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クルミットです♪
姜雪寧が目を覚ましたのは、皇后として自害する前の戸部侍郎の令嬢時代でした。かつて自分を死に追いやった冷酷な師・謝危との再会、そして自らの過ちで悲惨な末路を辿らせてしまった幼馴染・燕臨の真っ直ぐな想い。運命を変えようと必死にもがく雪寧の前に、再びかつての因縁が重く立ちはだかります。それでは2話を一緒に見ていきましょう!
寧安如夢 2話のあらすじ
目が覚めると、そこは4年前の自分の部屋でした。侍女の棠児がそばにいて、自分がまだ皇后になる前の、戸部侍郎の令嬢であることに雪寧は気づきます。鏡に映る若々しい自分の顔を見て、雪寧は今度こそ権力への欲望を捨て、穏やかに生きることを誓います。
鏡の中の自分の顔を信じられない様子で触る雪寧、その震える指先から人生をやり直すことの重圧が伝わってきて、こっちまで息を呑みました。
雪寧には複雑な家庭事情があります。彼女はかつて父親の側室である婉娘によって、正室の娘である姜雪蕙とすり替えられて育てられました。田舎で育ち、教養もないまま実家に戻った雪寧を、実の母親である孟氏は冷遇しています。反対に、おしとやかで完璧な雪蕙ばかりを可愛がる母親に対し、一度目の人生での雪寧は反抗的で、雪蕙からすべてを奪おうとしていました。
母親の孟氏の、雪蕙に向ける顔と雪寧に向ける顔の変わりよう!娘に対する態度とは思えなくて、見ていて腹が立ちました。
しかし、二度目の人生では違います。雪寧は雪蕙に対して刺々しい態度を取るのをやめ、距離を置こうとします。そんな中、雪寧の幼馴染である燕臨が訪ねてきます。燕臨は平南王の世子で、一度目の人生では雪寧を心から愛していましたが、彼女の裏切りと一族の没落によって、後に残酷な復讐者へと変わってしまった人物です。
燕臨の無邪気な笑顔を見ていると、未来を知っている雪寧が抱える孤独が痛いほど伝わってきて、胸が張り裂けそうでした。
燕臨は雪寧を喜ばせようと、特別な贈り物を持ってきます。一度目の人生では、雪寧はその好意を利用して彼を翻弄していましたが、今の彼女は燕臨をこれ以上傷つけたくないと考えています。燕臨は「君が大きくなったら結婚するんだ」と無邪気に夢を語りますが、雪寧は彼の運命を狂わせないために、あえて冷たく突き放すような態度を取ります。そこへ、皇帝から「公主の伴読」を選ぶという知らせが届きます。一度目の人生で、雪寧はこの機会を利用して宮廷に入り込みました。しかし、同じ過ちを繰り返したくない彼女は、選抜試験をわざと落選しようと画策し、真面目な姉の雪蕙を推薦するような動きを見せます。
必死に試験に落ちようと画策する雪寧の姿、もう権力にすがらないという強い決意がひしひしと伝わってきて、思わず応援したくなりました。
しかし、運命はそう簡単に彼女を逃がしてはくれません。宮廷で行われる選抜試験の面接官として、雪寧が最も恐れている人物、謝危が現れます。謝危は若くして太子少師を務める天才ですが、一度目の人生で反乱を起こし、雪寧を自害に追い込んだ張本人です。雪寧にとって謝危は「聖人君子」の仮面を被った「悪魔」に他なりません。謝危の姿を見た瞬間、雪寧は恐怖で震えが止まらなくなります。謝危は雪寧の不自然な態度を見逃さず、彼女に鋭い視線を向けます。
謝危がじっと雪寧を見つめるあの目、あんな風に観察されたら秘密が全部暴かれそうで、心臓が跳ね上がりました。
雪寧は何とか謝危から逃げようとしますが、ひょんなことから彼に琴の腕前を披露する羽目になります。一度目の人生で、雪寧は謝危から琴を教わっていましたが、彼の厳しい指導を嫌ってまともに練習していませんでした。しかし、今の雪寧には過去の記憶があります。思わず謝危が教えてくれた通りの奏法で弾いてしまい、謝危はますます彼女に不信感を抱くことになります。結局、宮廷の権力争いや家族の思惑に巻き込まれ、雪寧は選抜試験の候補として宮廷へと足を踏み入れることになってしまいました。
謝危という存在の圧倒的な威圧感
この2話で一番きつかったのは、やはり謝危との対面シーンでした。雪寧が過去のトラウマから身体を強張らせているのに、謝危はただ静かに、すべてを見抜くような鋭い視線を向けてきます。あの緊迫感は画面越しでもビリビリ伝わってきました。彼女が必死に隠そうとしている「過去の自分」という最大の秘密が、謝危の前では無防備に晒されているようで、見ている私も手に汗を握りました。
燕臨とのやり取りも本当に切なかったです。彼が愛を語れば語るほど、雪寧が過去に彼をどう裏切ったかという記憶が重なってくる。「結婚する」なんて言葉、今の雪寧にとっては呪いにしか聞こえません。彼を想うがゆえに冷たく突き放す、あの雪寧の張り詰めた表情が忘れられません。
一方で、実家での孟氏の冷遇は相変わらずひどすぎますね。雪蕙に対してはあんなに優しいのに、雪寧には一言の慈悲もありません。雪寧が一度目の人生でなぜあそこまで権力に執着する「悪女」になったのか、この家庭環境を見せつけられると、彼女の歪みさえも悲しいものに思えてきます。
謝危のあの底知れない瞳、彼はいったい何を考えているのでしょうか。雪寧に対して抱く疑念が深まり、逃げれば逃げるほど、謝危という巨大な存在に引き寄せられていく雪寧の姿には苦しさを感じます。穏やかな生活を願う彼女の平穏は、選抜試験を前にすでに崩れ去ろうとしています。
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