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クルミットです♪
第1話で壮絶な裏切りと喪失を経験した薛芳菲。
第2話ではついに彼女が「姜梨として生きる」覚悟を固め、運命を大きく動かし始めます。
復讐や成り代わりという言葉だけでは片づけられない、知恵と胆力が試される回でした。
それでは第2話を一緒に見ていきましょう!
墨雨雲間 第2話のあらすじ
薛芳菲は女貞堂の堂主に対し、姜梨の死を利用した“両全の策”を突きつけます。
姜梨は長年外界と断絶されており、その顔を知る者はいない。
だからこそ、自分が姜梨として京へ戻れば、堂も相国府も守れる――
脅しでありながら、理屈が通っているのがまた恐ろしい提案でした。
堂主は薛芳菲の真意を疑いますが、彼女はあえて「相国千金として栄華を得たいだけ」と口にします。
本心を隠すために欲深い女を演じるあたり、すでに第1話の薛芳菲とは別人のように感じました。
こうして、七日の静養を条件に、成り代わりは正式に認められます。
しかしこの計画を偶然聞いてしまったのが桐儿。
姜梨を埋葬したあと、桐儿は匕首を取り出し、薛芳菲を裏切り者だと責め立てます。
命を救った相手を疑わざるを得ない桐儿の混乱も、見ていて辛かったです。
薛芳菲は感情的にならず、自分の本当の目的――
姜梨の無実を晴らし、彼女を苦しめた者たちに報いを受けさせること――を語ります。
その言葉に、桐儿もようやく冷静さを取り戻し、二人は協力関係になります。
静養期間中、薛芳菲は《女誡》を学び、女工にも励み、堂主からも高評価を受けます。
一方で彼女は堂主の行動を冷静に観察し、夜に掛けられる灯籠の高さに違和感を覚えます。
調べてみると、高く掛けられた灯籠は向かいの鶴林観から合図として見える位置。
ここで“怪談”ではなく不倫を疑う視点が、いかにも薛芳菲らしいと感じました。
月中の法会で、相国府の柳夫人が女貞堂に泊まることになります。
薛芳菲はこれを千載一遇の好機と判断し、桐儿に頼んで自分の体に鞭打ちの傷を作らせます。
長年虐げられてきた姜梨を演出するためとはいえ、その覚悟には胸が詰まりました。
その夜、萧蘅(ショウ・コウ)が秦公子を追って女貞堂に現れます。
追い詰められた秦公子は薛芳菲を人質に取りますが、彼女は逆に「自分たちは私塩の仲間だ」と嘘をつき、相手の警戒心を解くのです。
命がかかっている場面でここまで頭が回るのは、正直ゾッとしました。
混乱の中で面紗が外れ、萧蘅は薛芳菲の素顔を目にします。
街で見かけた女性だと気づき、姓を尋ねますが、彼女はきっぱり否定。
そして自ら「京へ連行して取り調べを」と申し出ます。
萧蘅は彼女が芝居をしていると見抜きつつ、その先を見ようと同行を決めます。
一方、柳夫人は堂主の不審な行動を突き止め、情夫との密会現場を押さえることに成功。
実はこれも、灯籠と香の匂いを利用した薛芳菲の仕掛けでした。
堂主は完全に自滅し、事件は朝廷へ報告されることになります。
朝廷ではこの件をきっかけに、相国・姜元柏が娘・姜梨の存在を思い出します。
妻・季淑然は「風光明媚に迎え入れましょう」と理解ある態度を装いますが、
その言葉がどこまで本心なのか、不穏な空気が漂いました。
すべては薛芳菲の計算通り。
彼女は萧蘅に連行される形で京へ向かい、桐儿も保護されます。
出立前、薛芳菲は堂主たちに最後の警告を与え、姜梨の死について口を閉ざすよう念を押すのでした。
墨雨雲間 第2話の感想まとめ
第2話は、とにかく薛芳菲の“頭の切れ”が際立つ回でした。
感情に流されず、使えるものはすべて使う――
復讐というより、生き残るための知恵と覚悟を見せつけられた気がします。
また、桐儿との関係性が「疑い」から「共闘」へ変わった点も大きな見どころでした。
一人ではなく、誰かと手を取り合うことで、薛芳菲の戦いがより現実味を帯びてきます。
そしてついに京へ。
姜梨として戻る薛芳菲を、父・姜元柏や継母・季淑然はどう迎えるのか。
萧蘅は敵か味方か――その距離感も非常に気になります。
物語が本格的に動き出す第3話、ますます目が離せません。






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