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クルミットです♪
秋家に總章衙門の元阆が踏み込みました。秋宣が何かの罪に陥れられたようです。韓氏の死について疑問を持ったままの秋嫣ですがそれどころではありません。これからどんな運命がまっているのでしょうか?
では19話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【策略ロマンス】(ネタバレあり)
「第19話」
秦暄の家に行った梁翊は秋嫣と秋珉を見つけて連れ戻しました。
秋家では元阆が取調べを行なっていました。すると秋荻が自分は実子ではないから関係ないと言うのです。秋宏の妻米氏は秋荻のことが知られてしまい自害してしまいました。
元阆が秋嫣と秋珉がいないことに気づくと梁翊が二人を連れて戻ってきた。
もし逃げて捕まれば重い罪になります。
男は總章衙門へ、女は教坊司へ送られました。
教坊司は宮中に使える楽師や妓女の養成所。遊芸を見せる場所で妓楼でもあります。
教坊司で元阆が梁翊の婚約者がいると言うと梁翊は郭貴妃に頼んで婚約を解消したと言うのです。梁翊に食ってかかる秋嫣ですが取り合いません。
梁翊は元阆の攻撃をかわそうとしているようです。
小屋に連れてこられた秋家の女達はお互いを罵り合います。秋大夫人が一喝しました。
翌日から皆んな下働きとして働くことになりました。王女将は秋嫣に秦暄の手紙を渡しこんなことは今までにない事と感心しました。
秋珉は秦暄に迷惑がかかるから縁を切れと言うのですが秋嫣はそれを決めるのは秦暄だと言います。
總章衙門では秋宣が無実の罪で責められていました。元阆の標的が自分だと気付いた梁翊は
郭貴妃に会いにいくことにしました。
無理な仕事に体を害した秋大夫人を見て秋嫣は王女将に薬を頼みました。王女将は秦暄からは秋嫣と秋珉のことしか頼まれていないと言います。しかし王女将は薬を都合してくれました。
代金は秦暄に付けておくと・・
薬を持ってきた秋嫣に秋大夫人はまだ韓氏を殺したと思っているのかと聞きました。
秋嫣は祖母と父がやったと思い込んでいます。
秋大夫人は韓氏の秘密を話し始めました。韓氏は本当は韋氏と言って昔から秋家と交遊があった。韋家が没落した時逃げることができたのは韓氏と弟の二人だった。秋家を頼ってきた二人を匿い弟は寺に預け、名前を変えて姉は秋家の嫁にしたのです。ところが弟真厳大師の素性が知られ秋家も捜索されそうになり秋宣は妻が死んだことにして逃がそうとしたのです。韓氏は自分が本当に死ぬことが一番いいとわかっていたのです。秋大夫人もそれはわかっていたのですが・・・
韓氏の秘密がわかりました。米氏はそれを知っていたのですね。秋大夫人は息子秋宣が妻を助けようとしたことも知っていました。秋嫣に疑われても言えない秘密だったのです。
「第20話」
真厳大師が素性を知った師兄と揉めて二人が崖から落ちて死んだことから奉京府が捜査に乗り出した。その後この事件の捜査は總章衙門の元主事に変わった。秋宣は大変なことになると覚悟し韓氏を死んだように見せかけて逃がそうとしていた。しかし韓氏はこの問題を終わらせるには自分が死ぬことだと分かっていた。秋大夫人は韓氏に言われて紅花を渡してしまったと・・・韓氏は秋宣とこれまでのことを語り合っていたが紅花を煎じて飲んだ韓氏は倒れてしまいました。ことの真相を聞いた秋嫣はまだ信じられません。しかし、死が近いことがわかる秋大夫人は秋嫣に秋家の行く末を託しました。程なく秋大夫人が亡くなりました。
元阆は總章衙門で秋宣に罪を認めるように強要します。兄弟たちを呼んで証言させようとしますが逆に秋宣の冤罪を訴えました。秋宣は横領もしていない指示した者もいないと言い、元阆の思惑通りにことは運びません。
秋珉の結婚話をした時、秋宣は梁翊から朝廷の将来について聞いていましたが梁翊の名を出しません。
王女将が秋嫣を教坊司で一番の稼ぎかしら師小小の部屋に連れていきました。そこに梁翊がいたので驚いた秋嫣が立ち尽くしました。
秋嫣が秋珉を慰めていると梁翊が怒鳴り込んできました。先ほど師小小に届けた衣に針がついていたと言うのです。梁翊は秋嫣を納屋に閉じ込め折檻し始めました。しかしそれは柱を叩いたり物を投げたりしてふりをしていたのです。
外の者たちに中の話が聞こえないように・・
すぐに気がついた秋嫣は合わせて騒ぎました。梁翊は秋宣が横領の罪に問われていることを伝え、元阆が仕組んだことだというのです。秋嫣は梁翊が元阆の標的であることにも気づきました。
梁翊の名を秋宣に言わせ梁翊を陥れようとしたのです。
二人が騒ぐふりをしていると梁翊が何か落としました。秋嫣は手枷の鍵とわかり二人が劈柴処の手枷をしていたら変に思われると外してしまいました。
手枷を受け取った梁翊はなんだか残念そうです。
