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クルミットです♪
江慈が斉王の娘だと分かって、物語が大きく動き出しましたね。
裴琰も衛昭も彼女を巡って必死ですが、江慈自身の気持ちを思うと胸が苦しくなります。
自分の出自を知った江慈は、どんな決断を下すのでしょうか?
それでは29話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 29話のあらすじ
裴琰は江慈が斉王謝淳の娘だと知り、居ても立ってもいられず慶康へ連れ戻そうと駆けつけます。
しかし屋敷の前には衛昭が冷たく立ちはだかり、裴琰を中へ入れようとはしません。
そこへ江慈本人が毅然とした足取りで姿を現しました。
ふたりの縁はとっくに尽きたのだから、もう付きまとわないでほしいと言い放つ江慈。
江慈から完全に拒絶されて、裴琰は一体どうするつもりなのか?
傷心の裴琰は、肩を落としてすごすごと引き下がるしかありません。
衛昭は残された江慈の体を力いっぱいに抱きしめるばかり。
そしてこれまでのひどい行いを何度も謝罪する衛昭。
でも、裴琰を拒絶したからといって、江慈が衛昭を許したわけではないのです。
裴琰をきっぱり振ったのはすっきりしたけれど、衛昭の腕の中で冷え切った顔をしてる江慈が切なすぎます
失意の裴琰は魂が抜けたようにとぼとぼと歩いて戻る途中、この先どうすればいいのでしょうか?
部下の安澄と童敏は主人の落ち込みように憤り、江慈を説得しに戻ろうと言い出します。
でも裴琰は、壊れた関係はもう二度と取り戻せないと静かに悟っているのです。
そこで裴琰は大梁帝の謝澈へ手紙を送り、江慈の正体を明かす決意を固めました。
皇帝が知れば、必ず江慈を都へ呼び寄せるはず!
一方、衛昭は夜を徹して小さな泥の猫をこねていました。
その置物は本物そっくりの見事な出来栄えです。
衛昭は易飛を走らせ、江慈の師父である燕喬霜を密かに連れてこさせます。
久しぶりに江慈と再会した燕喬霜は、彼女の体に残る痛々しい傷跡を見逃しません。
弟子の変わり果てた姿に、燕喬霜の怒りが爆発します!
燕喬霜は衛昭の胸ぐらを掴む勢いで、容赦なく叱り飛ばしました。
師父が衛昭をコテンパンに怒鳴りつけてくれた場面、本当にすっとしました!
衛昭は平叔を呼び寄せ、今夜のうちに燕喬霜を慶康へ送り届けるよう命じる運びに。
かつての事件の真相を謝澈の前で証言してもらうための策でした。
父の蕭海天に着せられた無実の罪を晴らしたいという一途な思い。
そして月落の民を長く苦しめてきた奴隷の境遇から解放したいという悲願があったのです。
その頃、部屋では江慈と燕喬霜がこれまでの苦難を静かに語り合っています。
師父のやつれた姿を見た江慈は、もう絶対に辛い思いはさせないと心に誓う江慈。
翌朝、衛昭は江慈の沈んだ気分を晴らそうと山へ散策に連れ出します。
江慈は江家村で師父と過ごした日々の楽しい思い出を穏やかに話す様子。
そして、懐から取り出した美味しそうなナツメを衛昭へ手渡しました。
でもそのナツメには、密かにしびれ薬が仕込まれていたのです。
衛昭は、すべての決着がついたら江慈と一緒に江家村へ帰ると約束します。
こみ上げる愛しさに耐えかね、思わず江慈へ口づけしようと顔を寄せる衛昭、その想いは届くのでしょうか?
しかし、その瞬間に薬が全身へ回って衛昭はばったりと倒れてしまいます!
いい雰囲気でキスしようとした瞬間に白目をむいて倒れるなんて、衛昭には悪いけどちょっと吹き出しました
江慈はその隙を見逃さず、燕喬霜の手を引いて一気に山を駆け下りていきます。
やがて目を覚ました衛昭は、隣で平叔までぐうぐう眠りこけているのを見て呆れ返る始末。
一体どこまで用意周到なんですか?
