
目の前にいる小娘が、まさかあの斉王の血を引く娘だったとは夢にも思わなかったのです。
まさかあの泥人形の中に父親の手紙が隠されていたなんて、想像もしていなくて息が止まりました!
その直後、盧瑜の長男である盧大郎の持病が急激に悪化し、手当の甲斐もなく息を引き取ってしまいます。
息子の突然の死に激しく取り乱した盧瑜は、江慈の処分を後回しにして牢へ放り込みました。
盧瑜は江慈の出自を大義名分にして、大椋帝・謝澈を倒すため慶康へ向けて全軍を進軍させます。
裴琰は側近の安澄と童敏を連れて進軍ルートへ先回りし、盧瑜の行く手を塞ぎました。
国を揺るがす謀反などやめるべきだと説得します。
しかし野心に燃える盧瑜が耳を貸すはずもありません。
二人は刃を交え、激しい一騎打ちとなります。
裴琰の鋭い太刀筋に押された盧瑜は深い傷を負いました。
裴琰は弱った盧瑜を放置して、急いで江慈を救いに行こうとします。
ところが、主人の身の危険を案じた安澄が、背後から裴琰の首筋を手刀で叩いて気絶させました。
安澄は意識を失った裴琰を背負い、その場から大急ぎで離脱します。
鎮遠軍の陣営に潜伏していた密偵の阿柳は、盧瑜が江慈を船に乗せて連れ去った現場を目撃しました。
阿柳はすぐさま洪傑へ報告を入れ、知らせを受けた洪傑は衛昭の元へと走ります。
知らせを聞いた衛昭は、燕喬霜の取り調べを中断して飛び出しました。
屋敷の外へ出ると、以前に江慈が心を込めて植えた霊柩花が一面に美しく咲き誇っています。
満開の花を見て、月落の民たちは喜びの声を上げていました。
衛昭は胸騒ぎを覚えながら、馬を走らせて盧瑜の軍を追います。
街道の途中で、衛昭は目を覚ました裴琰と出くわしました。
裴琰はまだ頭がぼんやりしていましたが、江慈が救出できていないと知るや、すぐに引き返そうとします。
衛昭が割って入り、江慈はすでに盧瑜によって連れ去られた事実を伝えました。
愛する江慈を救うため、二人は一時的に協力して盧瑜を追うことで合意します。
盧瑜率いる部隊はすでに大きな軍船へ乗り込み、川を下ろうとしていました。
岸辺へ先回りした裴琰は、船に向かって絶え間なく弓矢を射掛けます。
矢の雨を降らせて敵の注意を引きつけ、衛昭が船に乗り込むための時間を作ったのです。
衛昭は水面を蹴って船へと忍び込み、船底に囚われていた江慈の元へ駆けつけました。
しかし江慈の体を縛る頑丈な鉄の鎖には大きな鍵がかけられており、その鍵は盧瑜が持っています。
船の異変を察知した盧瑜が船倉へ戻ってきました。
江慈を一刻も早く助け出したい衛昭は、現れた盧瑜へ猛烈に襲いかかります。
二人が船内で激闘を繰り広げる中、裴琰と衛昭が事前に決めていた約束の時間が過ぎてしまいました。
船の中から衛昭が戻ってくる気配はありません。
これ以上船を進まれるわけにはいかない裴琰は、川の水門を下ろして船の航行を阻止しようと決断します。
甲板へ姿を現した盧瑜は、岸にいる裴琰を見下ろして不敵に笑いました。
裴琰が仲間を巻き添えにしてまで水門を落とせるはずがないと高をくくっていたのです。
その頃、船内では長年盧瑜の側近として潜伏していた四先生が動いていました。
四先生は密かに奪い取った軍の虎符を衛昭に手渡します。
衛昭は虎符の鋭い金具を使い、江慈の体を締めつけていた鉄の鎖を力任せに断ち切りました。
外では、裴琰が火を灯した矢をつがえて構えます。
衛昭と江慈が出てこないことに焦りながらも、裴琰は迷いを振り切って水門の仕掛けへ火矢を放ちました。
巨大な水門が轟音とともに一気に落下し、逃げ場を失った大船をへし折るように挟み込みます。
船は激しい炎に包まれ、グラグラと大きく傾きました。
足場を失った兵士たちが悲鳴を上げて川へと転落していきます。
追い詰められた盧瑜は、炎と煙に紛れて冷たい川の中へと飛び込み逃亡しました。
裴琰の放った火矢が船を直撃した瞬間、本当に二人とも焼け死んじゃうんじゃないかと冷や冷やしました。
衛昭は江慈の体を抱き寄せ、燃え盛る船から川へと飛び込みます。
冷たい水流と戦いながら、衛昭は死に物狂いで江慈を引っ張り、なんとか河原へと泳ぎ着きました。