怒鳴り散らして梁翊が出ていくと秋嫣は秋珉に今の騒ぎはお芝居で梁翊が父の状況を教えてくれたと言いました。
秋嫣は王女将に頼んで秦暄に会いにきました。心配し秋嫣たちを救う手立てを考えると言う秦暄に秋嫣は別れを告げます。
信じられない秦暄はただ秋嫣を見送るしかありません。
後ろ盾を切り捨てた秋嫣に王女将はもう手加減は加えないと言うのでした。秋嫣の扱いが厳しくなりました。
秦暄は梁翊を訪ね秋嫣を助けてくれと頼むのですが断られます。秦暄は梁翊を信じていたのに自分の地位を守ろうとする梁翊に今後は友と思わないと去っていきました。宋綿はなぜ本当のことを話さないのかと聞くと梁翊はこれは元阆と自分の問題で秦暄を巻き込みたくない、そして元阆を倒さないと秋家を救えないと言うのだった。
教坊司で秋嫣は王女将にいじめられそうになりましたが機転を聞かせ逆に妓女に取り立てられました。秋嫣は師小小の世話をすることになった。部屋に居ると梁翊がやって来て師小小に贈り物をして秋嫣に豪華な食事を用意するように言いつけました。
秋嫣は梁翊が師小小に頬紅を贈り優しく話すのに驚いきますが・・
「第21話」
食事を運んできた秋嫣に給仕をさせます。梁翊は料理の味見をさせ味が変だと言って何度も秋嫣に食べさせます。ムキになっている秋嫣を見て師小小は梁翊が秋嫣に食べさせたいからだと言うのです。
王女将が秋殿が師小小を呼んでいると言いにきました。それは秋荻のようでした。梁翊は嫌な相手ならこれを渡せと言って師小小に相手をするように頼みました。
戻った秋荻は師小小がくれた香を炊くと息ができず死んでしまいました。調べにきた元阆は秋家の証人を失いました。
梁翊は秋嫣の敵は俺の敵と言って・・
元阆は秋荻を使って梁翊を陥れようとしましたが失敗しました。しかし秋家と梁翊が手を組めなくなっただけでも成果があったと言いました。
梁翊は秋家の女達を救うための手立てを考えていました。
秋嫣は雷を怖がる秋珉に強くなれと言うのです。
永明府に師小小の侍女としてやってきた秋嫣は秦暄に会いましたがもう構わないでと言います。師小小をからかう孟殿を追い払った秋嫣に梁翊は問題を起こすなと注意します。
元阆は梁翊の行動から貞節を守らせるために奴婢にした秋家の女達の身請けを阻もうとしました。王女将は秋嫣達にこれからは教坊司に席を置き身請けはできないと言うのでした。
もう一生ここから出れない・・・
元阆が手を回しました。梁翊は口惜しがります。
師小小が声が出ないと寝込んでしまいました。王女将が困っていると秋嫣がみんなの前で物話を話し喜ばれました。女将は秋嫣に客を取らせようとしました。
知らせを聞いた梁翊は・・・
元阆は梁翊の出方を見ています。
梁翊が来ると先に元阆が秋嫣ふだをとりました。女将は秋嫣に決めさせようと呼びました。
秋嫣が匂袋を元阆の手のひらの載せようとするとすかさず梁翊がとってしまいました。
部屋に入ると二人は言い争います。
なぜ客を取る・・秦暄が悲しむ・・・秦暄との縁は切れた・・・
そこへ元阆からの祝い酒を持った侍女がきました。
元阆は侍女に二人の様子を聞くと秋珉を思う梁翊が秋嫣を庇っただけと判断、秋珉の逃亡を助けるはずそこを一網打尽にすることにしました。
二人は元阆がくれた酒を飲み交わしこれみよがしに戯れるのでした。
秋嫣はこれは演技だからもっと飲んでと・・・
19ー21話の感想
秋家が災難に見舞われました。
災難ではなく梁翊に仕返しをしようとする元阆の策略ですね。梁翊と秦暄は何とかして秋嫣を守ります。秋嫣達は教坊司に送られましたが下働きをすることになりました。梁翊は手を回して女達の貞節を守れるようにしてくれたのです。秦暄は金を使い秋嫣を守ろうとします。ただ残念ながら力はありません。
秋嫣は韓氏の氏の秘密を知りました。そして祖母から秋家を託されました。梁翊から元阆の復讐であることを聞き状況を理解しました。何とか秋家の女達を救おうとする梁翊と協力しようとします。自分だけ逃げることはできないと秦暄に別れを告げ、秋嫣は秋家を守る決心をしました。
梁翊が秋嫣を折檻するふりをして秋宣の状況を伝える場面は見ものです。すぐに梁翊の意図に気づき合わせる秋嫣、二人の息ピッタリです。
No.1の妓女師小小はすぐに梁翊が秋嫣を好きなことに気づきました。さすがです。
梁翊はもう本気ですが、秋嫣はまだ踏み出せません・・・
元阆は秋嫣たちを使って梁翊を陥れようとしますがなかなかうまくいきません。部下の姜雲はヘマばかり。梁翊と秋嫣の策略と元阆の策略の応酬・・・負けるな秋嫣。秋家が肩に掛かっていますが次々に策略を考えて実行していきます。妓女になった秋嫣、梁翊は気が気ではありませんね。
さてどうやってこの苦境を抜け出すのでしょうか?楽しみです。
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