一方、都の謝澈のもとへ裴琰からの密書が届きます。
亡き斉王の血を引く娘が生きていると知り、謝澈は驚きを隠せない様子。
皇帝はすぐに勅命を下し、衛昭へ江慈と師父を連れて宮廷へ戻るよう命じる勅命。
山道を急ぐ道中、江慈は燕喬霜に自分の両親について尋ねます。
燕喬霜の姉である燕書婉こそが、江慈の実の母親だったのです。
もともとふたりは尉国の刺客で、斉王の謝淳の身辺を探る任務を帯びていました。
しかし謝淳は誰よりも善良で、正義感に満ちた高潔な人物だったのです。
燕書婉と謝淳は自然と深く愛し合うようになり、やがて慶康の宮廷へ入ることに。
ふたりの間に新しい命が宿った時、どれほどの喜びを感じたのでしょうか?
しかし姉妹は宮廷の窮屈な権力争いから抜け出したいと願うようになります。
そこで謝淳は姉妹に人質に取られた芝居を打ち、一緒に月落へと逃げ延びたのです。
お父さんが人質になるふりまでして妻と月落へ逃げてくれたなんて、本当に優しい人だったんですね
当時、月落の首領だった蕭海天は、謝淳たちを温かく匿ってくれる温情の持ち主。
しかしそこへ盧瑜が軍勢を引き連れて月落を攻撃してくる事態に。
謝淳を力ずくで都へ連れ戻すための侵攻だったのです。
謝淳は、自分のせいで月落の罪のない民が血を流すことを耐えられなく思います。
涙を流す燕書婉に別れを告げ、まだ見ぬ我が子のために小さな泥の猫を残す謝淳の優しさ。
その後、謝淳は摘星閣で非業の死を遂げたと燕喬霜は聞かされることとなりました。
江慈を産み落とした燕書婉も、夫の死に絶望して後を追い命を絶ってしまうのです。
生まれたばかりの赤ん坊の江慈は、燕喬霜に託されることとなります。
初めて知る両親の悲劇的な運命に、江慈の胸には様々な感情が渦巻くばかり。
そこへ馬を走らせてきた衛昭と平叔が追いついてくる気配。
江慈は衛昭を自分から遠ざけるため、わざと冷酷な言葉を浴びせます。
あなたに対して情なんて最初からひとかけらもない、と冷たく言い放つ江慈の強がり。
燕喬霜は衛昭が蕭海天の息子であり、姉の蕭玉迦が謝澈の妃だった事実を知ることに。
かつて蕭玉迦が斉王の墓へ密かに参拝していた記憶を、燕喬霜は鮮明に覚えているのです。
蕭海天が月落と国の和議をまとめられなかったため、謝澈に取り入ろうと謝淳を殺したに違いない!
燕喬霜はそう頑なに思い込んでしまう燕喬霜。
どうしてそんな悲しい誤解が生まれてしまうのでしょうか?
衛昭はお前の親の仇なのだから絶対に情を持ってはいけない、と江慈に厳しく告げる燕喬霜。
親の仇だと叫ぶ師父と、冷たい嘘で突き放す江慈の前で、ただ立ち尽くす衛昭の姿が痛々しすぎます
その頃、慶康に戻った裴琰は皇帝の謝澈に任務の完了を復命します。
謝澈からゆっくり休むよう声をかけられ、裴琰は剣鼎侯府へと帰宅する足取り。
屋敷では母の容玉蝶が息子の帰りを待ち構えています。
容玉蝶は董涓との婚儀を早く執り行うよう息子を激しく急き立てるのです。
しかし裴琰には所帯を持つ気など毛頭ありません。
兵制改革を進めた理由も、最小限の犠牲で鎮遠軍を収拾して辺境を安定させるためでした。
自分は皇位になどこれっぽっちも興味がないと裴琰ははっきりと言い切る姿勢。
息子の言葉を聞いた容玉蝶は、悔しさのあまり奥歯を激しく噛み締めます!
