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クルミットです♪
「策略ロマンス〜謎解きの鍵は運命の恋〜」は秋嫣が自分の人生を切り開く物語。
策略を練り、謎を解くミステリーラブロマンです。
では 第1話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【策略ロマンス】(ネタバレあり)
「第1話」
祝言を前に秋嫣は子供の時助けてくれた少年を思い出していた。
花嫁秋嫣が到着すると賀将軍の息子賀灃との結婚式が執り行われた。ところが式の最中に花婿が血を吐いて倒れ死んでしまったのです。
倒れた花婿の手は固く握られていた。
賀将軍は息子を一人では逝かせられないと花嫁に殉死を強要した。秋家の主人秋宣は娘を連れて帰ると言ったが賀将軍は認めない。それを聞いた秋嫣は逃げ出そうとしました。
劈柴処の検校史梁翊は李氏の屋敷へ捜査に入った。聖旨はいらないと。
叔父が内枢密使と抵抗する李氏を取り押さえました。
葬儀の準備に忙しい賀家をなんとか抜け出した秋嫣と侍女の青黛。すぐに見つかり追われる途中、役人を見つけ助けを求めました。李氏を連行中の梁翊ですがとりつく島もありません。秋家の父母が助けに来てなんとか家に帰ることができました。
秋家では生母の柳姨娘はホッとしますが弟の秋蓉は賀家に仕官を頼もうとしていたのができないと悔しがります。秋宣は柳姨娘が嘘をついたせいで息子が死んだと言って賀将軍が秋嫣を許さないと告げました。秋家の叔父達は秋嫣を差し出そうとし、身勝手な母も弟のために秋嫣に賀家に戻るように言います。
昔、夫に殉死した妻がいて褒められました。しかし秋嫣は殉死なんてとんでもないと思いました。その妻の位牌から涙が出ていると騒ぎになり秋老太太は殉死の件は皇太子に仲裁を頼み賀家を説得してもらうことにしました。
もちろん位牌の涙は秋嫣が細工したものですね。以前助けられた時に字を覚え勉強するように言われ守ったおかげで秋嫣は物知りでした。
皇太子は検校史の梁翊に賀家と秋家の仲裁に行くように言いつけました。梁翊は中庸が大切と言って花嫁が出家して花婿を弔うのが良いとしました。秋嫣は殉死を免れましたが・・・
梁翊は賀将軍に取り入ろうとしていましたが6年前に越州で助けた少女が同じ年頃だと思い情けをかけてしまいました。意外と優しい?
「第2話」
秋嫣は秋宣に静雲庵に行かせないでくれと懇願します。秋宣は命が助かっただけ良かったと言い、妹の秋珉は運命だと言います。しかし秋嫣は運命でないと・・ 劈柴処の検校史である衛遠侯の裁定を受け入れるように言う父に秋嫣は宮女になると言ったのです。学問のある寡婦は宮女になることができました。郭貴妃の誕生祝いに韓氏が招待されているから一緒に行きとりなしてもらいたいと。嫡母の韓氏が頼みますが秋宣は応じません。
秋嫣は郭貴妃の誕生祝いの品を作り嫡母上とともに行こうとしていました。秋珉は妻が貞節を守るのはあたりまえ姉の事は分からないと言います。しかし嫡母は養女の秋嫣を理解ていました。
秋珉の考えががその頃一般的だったのでしょう。
韓氏と秋嫣は郭貴妃のお祝いに参加しました。祝いの品が披露されました。秋嫣の品が披露されるとみんなビックリしました。なんと石が置かれていたのです。郭貴妃が秋嫣に説明するように言うと秋嫣は機転をきかせてなんとか事なきを得ました。
一体誰が・・・
祝いの品の検閲は梁翊でした。秋嫣が宮女になりたがっているのを見抜き石に変えたのです。後で郭貴妃に聞かれ、これには訳があると・・・
秋家に郭貴妃の伝言を持って梁翊がやってきました。「男は国に殉じ、女は貞節を守る」と言われ秋嫣は宮女になることは叶いませんでした。しかしお褒めの言葉と扁額を贈られ一家の面目が立ちました。
秋嫣は梁翊になぜ贈り物をすり替えたのかと問い詰めました。梁翊は秋嫣を気に食わないと言うのです。尼になって静かに暮らせと。秋嫣は夫が死んだら妻に死を強要し、妻が死んだら後妻をもらえとはおかしいと言うのです。
秋府ではお祝いの会が開かれました。大勢集まった人々を、秋嫣は酒を持って楼に登り眺めていた。酒に酔った男が登ってきて秋嫣に絡んだ。見ていた英国公の息子の秦暄が絡んだ男孟玉を追い払った。秦暄は娘が秋嫣だと知ると「従妹殿」呼びかけました。血縁関係はないが従妹に当たると言うのです。近頃、蘇州から戻ってきて扁額の話は聞いていると言った。秋嫣はそれなら私の願いを聞いて欲しい、一緒に飲もうと言い酒を渡しました。
