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クルミットです♪
通州での熾烈な攻防戦がようやく終わりを迎えましたが、物語は一息つく暇もなく、さらなる波乱の渦へと突き進んでいます。今回の23話では、常に完璧な仮面を被り続けていた謝危が、雪を前にして崩れ去るという驚愕の展開が待っていました。冷徹な策士がなぜここまで取り乱すのか、その奥底に眠る深いトラウマ、そして彼を献身的に支える姜雪寧の姿に、胸を締め付けられます。張り詰めた緊張感の中で交錯する、彼らの感情の揺れを一つ一つ追っていきます。
それでは23話を一緒に見ていきましょう!
寧安如夢 23話のあらすじ
通州での戦いは、謝危の鮮やかな采配と燕臨の勇敢な戦いぶりによって終結した。しかし、戦勝の空気を引き裂くように冷たい雪が降り始める。謝危はその白い結晶を見た瞬間、遠い昔の凄惨な記憶に飲み込まれ、理性を保てなくなってしまう。
普段の威厳はどこへやら、あんなに震えて呼吸を乱すなんて。あの強気な謝危が子供みたいに怯えている姿、見ていて居たたまれないです。
かつて幼少期に身代わりとして死を強要された過去。そのトラウマが呼び起こされ、謝危は「離魂症」とも言うべき精神の混乱に陥り、幻覚に苛まれていた。そこへ駆けつけた姜雪寧は、錯乱して自分を拒絶しつつも、どこかへ行かないでくれと縋りつく謝危を抱きしめ、必死に温めようとする。
自分だって怖いかもしれないのに、雪寧のあの真っ直ぐな寄り添い方は凄いです。謝危の冷たい指先を握り続ける彼女の手が、震えていなかったのか気になります。
翌朝、雪が止むとともに謝危は正気を取り戻すが、昨晩の記憶はあやふやなままだ。そこへ張遮が状況を報告しに現れる。張遮は部屋の様子から、雪寧が一晩中謝危のそばにいたことを察し、一瞬だけ表情を曇らせる。
張遮のあの、何事もなかったかのように微笑もうとして引きつる顔!切なすぎて見ていられません。彼に全てを見透かされているような、あの沈黙が刺さりました。
一方、無事に再会を果たした燕臨は、かつての面影を残しつつも、復讐を誓う戦士へと変わっていた。謝危はそんな彼を諭しながらも、自身も都へ戻り、因縁の薛家を追い詰めるための画策を練り始める。一方の都では、戦功を巡る薛家の保身工作と、勢力を強める謝危を警戒する皇帝の疑心暗鬼が渦巻いていた。謝危は雪寧に対し、都への帰還が引き返せない道を歩むことになると告げるが、彼女の決意は揺るがなかった。
燕臨の目はもう、かつての無邪気な少年じゃないですね。復讐心で暗くなったあの目つき、彼が一体どこまで行ってしまうのか、ゾッとします。
謝危の崩壊と残されたもの
今回の23話で一番心に残ったのは、やっぱり謝危の崩れ落ちる瞬間です。普段は冷酷非道で、他人の命なんてチェスの駒のように扱う男なのに、雪というごくありふれた自然現象ひとつで、あそこまで脆く崩れ去るなんて。彼がこれまで守り続けてきた鉄壁のプライドや、全てをコントロールしようとする執着心が、実はこの深い恐怖を隠すための鎧だったのだと突きつけられた気がします。あの弱々しい姿を見てしまうと、もう彼をただの悪役として見ることはできません。
そして、そんな謝危を支えた雪寧の強さにも圧倒されました。前世の記憶から謝危には恐怖しかなかったはずなのに、目の前で壊れていく男を前に、彼女は「逃げない」という選択をしました。でも、その姿を張遮に見られてしまった後の、あの何とも言えない空気。雪寧を一番支えたいと思っている張遮にとって、謝危の部屋から雪寧が出てくる状況は、どれほどの衝撃だったことか。彼が抱える深い静かな悲しみが、画面越しに伝わってきて胸が痛みます。
燕臨の成長も、なんだか素直に喜べない部分があります。立派な軍人になったのは頼もしいけれど、その瞳に宿る復讐の炎が大きすぎて、いつか自分を焼き尽くしてしまうんじゃないかとヒヤヒヤします。都へ戻れば、薛家の執拗な罠と、皇帝の猜疑心が待ち受けています。謝危が薛定非として、どのようにしてこの腐りきった都の権力をひっくり返していくのか。雪寧が選ぶ道はどこへ繋がっているのか。波乱の幕開けとなった今回のエピソードを胸に、私たちはまた都でのドロドロとした権力争いを見届けることになります。
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