しかし、江慈は大量の水を飲んでしまい、冷たくなったまま息を吹き返しません。
衛昭は取り乱しながら必死に介抱し、一睡もせずに彼女のそばに付き添い続けます。
そこへ易飛が駆けつけて任務の完了を報告しました。
衛昭は易飛に対し、捕らえた燕喬霜を厳重に警護しながら慶康へ護送するよう指示を出します。
続いて姿を見せた四先生は、乱戦の中で盧瑜の首を取れなかったことを深く悔やんでいました。
衛昭は四先生を責めず、大椋帝の謝澈へ向けた書状を書くよう命じます。
手に入れた虎符を朝廷へ返上し、残った鎮遠軍をそのまま大椋へ帰順させる筋書きを指示しました。
衛昭は、今度こそ慶康へ堂々と戻り、虐げられてきた月落の民のために正当な権利を勝ち取る決意を固めていたのです。
一方、盧瑜の陣営を調べていた安澄は、軍がばら撒こうとしていた討伐の檄文を発見しました。
紙面を読んだ安澄は、あまりの衝撃に言葉を失います。
そこには、江慈があの斉王・謝淳の実の娘であると明確に記されていたからです。
草屋の寝床で、江慈がようやく微かに指を動かして目を覚ましました。
枕元には、水に濡れながらも残った父・謝淳の手紙が置かれています。
震える手で手紙を広げ、父が自分に遺してくれた温かい言葉を読んだ江慈の瞳から涙が溢れました。
ずっと天涯孤独だと思い込んで生きてきた自分が、実は深く愛されていた子供だったのです。
驚きと同時に、熱い喜びが胸を満たしていきます。
その部屋の外の物陰から、衛昭がじっと江慈の様子を見つめていました。
嬉しそうに涙をぬぐう江慈の姿を見つめる衛昭の胸には、複雑な感情が渦巻いています。
謝淳の存在は、衛昭の一族にとって決して忘れられない因縁の相手だったからです。
江慈は手紙を握りしめると、厳しい表情で部屋を出て衛昭の元へと歩み寄りました。
「私の師匠は今どこにいるの?」
冷たい声で燕喬霜の行方を問い詰めます。
衛昭が押し黙っていると、江慈の怒りは激しさを増していきました。
月落へ連れてこられてから今日に至るまで、衛昭が自分にしてきた裏切りや嘘を一つずつ並べ立てます。
自分の師匠を罠にかけるための餌として利用されていた事実が、江慈の心を深く抉っていました。
衛昭は何も言い訳をせず、弱った江慈のためにじっくり煮込んで作った熱いお粥を差し出します。
しかし、裏切られた絶望に震える江慈は、差し出された器を激しく払いのけました。
お粥は乾いた地面に叩きつけられ、無残に飛び散ります。
二人の間に、修復できないほど深い亀裂が入ってしまった瞬間でした。
弱った江慈のために作ったお粥を地面にぶちまけられる衛昭を見て、胸が痛くてたまりませんでした。
流水舞花 28話の感想まとめ
一番胸に突き刺さったのは、江慈が衛昭の作ったお粥を容赦なく叩き落としたあの場面でした。
衛昭の不器用な優しさが詰まったお粥だっただけに、地面に散らばった白い米粒を見るのが本当にきつかったです。
裏切られていたと知った江慈の怒りも痛いほど分かりますし、誰にも本音を言えない衛昭の立場も理解できるからこそ見ていて苦しくなりますね。
江慈が父親の手紙を読んで喜んでいた直後だっただけに、あの落差には胸が痛みました。
泥の人形の中に手紙が隠されていた展開には本当に驚かされました!
斉王の娘だったという事実は、これからの彼女の運命を大きく狂わせていきそうで心配になります。
盧瑜が狂ったように喜んでいた表情にも心底ゾッとしました。
自分の息子が死んだ途端に謀反へ突き進む盧瑜の身勝手さには、本当にイライラします。
裴琰と衛昭が江慈を助けるために一時休戦して背中を預け合った船の場面はすごく見応えがありました!
裴琰が迷いながらも火矢を放った瞬間の表情も、彼の覚悟がにじみ出ていて引き込まれましたね。
月落の街に咲いた霊柩花がとても綺麗だった分、衛昭と江慈のすれ違いが余計に切なく感じられます。
慶康へ向かうことになった燕喬霜がこれ以上ひどい目に遭わないか、ただ祈るような気持ちで画面を見つめていました。
泥人形の手紙を握りしめたまま衛昭を冷たく拒絶した江慈の涙が、頭から離れません。
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