霜花の姫-あらすじ-34話-35話-36話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-霜花の姫-あらすじ-34話-35話-36話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

霜花の姫

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クルミットです♪
前回、歴劫の最中に羌活が盛った毒のせいで、錦覓は人間界で死を迎えてしまいました。滅霊箭で狙われた錦覓を羌活が庇い、羌活は元神が破壊されてしまい、錦覓は激しく嘆き悲しみます。もう錦覓の隕丹は破滅寸前だと思われますが、大丈夫なのでしょうか。
さらに、潤玉の実母・蔌離が天后に逆らい、殺されてしまいました。潤玉も普段抑えている能力を爆発させるという非常に危険な状態に…

母を亡くして錦覓への依存を高める潤玉と、歴劫での思惑がことごとく外れて焦りを強める天后の、錦覓と旭鳳への「圧」がこれまでになく強まっていくのを感じます。二人が戻ってきた天界は、これまでになくデンジャラスモードです!果たして天界の平和ともつれた恋の行方はて一体どうなっていくのでしょう。困ったときには「結局天帝が悪い!」とつぶやいてみましょう、少しはすっきりしますよ!

【霜花の姫】(ネタバレあり)

34話

熠王は、錦覓の亡骸に特注で作らせてあった花嫁衣装を着せ、死に化粧をほどこし、涙にくれる。錦覓は魂になって傍らで見ていたが、悲しむ熠王に触れたくても触れられない。
熠王は錦覓の亡骸を抱き上げ、王陵に向かう。錦覓を棺に入れ、熠王は殉葬用の毒酒を手にする。錦覓は止めようとするが、魂のため手がすり抜けて止められない。
熠王は、従兄の息子の元錫に淮梧王の後継を託す文を書き残していた。だから淮梧は安心だと錦覓の亡骸に語りながら紅蓋頭を上げ、熠王は目を閉じ、息を引き取る…
そして旭鳳の魂が熠王の肉体から離れ、錦覓に「私は信頼できる男だろう?」と言い、ようやく錦覓と旭鳳の想いが通じ合い、二人は抱きあうのだった…
熠王のほうが聖女に殉葬しちゃうとは。国は後継者指定しても荒れるだろうになぁ

天界に戻った旭鳳と錦覓を縁機仙女が出迎え、「想定を上回る歴劫となった」と錦覓をたたえる。錦覓は、羌活が肉肉だったのに、元神が消えたことを気にしていたが、旭鳳が真相を突き止めると約束する。そこに月下仙人が駆け寄り、観塵鏡で見ていたが感動した、と二人の愛を讃える。しかし旭鳳には「天帝は勝手な歴劫を快く思っていない」と耳打ちするのだった。
みんなで見てたんでしょうね、二人のラブストーリー。そう考えると結構恥ずかしい…

天后は、蔌離の謀反を利用して夜神と水神を一緒に葬り去ろうと、天帝に必死の讒言をするが、天帝は「あれこれと邪推はやめよ、天家の器を疑われる」と一蹴する。それでも食い下がる天后だったが、旭鳳が戻ってきたのを見て喜びに顔をほころばせる。錦覓を迎えに水神、風神もやってきたので、さっそく天帝が錦覓を花神に封じようとする。しかし天后が横やりを入れ、もう一度歴劫をやり直せと言う。しかし歴劫の転遷が起こったのは旭鳳が定めを起こしたためだということで、天帝が旭鳳に半月の閉門の罰を与えることに。
錦覓を滅霊箭で殺せるまで、延々いちゃもんつけて歴劫をやり直しさせる気ですか~?

歴劫の担当である縁機仙女が、錦覓の歴劫を「完璧ではないけれども、経験した苦はどれも重い」と上仙への昇進を承認したことで、天帝は錦覓を上仙と認め、花神の継承を命じる。だが錦覓は花神の任は辞退し、婚儀を延期して肉肉の敵を討ちたいと願い出る。天帝は調査を約束するが、婚儀は話が別だと、強制的に三か月後に決めてしまう。天帝は水神だけに残らせ、「そなたを信じている」と、水神との関係が壊れないようにと念を押す…
でも水神は、多分天帝のこと信じてないと思います。天帝も水神信じてないと思うし。

