風起隴西 第3話あらすじと感想|疑惑と冤罪の果て…谷正の悲劇

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

『風起隴西』第3話は、ついに「清白」を証明できずに追い詰められる谷正の物語が描かれました。裏切り者を探すはずが、逆に忠臣が犠牲になってしまう——これぞスパイ戦の非情さ。その切なさが胸に迫る回でした。

それでは第3話を一緒に見ていきましょう!

風起隴西 第3話のあらすじ

陳恭は軍情驛馬の記録を密かに調べますが、そこに郭剛が現れます。慌てて別の竹簡を見せてごまかす陳恭。郭剛は疑いもせず、逆に「新たな游枭が天水に入った」と伝えます。その人物こそ荀詡。

曹魏の記録に烛龍の痕跡が見つからないことから、陳恭は「敵は蜀の通信経路を利用している」と察知。その矛先は、情報伝達を担う谷正へ向けられます。

一方、司聞曹は李厳が掌握。白帝叛変を口実に冯膺へ圧力をかけ、組織の洗い直しを宣言します。冯膺は「陳恭を守るため荀詡を送り込んだ」と認めつつも、彼をかばうことの重さに苦悩していました。

谷正は、酔ったふりをして監視をかいくぐり、任務を果たそうとします。妻に「丞相が勝利すれば全て報われる」と語り、決死の覚悟を見せる姿が胸を打ちます。

荀詡は谷正と接触。互いに信物を確かめ合いますが、香囊の花の香りから身元が露見。谷正は疑心に揺れ、「白帝は清白と言い切れるのか」と問い詰めます。しかし天水間の包囲が迫り、荀詡は退避。谷正は疑いを晴らせぬまま、激しい無念と怒りを抱えて自刃してしまいました。

忠義を尽くした者が冤罪により命を絶つ——あまりにもやりきれない展開です。

その頃、陳恭は牌局に顔を出し、巧みに糜冲の疑いをかわします。しかし心の中では、仲間を失った苦しみと怒りが渦巻いていました。

スポンサーリンク

風起隴西 第3話の感想まとめ

第3話は「忠臣が報われない悲劇」が大きなテーマでした。谷正は国家と信念のために生きてきたのに、最後は裏切り者扱いされ自害…。そのシーンは強烈で、見ていて胸が締めつけられました。

また、陳恭の立場も一層危うくなっています。彼自身が疑われているだけでなく、仲間を救えない無力さが描かれ、「本当に彼は敵か味方か」という視聴者の気持ちを揺さぶります。

荀詡の葛藤も印象的でした。まだ若い彼にとって、任務と友情の狭間でどう判断するかはあまりにも重い課題。その未熟さと真っ直ぐさが、逆にドラマの緊張感を高めています。

この回を通して「烛龍の存在がどれほど巧妙に蜀を揺さぶっているか」がはっきりしましたね。次回以降、さらに真相に近づいていく中で、陳恭と荀詡の関係がどう変化するのか、とても気になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする