ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
燕臨の冠礼という人生の門出に、薛遠が牙を剥いて現れる衝撃の展開となりました。大切な場所が兵に包囲される絶望的な状況下で、謝危が冷徹な表情の裏に隠してきた本心を見せ始めます。雪寧は前世の記憶に苦しみながらも、燕臨を守り抜こうと必死に足掻いています。燕家を襲うあまりにも残酷な運命と、それに対峙する人々の想いが交錯する、17話を一緒に見ていきましょう!
寧安如夢 17話のあらすじ
燕臨の20歳を祝う冠礼当日。謀反の疑いをかけられている燕家には祝宴の華やかさはなく、冷たい緊張感だけが漂っていました。そんな中でも姜雪寧は、燕臨の晴れ姿を見ようと最高の装いをして屋敷へ向かいます。
燕臨のあの寂しげな顔!雪寧の姿を見つけた瞬間の、少しだけ表情が和らぐ様子に胸がギュッとなりました。こんな日にあんな顔をさせるなんて残酷すぎる……。
しかし、式を始めようとしたその時、薛遠率いる兵が屋敷を包囲しました。薛遠は皇帝の勅命を掲げ、平南王の残党と通じているという罪状で燕牧と燕臨の連行を命じます。パニックに陥る周囲をよそに、燕臨は激昂して剣を抜こうとしますが、それを止めたのは謝危でした。
謝危は冷淡な声音で「冠礼が終わるまでは燕臨はまだ子供であり、燕家の主ではない。式を終えてから連行せよ」と薛遠に言い放ちます。その言葉の重みに、薛遠も軍を引かざるを得ませんでした。
このタイミングで現れる謝危、まさに神出鬼没。冷たい言葉の裏で、燕臨の矜持を全力で守り抜こうとする彼なりの優しさに鳥肌が立ちました。
重苦しい空気の中で冠礼が強行されます。師である謝危が、燕臨の頭に冠を授けていきます。武装した兵士たちに囲まれながら、燕臨は震える手でそれを受け取りました。謝危は「燕家の重責を担うのだ。何があっても屈するな」と強い言葉を投げかけます。傍らで見守る雪寧は、前世での燕臨の悲劇的な最期を思い出し、今世では絶対に救うのだと心に誓います。
雪寧の祈るようなまなざしが悲しすぎて直視できません。平和が脆く崩れていくのを前世の記憶とともに見ている彼女の心境を思うと、言葉がありません。
儀式が終わると、燕牧は潔白を証明するために自ら拘束される道を選びます。燕家代々の宝剣を渡し、家族を守ることを条件に連行を受け入れました。燕臨もまた、男としての覚悟を決め、父と共に去る決意をします。連行される直前、燕臨は雪寧を振り返り、優しく微笑みかけました。
あんなに無邪気だった燕臨が、あの一瞬で別人のような「男」の顔になりました。強がっているのが痛いほど伝わってきて、涙が止まりません。
燕家の人々が連れ去られた後、静まり返る屋敷で打ちひしがれる雪寧。そこへ謝危が現れ、「泣いている暇があるなら次に何をすべきか考えろ」と突き放すような言葉を投げかけます。しかし、謝危の瞳には深い苦悩の色が浮かんでいました。実は謝危こそが燕家の血を引く者であり、燕臨の従兄だったのです。彼は正体を隠したまま、過酷な役割を演じ続けていたのでした。
ついに明らかになった謝危の正体。誰にも知られず、たった一人でこの孤独を背負っていたなんて……。彼の強さは、実は一番の弱さの裏返しだったのかもしれません。
夜、雪寧は燕臨から贈られた短剣を見つめ、彼を救い出すための道を考え始めます。燕家の没落という絶望から、物語は逆転を狙う新たなステージへと動き出します。
謝危という男の生き様
今回、何よりも私の心を掴んだのは、燕臨に冠を授ける謝危の横顔でした。周囲を敵に囲まれ、いつ殺されてもおかしくない修羅場の中で、彼はただ粛々と儀式を進めました。あの冷たい仮面の奥底に、自分と同じ血を分けた燕家への熱い情愛を隠していると思うと、彼のキャラクターの深さに飲み込まれそうです。師弟という建前でしか守れない現状が、切なすぎます。
そして雪寧の成長も忘れられません。前世では燕臨を傷つける側だった彼女が、今世では彼を守るために自分の無力さを噛み締め、立ち上がろうとしています。ただ守られるだけのヒロインではなく、燕臨の運命を切り開くために知恵を絞る姿に、彼女の覚悟を感じました。謝危という壁に厳しく突き放されても、その裏にある真意を汲み取ろうとする雪寧の強さが頼もしいです。
燕臨が獄中で見せるであろう強さと、それを外から支えようとする二人の共闘がどう進んでいくのか。薛家の陰謀が渦巻く宮廷で、二人がどんな一手を見せてくれるのか。燕家が再び光を取り戻せるのかどうか、今はただ、燕臨が理不尽な状況に負けないことを祈るばかりです。
コメント