天后は計画に失敗した慕辞を叱りつけ、人間界へ穂禾を迎えに行かせる。残った燎原君も、旭鳳が栖梧宮を出られないため、月下仙人に連れ戻しを頼む。旭鳳は錦覓の婚儀の日が決まったことを知るが、月下仙人は旭鳳が錦覓との関係に前向きなのを見て、嬉しく思う。
一方錦覓は、水神の洛湘府に部屋が用意され、あらためて天界での生活を始めるのだった。
穂禾と燎原君がそのまま忘れられてたらどうしようかと思いました~♪

錦覓が沈んだ様子なのを水神は心配する。しかし天后が母の仇だということは内密にして、様子を見ながら錦覓に選ばせようということに。
天后は洞庭湖の残党を根絶やしにすべきと天帝に進言していた。二人の息子を守るためにと熱心な天后の勧めに押され、天帝は処罰を天后に一任することに…
天帝は天后に流されているふりをしていますが、実は冷徹に計算してると思うのですよ

潤玉は蔌離の位牌を作り、彦佑と鯉児を呼ぼうとするが、天后が彦佑を連行させたことを知らされる。そこで潤玉は天帝に洞庭水族の無実を訴えるが、聞き入れられない。そこで天后に「私を罰してください」と懇願するが、天后は彦佑と鯉児を人質にして、「洞庭水族と縁を切って、自ら罰を与えに行くか、洞庭水族の代わりに潤玉ひとりが母の罪を背負うか」の二択を潤玉に迫るのだった…
天后のドヤ顔見ると、ほんと、心から腹が立ってきますよね!あの唇!ムカつく!!

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35話

潤玉は一族の生き残りを選び、雷母・雷公と天后の術を合わせた「天雷電火」の酷刑を受けることになる。天帝は刑の様子を仙鏡で見ていたが、刑の厳しさよりも「穏やかだと思っていた潤玉が、天后に逆らった」ことを気にする。
潤玉がさらに母の名を呼んで倒れるのを見て、天后はより強い「琉璃浄火」の術を与えようとする。二雷神がためらうほどの刑に、水神がやってきて阻止するが、天后はやめようとしない。そこに至ってようやく天帝が現れて割って入り潤玉を赦免する詔を発する。天后は潤玉に自害を促すが、潤玉は「私は必ず生き延びて、義母上が洞庭水族に二度と危害を与えないことを見届ける」と言い返すのだった。
天帝が気にしているのは「天后に逆らった」ということより、「ということはいつかは私にも逆らうかもしれない」ということですよね、そういうやつですよ天帝は!!

潤玉は彦佑に背負われて璇璣宮に戻ってくるが、その惨状に鄺露は涙する。潤玉は何度も母を呼び、寒さを訴えたかと思うと熱いと言う。それはかつて母に角と鱗を剥がれた時のように、五臓が焼かれるような痛みに苦しんでいるのだった。
天后は天帝が介入したことに不満を述べるが、天帝は「旭鳳が嫡男ということは心得ている」と天后をなだめる。
この天帝と天后のバカップルが! 誰ですかこの二人を天界のトップに据えたのは!!

やがて潤玉は意識を回復するが、自分も重症なのにまず彦佑と鯉児のことを心配する。見舞いに来た水神に、潤玉は天后に対抗する力を借りたいと懇願する。水神もまた、洞庭湖での一件以来、天后に徹底的に立ち向かうことを決めたのだと言う。潤玉は感謝し、自分の負傷のことを口留めし、特に錦覓にはこの醜態を見られたくないという…
潤玉の気配りむなしく、錦覓は今、潤玉のことはまったく考えていないんですよね…

天帝は潤玉を治療しながらも、潤玉が天后に逆らったことを叱責し、そして潤玉に今回のことを口留めするように誓いを立てさせる。しかし潤玉は、自分が庇わなかったら天帝が洞庭水族を見殺しにするつもりで見下す存在だったことに、潤玉は内心衝撃を受ける。天帝は「天道は無情」と語り、天帝こそがこの世で最もとらわれの身にあるものだ」と言い残して出ていく。潤玉はあらゆる災いの元凶は「あの方=天帝」だと気づく。そして潤玉は「私は生きる、この試練が私を強くしてくれた」と心に誓う…
よくぞ気付いた!すべての災いの元凶は天帝ですよ!でもその気持ちは謀反に…

