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クルミットです♪
婚礼の日がついにやってきてしまいました。
街もお屋敷もお祝い一色なのに、裏では恐ろしい企みが進んでいます。
それぞれの譲れない思いがぶつかり合って、胸が締めつけられますね。
それでは33話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 33話のあらすじ
明日は裴琰と江慈の婚礼の日です。
剣鼎侯府の屋敷は提灯で鮮やかに彩られ、どこもお祝いムードに包まれていました。
裴琰は隅々まで準備を整え、江慈を妻として迎え入れる瞬間を待ちわびています。
彼にとっては、やっと手に入るはずの幸福でした。
しかし、当の江慈の心は全く晴れません。
頭の中にあるのは、この婚礼からどうやって逃げ出すかということだけでした。
皇宮の警備は厳重を極めていて、逃げ出せるような隙は見当たりません。
衛昭に助けを求めることも考えたはずです。
でも、大切な彼を巻き込むわけにはいきません。
悩む江慈の元へ、董涓がお祝いを伝えるために訪ねてきました。
江慈が逃げたがっていると知った董涓は、力を貸すと約束します。
董涓、本当にいい子すぎて心を打たれます!危険を承知で江慈を助けてくれるなんて勇気があります。
一方、容玉蝶と衛昭は大婚の当日に大椋帝・謝徹を倒す密約を交わしていました。
二人は周到な段取りを重ねます。
燕喬霜を変装させ、花嫁を迎える行列に紛れ込ませる手はずでした。
宮中には内応の者を配置します。
燕喬霜を控えの間である偏殿へと招き入れる手はずも整っていました。
燕喬霜には肌身離さず持っている大切な宝剣があります。
容玉蝶は、その宝剣を結納の品の中に隠すように命じました。
燕喬霜は容玉蝶と手を組むことに同意します。
しかし、二人の目的は全く別のものでした。
容玉蝶は謝徹を引きずり下ろすことが望みです。
燕喬霜の願いは、姉の燕書婉と斉王・謝淳の仇を討つために謝徹を殺すことだけでした。
婚礼当日の朝、江慈は真紅の花嫁衣装に袖を通します。
董涓が約束通りに宮殿へやってきました。
化粧直しをするという口実で部屋に入ります。
江慈に宮女である錦心の着物を手渡しました。
宮殿の外には脱出用の馬車も待機させてあります。
董涓に危害が及ばないよう、江慈は彼女を人質に取って逃げる芝居を打ちました。
董涓の機転により、二人は最初の門を無事に通過します。
宮殿を抜け出すこの緊迫感、息をするのも忘れそうになります!
ところが、江慈は行列の中に変装した燕喬霜の姿を見つけてしまいます。
師匠が自分を助けに来てくれたのではないか?
師匠の身に危険が迫っているのではないかと不安がよぎります。
江慈はすぐに宮殿へ引き返そうとしました。
しかし、馬車は無情にも最後の宮門に到達してしまいます。
一方の燕喬霜は、行列と共に偏殿へと足を踏み入れました。
誰にも気づかれない隙を見計らい、結納品から自分の宝剣を取り出します。
そして息を潜めて物陰に隠れました。
容玉蝶は杜ばあやに命じて、密かに死士たちを動かします。
死士たちは禁軍の陣営へ音もなく侵入しました。
禁軍統領の命を容赦なく奪い去ります。
大殿では、いよいよ盛大な婚礼が幕を開けました。
皇帝の謝徹自らが婚礼の主宰を務めます。
裴琰は屋敷を出る直前、母の容玉蝶が姿を消したと聞かされていました。
胸の奥に冷たい不安が走った瞬間です。
江慈がゆっくりと大殿の中へと歩みを進めます。
裴琰はずっとその姿を待っていました。
そこへ衛昭が血相を変えて駆け込んできます!
宮中に刺客が侵入したと大声で告げました。
謝徹に対し、一刻も早く避難するよう促します。
衛昭の張り詰めた表情、嫌な胸騒ぎしかしません!
謝徹は刺客を手配した黒幕が容玉蝶だと見抜きます。
謝徹は容玉蝶の待つ場所へと直接向かいました。
容玉蝶は謝徹の前に立ちはだかります。
亡き夫・裴子敬の命を償えと激しく詰め寄りました。
さらに物陰から燕喬霜を呼び出します。
謝淳と燕書婉の無念を晴らすため、謝徹をここで討つと言い放ちました。
謝徹は過去の罪を冷然と否定します。
容玉蝶は謝徹の言葉に耳を貸そうともしません。
謝徹を玉座から引きずり下ろし、太子の謝熾を即位させる野心を口にしました。
しかし、謝徹の表情には微塵の焦りもありません。
謝徹が合図を下すと、衛昭率いる光明司の兵たちが扉を破って乱入します!
