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クルミットです♪
前回までで玉楼と少春の馴れ初めわかりました。
玉楼の猛烈アタック、少春の心を動かすことができるのでしょうか、楽しみです。
では4話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉楼春】(ネタバレあり)
第4話「腕くらべ」
玉楼の従者歓郎は少春が書いた願掛けを見て、玉楼が消えるように手品を使います。姿を消した玉楼を探して狼狽える少春。玉楼と歓郎が木の陰から見ていると突然、少春が倒れるではありませんか。
玉楼が助け起こすと気を失ったふりをしていた少春が目を開け「これでおあいこね」と帰ろうとします。「賭けに負けたのだから、約束を守って」という玉楼に少春はため息・・・
玉楼の真剣さに若い少春の心が揺れますね
三男金閣の嫁鳳翹は従妹の滴珠を玉楼の嫁にしようとしていましたが、滴珠から玉楼には思い人がすでにいることを聞かされます。相手は百戯館の林少春。滴珠は無理に引き離すと逆効果と忠告しますが、鳳翹はふたりの仲をさくことを画策します。
願掛け以来、玉楼はまた百戯館に少春の芝居を見に行くようになりました。今日も百戯館へ。
そこへ三男金閣がやってきました。
「芝居は嫌いだったのでは・・」と言う玉楼に「お前の親しい娘を見にきた」と言う金閣。
芝居が終わり、玉楼が少春に会いに楽屋に行くと、少春が走りこんできました。男があと追うようにやってきて「玉楼を騙して金を取るはずだろう、私を捨てるのか」と少春に迫ります。
金閣も後ろで囃し立てます。しかし、玉楼は男の嘘を見破りました。
男に目配せをして金閣は従者に男を連れ出すように命じました。そして少春の顔を見て琵琶の演奏にきた弟子だと気づきます。
金閣はひょうきんな感じですが悪巧みをするなんて・・・鳳翹の作戦でしょう
騒ぎの後で少春は玉楼に「薔薇の白粉のことがなくても私を信じた?」と尋ねます。
「あなたが信じてくれればいい」と言う少春の言葉に玉楼は喜びます。
はぐらかして逃げ出す少春を追いかける玉楼・・・
少春が薔薇のアレルギーだと知っていた玉楼は薔薇の白粉を使う男が情夫のはずが無いと嘘を見破ったのです。ふたりの距離がグー縮まりましたね
情夫作戦に失敗した金閣は鳳翹に次なる作戦を思いついたと言い訳します。
今度は虞夫人と少春が揉めるように仕向ける作戦です。
百戯館に行った虞夫人は少春を訴えると脅しましたが逆に言いまかされてしまいました。
ところが官府で少春の裁判が開かれることになってしまいました。
不可解な訴状とふたりの曖昧な返答に担当の役人は「琵琶の腕比べをして決める」と言い渡しました。聴衆の前で交互に演奏が繰り返されました。役人は「今日は虞夫人が勝っていたが若い少春はいずれ師匠を超えるだろう」と丸く収めてしまいました。
少春を助けるために、玉楼は虞夫人と役人に先に根回しをしていたのです。玉楼はとっても頭が良くて気がつく人ですね
虞夫人と少春はお互いを認め意気投合。虞夫人は「金持ちは極悪非道よ」と忠告します。
迎えにきた玉楼に求婚された少春は「やるべきことがあるの」と渋い顔。玉楼は「私がいれば難しいことはない」とさらに一押し・・・
少春は「側室は嫌よ」玉楼は「妻はひとり」お似合いなふたりですね
またまた作戦失敗の鳳翹。滴珠を嫁がせたく新しい作戦を思いつきました。
第5話「恋か敵討ちか」
少春が歌唱の依頼を受けて訪れると相手は玉楼の兄嫁鳳翹と名乗り、あなたはしきたりの難しい孫家の嫁には向かないと言います。そして無理やり少春に礼儀作法を教えようとするのですが・・・
少春は礼法もお茶のお手前もなんでもできます。さすがですね
「良家の娘と結婚するように」と少春に言われ、義姉と何かあったと知った玉楼は鳳翹に問いただします。鳳翹は少春が父母に気に入ってもらえるように礼儀を教えたと誤魔化しました。
素直な玉楼はすっかり信じてしまいます
科挙が近づいてきたのに落ち着かない少春に師匠は恋愛しながら敵討ちはできないと言います。