天界では天后が下した罰に不満が渦巻き、進んで罰を受けた潤玉への支持が高まっていた。風神からそのことを聞いた水神は、以前より潤玉の評価を上げ、いずれ天后は身を滅ぼすだろうという。
一方花界では、玉蘭が長芳主に「洞庭水族の者(鼠仙)にそそのかされて錦覓の素性を明かしてしまった」と謝罪していた。錦覓が滅霊箭で狙われたのはそのせいだろうと。死んでお詫びしようとする玉蘭を長芳主は押し止めるのだった。
水神・風神夫婦の罪のない誤解が、今後錦覓を追い詰めていくような気がします…

錦覓は鄺露から、潤玉の母が謀反で処刑されたことを聞かされて驚く。潤玉が睡眠も食事もとっていないというので、錦覓もまた肉肉を失ったことを潤玉に話す。肉肉が亡くなる時に言った「逝者已矣、生者如斯」という言葉を引いて、悲しむ姿をお母様は見たくないはず、と慰める。しかし潤玉が以前のように触れたり、婚儀について語り合おうとしても、潤玉に心がない錦覓は、何も答えることができない。
錦覓の気持ちはわかるけど、これはかなり潤玉かわいそうですよね…

穂禾は天界に戻り、天后に「実父を殺すまでしたのに、旭鳳が受け入れてくれなかった」と語り、なすすべがないと落胆する。天后は旭鳳と錦覓について策を考えることに。
一方、人間界では熠王崩御後二年が経過していたが、秦潼は王陵で墓守をしていた。そこに月下仙人が迎えに来るが、秦潼は突然現れた仙人に動揺するが、天界に戻されることに。
穂禾はどうでもいいけど、秦潼は二年も放っておかれたんですか!かわいそうに~!

錦覓は水神に、碁を打ちながら破談の希望をほのめかす。何かと上の空の錦覓に対し、水神は「歴劫中の火神とのことはすべてはかない夢」だとたしなめる。
旭鳳は「今夜、留梓池で共に桂花酒を飲もう」と錦覓に文を書き、燎原君に鳳凰灯を留梓池につるすように命じる。そして赤い布に書いた文を鳳凰の形に作って飛ばす。しかし花界に飛んできた文を連翹と老胡が見つけ、はじき弓で撃ち落としてしまう…
ツッコミ

36話

鳳凰の折り文を受け取った錦覓は、開くと旭鳳の声で「今夜、留梓池で共に桂花酒を飲もう」と聞こえた。思わず錦覓ははにかんでほほ笑むが、しかしそれは文を持ってきた連翹や老胡には聞こえず、文字もすぐさま消えてしまうのだった。
鳳凰ドローン、音声付きでセキュリティ機能も搭載されていて、超高性能ですね!

鎏英は旭鳳を訪ね、錦覓を狙ったのは滅霊族の生き残りである慕辞だと伝える。滅霊箭は誰かに脅されない限り作るはずはないと鎏英は説明する。旭鳳は母・天后がその件に関わっていることに気づく。鎏英は魔界の固城王が歴劫中に滅霊箭で旭鳳を狙っていたことから、旭鳳に注意を促す。鎏英が帰った後、旭鳳は燎原君に慕辞の行方を探すように命じる。このことには母が関与しているから、なるべく早くと…
旭鳳は天后を栖梧宮に呼び、滅霊箭の件で天后に詰問する。天后は、錦覓を諦めるように命じるが、旭鳳は耳を貸さず、「錦覓を殺せば私を殺したも同然」と断じる。旭鳳の厳しい態度に、天后は怒りを爆発させる。
天后の親心は、そこに女の嫉妬とか意地とか汚れにまみれてて純粋じゃないから…

燎原君は鎏英を追いかけ、慕辞の顔を知らなかったからと教えてもらう。そして歴劫の最中に不思議な人物にもらった令牌を見せ、魔界のものと思われるため「これを使えば願いが叶う」と鎏英に令牌を預けることにする。
旭鳳に滅霊箭のことを知られた天后は、慕辞に怒りをぶつけ、旭鳳に見つからないように人間界の地下宮殿に隠れて外に出るなと命じる。
燎原君、あの呪いの令牌との縁切りに成功しましたね!気付いたら戻ってそうだけど

約束通り留梓池で旭鳳と会った錦覓は、たくさんの鳳凰灯の美しさに目を見張る。歴劫の前に埋めておいた桂花酒を二人で飲み、旭鳳から「私の妃に」と乞われた錦覓は、しかし潤玉との婚約がひっかかりつつも「父上に婚約の破棄を話したら、あなたの妃になる」と言ってしまう。お互いに気持ちを抑えることができず、旭鳳と錦覓は結ばれる…
鳥と花びらがぼーぼー燃えていましたね…天界の皆さん意外と奔放な設定ですよね~

