覆流年 第16話 あらすじ 豪雨の処罰と母の非業の死に打ちのめされる安然

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陸家を守るために一人で戦ってきた安然ですが、ここにきて実の父親から激しく責められてしまいます。
家族のために泥をかぶってきたのに、一番の味方であってほしい身内から拒絶される姿は本当に切ないですね。
さらに穆川との穏やかな逢瀬があった直後に、残酷すぎる事件が起きてしまいます。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!

覆流年 16話のあらすじ

蘇城から瀚京にやってきた父親の陸軽舟は、娘の陸安然の顔を見るなり、いきなり平手打ちを食らわせます。
陸家を守るためとはいえ、卑劣な手段を使うくらいなら命を捨てたほうがましだと父は怒鳴りました。
自分は商人として堂々と生き、清らかに稼いできたという強い自負があったのです。
安然も黙ってはいません。
生きるために追い詰められて選択肢がなかったと反論します。
陸欣然が気が狂ってしまったことに対し、父は正々堂々とやり返すならともかく、名節を汚すような卑劣な罠を仕掛けた安然のやり方を許せませんでした。
しかし安然には、陸欣然をかばう余裕など一切ありません。
これ以上野放しにすれば陸家全体が巻き込まれて破滅してしまうからです。
「私は自分の決断を後悔していません」と安然は毅然と言い放ちました。
その態度を反省の色がない屁理屈だとみなした父は、安然に中庭での跪座を命じます。

お父さん、事情も知らないくせにいきなり叩くなんてひどすぎます!

中庭には激しい豪雨が容赦なく降り注ぎました。
安然はずぶ濡れになりながら、夜になっても冷たい地面に跪き続けます。
寒さと疲労で限界を迎えた安然は、屋敷に駆けつけた穆川の腕の中へ倒れ込みました。

穆川が抱きとめてくれた瞬間、見ていて少しだけ肩の荷が下りる思いでした

母の陸夫人が急いで安然を部屋へ運び、濡れた体を休ませます。
穆川が大雨の中で葡萄の木を心配して陸府を訪れていたことを母は知りました。
娘のために葡萄を植えてくれた事実を聞き、二人が互いに想い合っているのだと母は気づきます。
母はそっと席を外し、穆川に看病を任せました。
一方の父も、厳しく接したものの娘の体が心配でなりません。
医師から、重い心労と長期の疲労に邪気が入り込んだだけで養生すれば大丈夫だと聞き、胸をなでおろします。
母は父と娘がなぜ争ったのか詳しい理由を知りません。
それでも安然がずっと陸家のことばかり背負い込み、自分の体を一度もいたわってこなかったことだけは痛いほど分かっていました。

夜中に目を覚ました安然は、枕元でずっと付き添っていた穆川の姿を見つめます。
安然は、全ての問題が片付いたら生まれ故郷の蘇城へ帰り、二度と瀚京には戻らないと静かに告げました。
穆川は穏やかに頷きます。
今手がけている水利工事が大瀚全土に広がったら、必ず蘇城へ安然を探しに行くと約束しました。

翌朝、安然は綺麗に着飾り、穆川が主催する春耕の儀式へ向かう支度を整えます。
娘が想い人に対して前向きに行動する姿を見て、母は嬉しそうに微笑みました。
かつて夫の陸軽舟から贈られた大切な思い出の簪を取り出し、安然の髪にそっと挿します。
自分の手で幸せを掴み取ってほしいと、母は温かい言葉で送り出しました。

春耕礼の会場に到着した安然は、穆川が丹精込めて育てた新しい稲の苗を目にします。
その稲には「安心稲」という名がつけられていました。
安然は、民が飢えずに安心できる世を目指すという意味なのかと穆川に尋ねます。
穆川は首を横に振りました。
安の文字は、陸安然の「安」だと答えます。
安然には山川や湖海こそがふさわしい天地だと穆川は信じていました。
この稲を国中に広めることで、安然が万里の山河を旅したのと同じことにしたいと考えたのです。
「安心」とは、民のためという建前を超えた穆川自身の純粋な私心でした。
陸家が今どれほど危うい状況にあろうと、穆川には関係ありません。
権力にも名声にも興味がない彼にとって、帰るべき場所は瀚京の都ではなく、安然のいる場所だけでした。

安然の「安」だなんて、穆川のまっすぐな気持ちに胸がぎゅっとなります

その頃、街の埠頭で荷物の引換証をめぐる大きな混乱が発生していました。
陸軽舟が店の用事で出払っていたため、陸夫人が代わりに埠頭へ出向きます。
しかし、現場はすでに手がつけられないほど荒れていました。
理性を失った群衆が暴徒と化し、我先にと荷物を奪い合っています。
怒号と争いが渦巻く中、誰かが混乱に乗じて陸夫人を刃物で刺し殺しました。

春耕礼の会場に母の訃報が届き、安然は取り乱して屋敷へ駆け戻ります。
屋敷の中に足を踏み入れると、すでに白い布で覆われた霊堂が設えられていました。
今朝まで優しく簪を挿してくれた母が、冷たい骸となって横たわっています。
突然すぎる悲劇を受け止めきれず、安然は呆然と立ち尽くしました。

あんなに優しいお母さんを殺すなんて、暴徒の中に紛れ込んだ犯人が許せません!