何年も息子のために裏で手を回し、盧大郎を始末して盧瑜を謀反へ追い込んだのも母の筋書きだったのです。
鎮遠軍を壊滅させ、長風衛の武力を後ろ盾に裴琰を皇帝に据えようと企んでいた容玉蝶の野心が恐ろしすぎます!
それなのに息子本人が玉座を真っ向から拒絶するなんて、母の思惑通りにはいかないものですね。
息子の幸せのためと言いながら、自分の権力欲のために人を殺めてきた容玉蝶には本当にイライラします!
山中には、禁軍副統領の陳默が謝澈の密書を携えて現れることとなりました。
衛昭に対し、江慈を連れて都へ戻れという皇帝からの直接の命令です。
燕喬霜は命がけで江慈を逃がそうと激しく身構えますが、多勢に無勢で逃げ切れるのか?
しかしこれ以上誰かが傷つくのを見たくない江慈は、衛昭と共に宮廷へ行く決断を下します。
衛昭は父の無念を思えば燕喬霜を討ちたい衝動に駆られる心境。
それでも江慈をこれ以上悲しませたくありません。
燕喬霜の身柄は平叔に預け、安全な場所へ落ち着かせる段取りを整える衛昭の配慮。
江慈は、もし師父に手を出したら絶対に許さないと衛昭を鋭く睨みつけるのです。
慶康の宮廷に到着すると、謝澈は江慈を殊のほか優しく迎え入れました!
まるで実の姪のように親身な言葉をかける皇帝の姿は、どこか不気味に映るもの。
江慈は亡き父の謝淳が遺した大切な手紙を取り出します。
水に濡れて文字の大部分が滲んで読めなくなっていた手紙の惨状。
そこで江慈は記憶していた文章をその場で暗唱して見せる知恵を発揮します。
謝澈は江慈に宮廷で安心して暮らすよう告げ、手厚く埋め合わせをすると約束しました!
本当は師父と一緒に江家村へ帰り、何にも縛られずに生きたかったのではありませんか?
しかし最高権力者である皇帝の前で、その願いを口に出すことは許されない現実。
流水舞花 29話の感想まとめ
今回の29話で一番強烈だったのは、やっぱりあの山でのナツメの場面です!
衛昭が江慈の手作り泥猫の約束を口にして、愛おしそうに顔を近づけた瞬間に白目をむいて倒れるなんて、思わず息を呑んでしまいます。
あんなに切ない約束を交わしていたのに、江慈の仕掛けたしびれ薬が一瞬で空気をひっくり返すなんて誰が予想できますか?
目を覚ました衛昭が、横で転がっている平叔を見て言葉を失っていた姿には、切ないけれどちょっと笑ってしまいました!
それにしても、江慈が背負わされた運命の重さには胸が締めつけられますね。
自分の父親が斉王で、実の母親が刺客だったなんて、あまりに過酷すぎて受け止めるだけでも精一杯なはず。
おまけに師父からは衛昭が親の仇だと告げられてしまうなんて、江慈はどうやって心を保てばいいのでしょうか?
いくら愛していても、親を殺したと信じ込まされている相手をそのまま受け入れるなんて無理ですよね。
衛昭を遠ざけるために冷たい暴言を吐く江慈も、それを受け止めるしかない衛昭も、ふたりとも孤独すぎて胸が痛みます。
一方で、慶康の容玉蝶の毒親っぷりには心底イライラさせられました!
息子のためだと言い訳しながら、実際は自分が権力を握りたいだけの母親なんて、裴琰が反発するのも当然です。
裴琰が皇位を拒絶した時の容玉蝶の鬼のような形相、本当にゾッとしました!
どうしてあの母親は、息子の苦しみに少しも気づいてあげられないのでしょうか?
慶康の宮廷に足を踏み入れた江慈を取り巻く空気も、これからどうなってしまうのか?
皇帝の謝澈が見せたあの親しげな笑顔の裏に、どんな冷徹な企みが潜んでいるのか気になって仕方がありません。
故郷へ帰りたいという小さな願いさえ胸にしまい込み、冷たい宮廷に一人残された江慈の寂しげな背中が本当に切ないです!
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