慕辞は地下宮殿に入ろうとしたところで燎原君に見つかって倒されてしまう。
鎏英は魔界に戻るが、魔界は固城王が魔尊に取り入り、卞城王と鎏英親子にとって魔界は危険な場所になっていた。そこに燎原君が慕辞を預けていく。そのために親子は魔界から逃げて身を隠すことができなくなってしまった。
卞城王は、慕辞が体内に屍解天蚕を入れられていることに気づく。すでに慕辞は霊力を蟲に食われ始めており、危険な状態だった。それでも鎏英は必ず昔の慕辞を取り戻すと…
鎏英の一途さは涙が出ますね…いつか鎏英と慕辞の心が通じ合うといいのですが…

旭鳳は禁足を破って潤玉に会いに行く。しかし母・蔌離を天后に殺されたことで、潤玉は旭鳳に冷たい態度をとる。旭鳳は、錦覓との婚約の破棄を潤玉に願い、「私と錦覓は相思相愛だ、兄上とでは幸せになれない」と言うが、潤玉はこれまで旭鳳たちに奪われるだけだった人生を思い、錦覓を手放しはしないと固く心に誓うのだった…
旭鳳は悪くないのよ、知らないだけなのよ…悪いのは天后、そして天帝です!

錦覓が水神に婚約の取り消しを申し出たことで、花神の位牌の前で本当のことを話せと迫られる。そこで錦覓は「旭鳳と将来を誓い合いました」と告白する。天后の所業を考えれば苦労するのは目に見えているが、錦覓は「父上と母上の時もすべてを捨てる覚悟だったはず」と言う。水神は旭鳳と潤玉に激しい天帝の血を感じて、「決して梓芬と同じ目に遭わせはしない」と思うのだった。
梓芬の時よりも、錦覓は天帝が二人いて錦覓を取り合っているようなものですからね…

鎏英は慕辞のうわごとから、慕辞の黒幕が天后であることを知る。
そして天后は潤玉への圧力をさらに強めていた。星喪衣も龍魚族と天界の二種類の中からどちらかを選ぶようにと、選択を迫らせる…
天后のやり口ときたら…休む暇なく嫌がらせの波状攻撃の手を休めませんね…

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34~36話の感想

許婚がいるのに旭鳳と結ばれてしまうとは、錦覓も梓芬の娘だけありますね…
ここまできても、まだ壊れない隕丹は根性ありますね♪ 頑張れ隕丹!と梓芬があの世から応援しているに違いありません。しかし長芳主たちは、錦覓を守ることに夢中になりすぎていて、隕丹を壊さないようにするあまり、なぜ将来的に隕丹が壊れる事態になったときのことを想定しないのでしょうか。このままだと、錦覓のガラスのハートは最悪の時に崩壊してしまいそうで、長芳主たちも守り切れないと思います…

しかし、今の天帝と天后の悪どさを見ていると、天帝が梓芬を純粋に想った時期があったのか、ただの執着で水神から奪いたかっただけじゃないのか?とか、色々疑問に思ってしまいます。天后は激しく嫉妬する割に、天帝を権力の道具にしか扱ってないのでは、とも。若い頃はもう少し天帝と天后も、純粋に恋に身を焦がしていたのかもしれませんが、今となっては権勢欲にまみれて、お互いへの気持ちとかどうでもよくなってそうです。でもそれによって引き裂かれそうな子世代に、自分たちの負の遺産を引き継がせないでほしいですよね…。特に潤玉は、生まれてきたこと自体が罪みたいになっていますし…

しかし、鳳凰に転変する旭鳳と、水龍に転変する潤玉では、天帝の能力を色濃く継いでいるのは潤玉なのでしょうか。この二人が、錦覓をめぐって本気のガチンコ対決をすることになったら天界はどうなってしまうのでしょう。その日はそんなに遠くない気がするのですが、大丈夫なのかな…
天帝も天后も、花界も、水神夫婦も、そこに対しての危機感が微妙に薄いというか、自分たちの能力を過信しているように思うのですよ。潤玉が本気で覚醒したら強そうです…

さて今頃、燎原君が天界に戻って「あああ!令牌が戻ってる~!!」ってがっくり来てないことを祈りましょう。燎原君は鎏英の手に渡るためのお使いだったのだと信じて…

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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