流水舞花 第36話 あらすじ 衛昭が闘奴場に落とされ絶体絶命!裴琰の決断と江慈への別れ

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前回の張り詰めた空気のまま、公堂での緊迫した審理から始まります。
江慈を毒殺犯に仕立て上げようとする動きに、皇子たちの見苦しい足の引っ張り合いまで重なって、見ているだけで胃が痛くなりました。
衛昭の素性も謝澈に知られてしまい、どこを見ても逃げ場がありません。
追い詰められた状況で、裴琰がどんな決断を下すのかも見届けてほしいところです。
それでは36話を一緒に見ていきましょう!

流水舞花 36話のあらすじ

于継明と殷御史が合同で、謝澈への毒殺未遂事件を裁く公堂を開きます。
傍聴席には皇太子の謝熾、庄王の謝煜、さらに衛昭と裴琰が並びました。
于継明は最初から、江慈こそが毒を盛った下手人だと決めつけて譲りません。
江慈は無実を証明しようと懸命に抗弁します。

そこで殷御史が新たな証拠を公堂に出しました。
実は皇太子妃も「九節桃」の毒に侵されていたのです。
この毒は松竹梅の中に仕込まれていました。
謝熾が身内の宴席で手洗い用に用意した「歳寒三友」です。
謝熾は謝煜が自分を陥れるために細工をしたのだと当てつけました。

謝煜は必死になって身の潔白を叫びます。
すると殷御史が、九節桃の毒が付着した片鵝刀を提示しました。
謝煜は謝熾が自分に罪を着せようとしたのだと疑います。
二人の皇子は激しく言い争い、顔を真っ赤にして罵り合いました。

江慈は皆の前で堂々と声を張り上げます。
二人の皇子にも毒を盛った疑いがある以上、自分だけを牢に留め置くのは筋が通りません。
謝熾も謝煜も江慈の疑いを晴らすと言いながら、互いに責任を押し付け合いました。


皇子二人が自分の保身ばかり叫んでいて、見ていて本当にイライラします!

そこへ知らせを聞きつけた謝澈が足早にやって来ます。
謝澈は下毒の真犯人だと言って、大内総管の陶紫竹を引き立ててきました。
予想もしなかった人物の登場に、その場にいた全員が息を呑みます。

実は謝澈は事前に、陶紫竹へ椋州で衛昭の身元を調べるよう命じていました。
派遣された姜遠が調査した結果、驚くべき事実が持ち帰られます。
衛昭は月落の城主だった蕭海天の息子でした。
さらに江慈と蕭海天が夫婦関係にあるという報告まで届いていたのです。
謝澈はこの日の裁判が衛昭の企みだと察していました。
皇子二人に罪をなすりつけ、江慈の無実を勝ち取るための筋書きだと見抜いたのです。

そこで謝澈は、陶紫竹に全ての罪をかぶせることにしました。
陶紫竹は公堂で、自分が江慈を毒殺しようとして誤って謝澈を傷つけたと証言します。
謝澈は陶紫竹を大牢へ収監するよう命じました。
そして江慈には毓純軒へ戻って体を休めるよう言いつけます。
しかし衛昭だけは公堂に残されました。


謝澈は最初から衛昭の手の内を見抜いていたなんて、本当に底知れなくて気味が悪いです。

江慈は何が起きているのか分からず、不安で胸を押しつぶされそうになります。
裴琰と衛昭はあらかじめ、流翠に江慈を宮中から脱出させる手はずを整えていました。
ところが逃げる二人の前に姜遠が立ちふさがります。
江慈は姜遠の口から、衛昭の素性が完全に露見したと知らされました。
衛昭の命が危ないと悟り、江慈は息を呑みます。

そこへ裴琰が駆けつけ、姜遠の手を阻んで江慈を救い出しました。
江慈は衛昭を助けに戻ると言って聞き入れません。
裴琰は江慈をこれ以上危険に晒さないため、首筋を手で打って気絶させました。
そのまま彼女を抱きかかえ、無事に宮中から脱出させます。

一人残された衛昭に対し、謝澈は探るような問いを次々と投げかけました。
衛昭は表情一つ崩さず、淀みなく答えます。
謝澈は本当のことを話せば罪を問わないと衛昭に告げました。
それでも衛昭は少しも動じません。

すると謝澈は、月落へ毎年3回奴隷を献上する勅命を下すよう衛昭に命じました。
これは衛昭にとって最も耐えがたい要求です。
衛昭は月落の民をこれ以上虐殺しないよう謝澈へ強く直言しました。

そこへ姜遠が慌ただしく駆け込んできます。
江慈が逃亡したという報告でした。
その瞬間、謝澈の表情が激変します。
謝澈は怒りを爆発させ、衛昭を過酷な闘奴場へ放り込んで自生自滅させろと命じました。


衛昭が必死に守ろうとしてきた月落を平気で踏みにじる謝澈に、怒りで手がおさまりません!