一方、牢獄に囚われていた蔡望津は、陸夫人が殺害されたという知らせを耳にします。
かつて穆沢から授かった短剣を使い、穆沢との面会を必死に願い出ました。
蔡望津には忘れられない過去があります。
かつて飢えと貧しさから尊厳を失いかけた時、復讐する勇気を与えてくれたのが穆沢でした。
その大恩に報いるため、蔡望津はずっと穆沢の忠実な手先として生きてきたのです。
蔡望津は自らの指を一本切り落とし、短剣と一緒に差し出して穆沢を呼び寄せました。
許しを請うためではありません。
蔡望津の目的は、穆沢に「陸安然を警戒しろ」と命懸けで忠告することでした。
確かな物証はないものの、自分たちの企てが失敗した裏には、常に陸安然の影がちらついています。
陸欣然を慶王府へ送り込んだ策略も、その後に起きた事件も、すべて陸家を朝廷の泥沼から脱出させるための安然の仕業だと蔡望津は指摘しました。

屋敷の霊堂で、安然は母の棺にすがりついて激しく泣き崩れます。
前世の過ちを悔い、二度目の人生ではすべてを投げ打って家族を守ろうと戦ってきたはずでした。
それなのに、一番守りたかった母の命すら救うことができません。
「私がしてきたことは、一体何のためだったの?」と安然は涙を流して自分を責め立てます。
弔問に訪れた穆川は、悲痛に叫ぶ安然のそばに寄り添いました。
決して自分を責めてはいけない、安然のせいではないと、静かに語りかけます。

覆流年 16話の感想まとめ

まさかお母さんがこんな形で命を落とすなんて、あまりのショックに言葉を失いました。
朝にはあんなに穏やかな顔をして、自分が大切にしていた簪を安然の髪に挿してくれたばかりでしたよね。
「自分の手で幸せを掴むのよ」と娘の背中を押してくれたあの優しい笑顔が、今生の別れになるなんて信じたくありません。
安然は前世の悲劇を繰り返さないために、汚れ役に徹してまで必死に陸家を守ろうとしてきました。
それなのに、運命は容赦なくお母さんの命を奪っていきます。
棺の前で「私がやってきたことは何だったの」と泣き叫ぶ安然の姿には、本当に胸が張り裂けそうでした。
自分の計画のせいで誰かを傷つけるたびに心を痛めていた安然なのに、これ以上彼女に重荷を背負わせるのはあんまりです。

そして前半のお父さんの態度にも、かなりイライラしてしまいました。
商人として清廉潔白に生きてきた誇りがあるのは分かりますが、娘の顔を見るなりいきなり平手打ちをするなんて横暴すぎます!
安然がどれほどの恐怖や孤独と戦いながら陸家を守ってきたのか、少しは話を聞いてあげてほしかったです。
陸欣然の悪事を知っていながら「正々堂々と立ち向かうべきだった」と責めるお父さんの甘さには、ため息しか出ませんでした。
安然が中庭で冷たい大雨に打たれながら夜まで跪かされている場面は、見ていて本当に辛かったです。
泥だらけになって倒れ込んだ安然を穆川が受け止めてくれた時だけは、少しだけ救われた気持ちになりました。

穆川が用意してくれた「安心稲」のエピソードは、この重苦しい回の中で唯一の光でした。
「安」の字は安然の安で、広い天地を安然に旅してほしいという私心だったと明かす穆川の告白が本当に素敵でした。
都の権力争いになんて興味がなく、安然のいる場所こそが自分の帰る場所だと言い切る穆川の存在は、今の安然にとって唯一の安らぎのはずです。
だからこそ、その直後に起きた埠頭の悲劇が残酷すぎてやりきれません。

さらに牢獄の蔡望津の執念深さには背筋が凍りました。
自分の指を一本切り落としてまで穆沢を呼び出し、陸安然を警戒しろと言い残すなんて、どこまで執念深いのでしょうか。
証拠がないと言いながらも、安然の狙いを的確に見抜いているあたりが本当に不気味で嫌な予感しかしません。
母を失って絶望の底に沈む安然を、穆川が必死に支えようとしてくれた場面の優しさだけが、今の暗闇の中で唯一の救いでした。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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