尼寺に言ったら酒は飲めない・・・
酔った秋嫣は「女が夫や父子供のためでなく自分のために生きたいと思うことは道に背くこと?」と呟きます。秦暄は秋嫣に心残りがあるかと尋ねた。すると秋嫣は頬に口付けしてと・・
秦暄は後退ります。従妹ではなく嫣と呼んでと言うと良い名前だと褒めます。しかし生まれた時母に疎まれ「煙」と名付けられたのでした。秦暄は王維の詩に「ひと筋の煙もいつか青雲に届く」となんとしても誉めます。二人は意気投合。
秦暄はすっかり秋嫣を気に入ってしまいましたね。
嫡母の韓氏は秋嫣に逃げるように言い、馬車を用意してくれました。秋珉は父母のことを考えろと止めますが秋嫣は青黛と家を後にしました。
「第3話」
秋府では秋嫣がいなくなったと大騒ぎです。秋宣は柳姨娘を責めます。そこへ秋嫣が賀家についたとの知らせが届きました。秋嫣は賀夫妻に妻として夫を見送り静雲庵に行くと言います。
韓氏は娘の秋珉が秋嫣に何か言ったと怒ります。秋珉は姉が失踪したら自分にも傷がつく、そして姉のように母を喜ばすこともできない。
私は実の娘なのに・・・母は姉ばかり可愛がると。
賀家に梁翊がやって来て冥福を祈るために数日滞在したいと申し出ました。秋嫣は不審に思いますが賀将軍は喜んで迎え入れました。今度は秦暄が来ました。御子息とは粛州で学んだ仲間、病ですぐに弔問できなかったと言うのです。梁翊と秦暄は顔を合わせてお互いを不審に思ったが・・・秦暄が泊まり亡骸を守るというと梁翊は自分がいるから大丈夫と言うのだが秋嫣が無理をしないで欲しいと・・
実は梁翊と秦暄は親友でした。
その晩、何者かが屋敷内に猫を数匹投げ込みました。猫たちは御堂で走り回りました。秋嫣と秦暄は従者に捕まえるようにいってみんなを外に追い出しました。
秋嫣は秦暄に花婿の死は何か裏があると死体を調べる手伝いを頼んだのです。
騒ぎに気づいた梁翊が見にくると秋嫣が池に落ちそうになったので助けようとしました。
しかし二人は池の中へ。濡れた服を着た二人を見た賀夫人は着替えるように指示します。
梁翊が秋嫣に昨晩のことを問い詰めた。棺を開けて何がわかったか・・・秋嫣は賀灃が病死ではなく毒殺だったこと、手には銅銭を半分にした愛のしるしを握っていたことを話した。梁翊は恋人が半分を持っているはずだと言うのだった。いったい誰が・・・梁翊はまず侍女にあたれ証拠を探せと言った。毒殺なら賀将軍は我々を騙し秋嫣に罪を着せた事になる。そして梁翊は静雲庵のことは間違っていたその罪滅ぼしだと言った。
梁翊は意外と良い人かもしれません。
秋嫣は探りを入れますが義母は拒みます。しかし侍女が殉死することがわかりました。
夫の書斎を見て証拠を探すのですが・・・
侍女の春杏が見張っているので秋嫣は梁翊に話すことができません。梁翊は春杏に茶を頼み追い出しました。
長恨歌が書いてあったから恋人がいたと思うという秋嫣に確かな証拠を探せと梁翊
春杏と青黛が争うのを聞いて秋嫣は春杏をやり込めました・・・
1ー3話の感想
初めて会って話したこともない夫のために殉死!!!
秋嫣にすればとんでもない話ですね。今だったら考えられません。でも昔の日本も似たようなところがあったと思います。
殉死はないにしても「女は自分のために生きられない?」は今でもありますね。
この物語のテーマはここでしょうか?
まずは深く考えずに秋嫣と梁翊、秦暄がどうかかわっていくか楽しみです。
秋嫣役のチャオ・シンは可愛く中国オタク男子の女神と言われているとか。秋嫣の役はこれまでの時代劇のヒロインとは違い個性が際立っていること完璧な性格ではなく困難に立ち向かう姿が気に入ったそうです。現代社会にも通じる生き方が聴衆を引きつけました。新しい時代劇の人物像をどのように演じるか楽しみです。
梁翊役のシュー・ジェンシーはモデル出身のイケメン俳優。「時代劇が似合うスター」と日本でも人気。このドラマの脚本とキャラクター設定が気に入って出演したと言っています。梁翊がどんなキャラか楽しみです。
秦暄役のリウ・ルイリンは以前見たドラマの役同様に穏やかな貴公子です。 期待通り優しくヒロインを支えてくれるのでしょうか。
出演の俳優陣の意気込みも頼もしく期待できます。
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