攬月楼で意識を取り戻した江慈は、自分が宮の外にいると知ります。
衛昭が生きては出られない闘奴場へ送られたと聞かされ、江慈は半狂乱になりました。
傷だらけの体を引きずって助けに行こうとしますが、易飛が必死に制止します。

その頃、闘奴場に落とされた衛昭は大勢の奴隷たちに取り囲まれていました。
生き残るために必死な奴隷たちが、四方八方から衛昭へ刃を向けてきます。
衛昭は深手を負いながらも、死に物狂いで反撃を続けました。

一方、宮中では謝澈が謝煜の企みを暴いていました。
謝煜が衛昭と手を組み、皇太子の謝熾を陥れようとしていた件です。
謝煜は追及に対して開き直り、全てを認めました。
自分の方が謝熾よりも太子にふさわしいと吐き捨てます。
しかし謝澈は謝煜を断罪せず、実権のない放蕩王爺のままでいろと言い渡しました。
謝煜は完全に絶望します。

争う息子の姿を見た謝澈の脳裏に、かつての父皇の姿がよみがえりました。
父皇が生前、斉王の謝淳に大きな期待をかけていた苦い記憶です。
謝澈は弟への激しい嫉妬を抱えて生きてきました。
父皇は臨終の際、謝淳を害してはならないと謝澈に厳しく言い残していたのです。

謝澈は都中に追っ手を放ち、江慈の捜索を命じました。
童敏が易飛の行方を尾行しますが、易飛にあっさり捕まります。

そんな折、前線から急報が届きました。
盧瑜が軍を率いて尉国へ寝返ったという知らせです。
尉国の皇帝・高修が自ら兵を率いて大椋国へ侵略し、珠州を奪い取りました。
盧瑜は軍勢を率いて椋州へ向かっており、大将軍の游然が必死で城を死守しています。

朝廷は蜂の巣をつついたような大騒ぎになりました。
岳景隆が先陣を買って出ますが、謝熾は裴琰を推薦します。
殷御史も裴琰を推したため、謝澈も思案の末にしぶしぶ裴琰の出陣を認めました。

攬月楼に潜む江慈は、衛昭を救う手立てを求めて易飛に裴琰を呼ばせます。
駆けつけた裴琰は、江慈の願いを快く引き受けました。
謝澈と作戦を練る場において、裴琰は月落と手を組んで尉国を挟み撃ちにする策を提示します。
月落が尉国の手に落ちる事態を避けたい謝澈は、その提案を呑みました。
そこで裴琰は、衛昭を軍に同行させて力を借りたいと願い出ます。
他に打開策がない謝澈は、その要求を認めるしかありませんでした。

裴琰が急いで闘奴場へ駆けつけると、奴隷たちは全員打ち倒されて息絶えていました。
衛昭も全身血まみれの重傷を負って倒れています。
裴琰は衛昭に、戦に出て功を立てる機会だと告げました。
謝澈から下された、傷を急速に治す霊薬を差し出します。
衛昭も月落の民を救う好機を逃すまいと、その場で薬を飲み干しました。

衛昭が救い出されたと知った江慈は、裴琰に涙を流して深く感謝します。
そして傷ついた兵士たちの治療にあたるため、自分も軍に同行したいと申し出ました。
裴琰は彼女の熱意に折れ、同行を認めます。

裴琰は屋台の店主に頼み、羊肉の汁そばを二杯運ばせました。
江慈は自分でカニを焼き、裴琰をもてなします。
二人は湯気の立つそばを静かに口に運びました。
この食事を終えた裴琰は、胸の内にあった江慈への執着をきっぱりと断ち切りました。

流水舞花 36話の感想まとめ

一番心に残ったのは、裴琰が江慈と向き合って羊肉の汁そばを食べ終えた場面でした。
あの静かな時間は、裴琰にとって江慈への想いを手放すための大切な儀式だったのですね。
大げさに未練を語るわけでもなく、ただ一杯のそばをすすり、江慈が焼いてくれたカニを味わう。
それだけで裴琰の覚悟が胸に迫り、切なさが込み上げてきました。
今まで江慈を手に入れたい一心で動いていた裴琰が、彼女のために衛昭を救い出し、自分の恋心に幕を下ろす姿は胸に響きます。

それにしても謝澈の陰湿さには、心底うんざりさせられました!
衛昭の素性を突き止めた上で、月落から年に3回も奴隷を献上しろと命じるなんて、あまりに酷い仕打ちです。
衛昭が月落の民のためにどれほどの苦しみを背負ってきたか知っているからこそ、あの要求には怒りが湧きました。
さらに江慈が逃げたと知るや否や、衛昭を闘奴場へ落とす冷酷さ。
奴隷たちに囲まれて血まみれになりながら刃を振るう衛昭の姿は、見ていて本当に辛かったです。
あの極限状態で生き延びた衛昭の執念には、ただただ圧倒されました。

皇子たちの争いも相変わらず見苦しいですね。
公堂で互いに毒の責任をなすりつけ合って顔を真っ赤にしていた謝熾と謝煜には、呆れてため息しか出ません。
結局は謝煜も謝澈に野心を見透かされ、実権のないまま飼い殺しにされる結末を迎えました。
息子の争いを見て、かつて父皇が斉王・謝淳を可愛がっていた過去に嫉妬する謝澈の姿にも、器の小ささに呆れてしまいました。
謝澈という人物が抱える歪んだ暗闇が、この国をどんどん苦しめている気がしてなりません。

江慈もまた、衛昭が闘奴場に落とされたと聞いて怪我も忘れて飛び出そうとするほど一途でした。
裴琰に首筋を打たれて宮中を出されたときはどうなることかと思いましたが、攬月楼から裴琰を呼び出して衛昭を助けようと必死になる姿には胸を打たれます。
そして衛昭が助かったと知るや、自分も負傷兵の手当てのために戦場へついていくと言い出す行動力。
守られるだけの存在ではなく、自分にできることで衛昭や兵士たちを支えようとする姿勢が本当に江慈らしいです。

国境では盧瑜が裏切って尉国が攻め込んできて、大椋国はいよいよ後がない状況に追い込まれました。
衛昭が差し出された霊薬を飲み干したのは、自分の命のためではなく、月落の民の未来を切り拓くためでした。
裴琰と江慈が静かに分け合った羊肉の汁そばの湯気と、香ばしく焼き上がったカニ。
あの食事を終えて前を向いた裴琰の引き締まった横顔に、静かな覚悟が見えました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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