家に帰ると常ばあやからも敵討ちを成就するように懇願され、玉楼と別れることを決心します。
一途に想ってくれる玉楼と別れるために「科挙に合格して、それまで会わない」と言うのでした。
少春の口実に本気で勉強し始めた玉楼、ほんとに良い人です。
官界を嫌う玉楼ですが少春が望むならと勉強をはじめます。
出かけなくなった玉楼に鳳翹は別れたと思うのですが、滴珠が玉楼を訪れると猛勉強中。
少春のために科挙を受けると知って玉楼の愛の深さを知ります。
ところが滴珠が寺参りに行く途中、少春が男装で大勢の男と話している姿を目にします。
少春が遊んでいると思った滴珠は自分が玉楼を好きになっても良いと思うのでした。
滴珠が惚れちゃうくらい素敵な玉楼です
朝廷では科挙試験の準備が進んでいました。孫家は長男世傑と玉楼が受験することになりました。
長男の嫁月紅はお札を買い得意の武術で合格祈願をし、世傑を呆れさせてしまいました。
月紅のユニークなキャラが楽しみです
試験に向かう玉楼に滴珠は筆を贈るのでした。
少春は墓参りを済ませ会場に向かったのですが、新しい決まりができ試験前に着物を脱ぐことが分かり受験できなくなってしまいました。
何年も苦労したのにこんなことで断念・・敵討はどうするの?
試験結果が発表され、首席は孫世傑、2位は賈逢源、玉楼は・・・
賈逢源は何か絡んでくる予感がします。果たして玉楼は合格するのでしょうか?
第6話「裁きの行方」
玉楼も無事科挙に合格しました。玉楼は合格を機に母に結婚を認めてもらおうとするのですがまだ早いと言われてしまいます。
2位合格の賈逢源が孫遜を訪れ弟子入りを申し込み、孫家に住み込むことになりました。
そして世傑、賈逢源、玉楼は官職につくことができました。
賈逢源は何やら怪しげな様子です。月紅は世傑の合格はお札の御利益と言って世傑に嫌がられます。噛み合わない長男夫婦ですね。
科挙を受けられず 父の冤罪を晴らすことが出来なくなった少春に常ばあやは玉楼に頼めと言います。思い悩んだ少春は師匠に玉楼を巻き込みたくないと話すとそれは玉楼が決める事だと教えてくれました。
孫家ではお祝い会が盛大に開かれました。少春に会いに行きたいが出れない玉楼に滴珠が助け舟を出しました。会いにきた玉楼に少春は敵討ちを打ち明けようとするのですが・・・
滴珠は人の心を良く知っているのかもしれません。玉楼の優しさに「なぜそんなに優しいの?私は幸せ者ね」とつぶやく少春、幸せが訪れると良いですね。
玉楼に打ち明けようとする少春に常ばあやは玉楼が本当に役人として頼れるか試そうと言い出しました。役人になった玉楼が身内の悪事を 正しく裁くか試すのです。
そこで以前孫家と王家が揉めた事件を玉楼に裁かせようと仕向けました。孫家で事件に関わっていたのは従者の歓郎でした。審議を行うと王家の言い分と歓郎の言い分が食い違います。
兄弟のように思っている歓郎が悪いわけがないと思い悩む玉楼の姿は辛そうです
玉楼に信じて欲しいと訴える歓郎に「私がしっかり調べる」と・・・
そして裁判が行われますが・・・
4−6の感想
玉楼が一歩少春に近づいたのに金閣と鳳翹はなかなかやってくれますね。
しかし、玉楼はとっても頭が良くて行動力があり、歓郎も玉楼思いの良い従者、負けていません。
科挙の合格が付き合う条件と言われ素直に試験勉強に励む玉楼は良い人ですね。女はもともと科挙に試験は受けられませんから何年も男役を学んで受けようとしたのになんだか呆気なく計画が潰えてしまいガッカリです。
玉楼が合格し役人になったから常ばあやが考えた作戦が即実行に移されました。しかし、歓郎が訴えられるとは玉楼には辛い仕事です。さてどうなるのでしょう。
長男夫婦、三男夫婦、2位合格の賈逢源と登場人物が増えてきました。それぞれのキャラや思惑が少しづつ見えてきました。
玉楼と少春の距離も縮まってきましたが次々に問題が立ちはだかります。玉楼が知恵と持ち前の明るさで解決していくのが頼もしいですね。
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