燕喬霜は宝剣を抜いて立ち向かいました。
刃が交わった瞬間、宝剣が真っ二つにへし折れてしまいます!
容玉蝶が前もって宝剣をすり替えていたのです。
折れた刃には猛毒が仕込まれていました。
燕喬霜の体に毒が回り始めます。
容玉蝶の狙いは、燕喬霜を利用して過去の真相を暴かせることだけだったのです。
燕喬霜は次第に力を失っていきます。
無数の剣が容赦なくその体を貫きました。
容玉蝶、なんて残酷な人なの!利用するだけ利用して毒剣を握らせるなんて許せません!
そこへ異変に気づいた江慈が必死に駆けつけます。
血の海に沈む師匠の姿が目に飛び込んできました。
江慈は悲痛な叫びを上げて泣き崩れます。
衛昭も目の前で起きた凄惨な結末に言葉を失いました。
謝徹は容玉蝶をその場で処刑するよう冷酷に命じます。
陶紫竹が兵を率いて駆けつけ、容玉蝶を完全に取り囲みました。
裴琰がなりふり構わず駆け込み、身を挺して母を庇います。
母の命だけは助けてほしいと地面に額を擦りつけて懇願しました。
退路を断たれた容玉蝶は、観念して捕縛を受け入れます。
江慈はあまりの衝撃に耐えきれず、意識を失ってしまいました。
深い暗闇の中で、うわ言のように師匠の名を呼び続けます。
やがて江慈が目を覚ましました。
枕元には優しく微笑みかける燕喬霜の姿があります。
江慈は夢ではなかったのかと喜びました。
しかし、自分の手のひらにこびりついた赤い血痕が目に入ります。
師匠がそばにいてくれた光景こそが夢だったのです。
燕喬霜が自分の腕の中で息絶えたという現実を突きつけられました。
目を覚ましてからのあの手のひらの血、胸が張り裂けそうでした。
江慈は過度のショックから寝込んでしまいます。
衛昭が彼女を抱え、皇宮へと連れ帰りました。
裴琰は謝徹の前で膝をついたまま、母への慈悲を求め続けます。
その夜、謝徹は暗い牢獄へと足を運びました。
容玉蝶と向き合うためです。
牢の中の容玉蝶は、謝徹を骨の髄まで憎むような目で見つめました。
謝徹を殺しきれなかった悔しさを吐き捨てます。
謝徹は、かつて自分は容玉蝶を一途に愛していたと語り始めました。
想いを裏切って裴子敬を選んだのはそなたではないか?
容玉蝶は冷たい笑みを漏らします。
皇位のために信義をかなぐり捨てたのはどちらなのか?
容玉蝶は隠し持っていた玉の簪を抜き、謝徹を刺そうとします!
謝徹は力任せにその手首を掴み、簪を奪い取りました。
かつて心を交わし合った二人は、今や不倶戴天の仇敵です。
謝徹は容玉蝶を死罪にはしませんでした。
静心庵へと送り、余生を写経に費やして過ごすよう命じる処分を下します。
流水舞花 33話の感想まとめ
燕喬霜の最期があまりにも理不尽で、見ていて息が詰まりました。
宝剣が真っ二つに折れた瞬間、何が起きたのか分からず呆然としました!
大切にしていた佩剣をすり替えられ、しかも毒まで仕込まれていたなんて、残酷すぎて言葉が出ません。
容玉蝶にとって、燕喬霜は謝徹を揺さぶるための使い捨ての駒に過ぎなかったのですね。
姉の無念を晴らすためだけに命を懸けていた燕喬霜が、あまりにも哀れでやり切れません。
江慈が現実を思い知る場面も、本当にきつかったです。
目を覚ました時、隣に師匠がいてほっとした笑顔を見せたのに、手のひらの血を見て現実に戻されるなんて。
信じていた人をあんな形で目の前で奪われたら、立ち直れるはずがありませんよね。
婚礼から抜け出して新しい一歩を踏み出そうとしていた矢先に、どうしてこんな仕打ちを受けなければならないのでしょうか?
そして、裴琰の姿にも胸が痛みました。
何も知らされないまま婚礼の場に立ち、目の前で実の母が謀反人として追い詰められていくわけです。
泥にまみれながら必死に母の命乞いをする裴琰の姿は、見ていて本当に居たたまれませんでした。
牢獄での謝徹と容玉蝶のやり取りも、かつての愛憎がドロドロに煮詰まっていて背筋が寒くなります。
皇帝への怨みを燃やし続けた容玉蝶が、静心庵でおとなしく写経をして余生を終えるとはとても思えません。
母が犯した大罪の重荷を背負わされた裴琰が、冷酷な謝徹の元でこれからどんな顔をして生きていくのか、暗い余韻を残す場面でした。
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