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クルミットです♪
今回はインドネシアの華僑一族を舞台に、テレサが“潮州小調”でおばあさまの誕生日をお祝い! 本妻と外室(ワイシー=側室)の静かな火花を歌で一気にひっくり返す痛快エピソードです。
それでは第33話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第33話のあらすじ
インドネシア在住の名家ワン家では、音楽好きの汪おばあさまが九十路(!)の誕生日。ところが主人の汪徳全は外室(愛人)メイおばさんにゾッコンで、毎年“京劇一座”を呼ぶワンパターン寿宴を続行中です。
外室…本妻とは別に公然と同居するパートナー。華僑社会では70年代でも珍しくありません。
おばあさまと本妻の汪タイタイは今年こそ趣向を変えたい。そこで招かれたのがテレサ! 一族の孫汪仲文は彼女のポスターを見て胸キュン。テレサの宿泊部屋をめぐる誤解も解け、二人の距離は急接近します。
寿宴前夜、メイおばさんが日程を安寧日※の前日に強引設定して“主役”感アピール。
※安寧日…インドネシア華人社会で「家庭安泰を祈る日」。この日より目立つのは御法度。
テレサは潮州出身の汪タイタイから、祝い唄**〈潮州小調・英歌锣鼓〉**を猛特訓。中国語の中でも方言色が濃い潮州語を一晩でマスターします。
寿宴当日、メイおばさんが主賓のように客を迎える最中、テレサが突然登場。
潮州語で響く高らかな歌声――会場騒然!
おばあさまは大感激。「なぜ潮州語を?」と驚くと、テレサは「汪タイタイに一語一句教わりました」と微笑。会場中が喝采し、汪タイタイは拍を浴び、メイおばさんの顔は真っ赤。
“歌のサプライズ”で大逆転!
祝宴後、仲文はテレサを海へドライブ。初めて働いた船会社の倉庫を案内し「実は豪邸と無縁の普通の男」と打ち明けます。
カッコつけずに等身大を見せる誠実さが眩しい!
仲文は「結婚など考えたことがなかった。でも君を待つ」と真剣告白。テレサは冗談ぽく「お金持ちが好き」とはぐらかしつつ、頬は少し赤く――。
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第33話の感想まとめ
潮州小調で本妻を輝かせるテレサの機転が痛快! 潮州語は日本でいう津軽弁レベルの難方言。一夜漬けで歌い切るプロ魂に拍手。
また“外室VS本妻”という華僑特有の家庭事情を、歌でスッと解決する筋立てが爽快でした。外室の“主役ごっこ”を見事粉砕しつつ、正面から敵対しない柔らかな戦略――まさにテレサ流。
仲文の告白シーンは、富豪イメージを裏切る“庶民アピール”が新鮮。“待つよ”という一言に誠実さが溢れ、思わずニヤリ。
次回ポイント
テレサは仲文の思いにどう応える?
香港チャート快進撃は続く?
インドネシア公演が新たなステップになるのか?
潮風に揺れる歌姫の恋と成長、次回も楽しみです!
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