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クルミットです♪
第9話は大きな転換点。冯膺が冤罪にはめられる一方で、翟悦がついに烛龍の手がかりを見つけるという重要な回でした。夫婦の再会シーンも切なく描かれ、スパイ戦と愛情劇の両方で大きな見どころがありましたね。
それでは第9話を一緒に見ていきましょう!
風起隴西 第9話のあらすじ
冯膺が捕らえられ、孫令までも一緒に牢へ。厳しい拷問で口を割らされそうになりますが、全ては李邈が仕組んだ陰謀でした。陰辑は冯膺を切り捨てて李邈に従おうと考え、高堂秉も進退に迷います。
荀詡は廖会殺害事件を調査。暴雨で馬道が寸断され、外へ出られないはずの馬盛が「岳父を訪ねていた」と偽っていたことを突き止めます。しかし彼はすでに口封じされており、残された木箱から李邈が黒幕だと示す手掛かりが発見されました。
五仙道では陳恭が翟悦と短い再会。黄预が仕組んだ酒宴を彼女の合図で切り抜けたことを振り返りつつ、陳恭は烛龍を暴く使命を告白します。翟悦は「黄预が受け取った情報は全て焼却される」と明かし、自ら証拠を探すと約束。二人はわずかな会話で互いの想いを確かめ合い、陳恭の差し出した平安福を通じて絆を再確認しました。
夫婦なのに抱き合うことすらできず、ただ目を見つめ合うだけの場面が胸を締め付けます。
一方、李邈は冯膺を陥れた罪状を李严に差し出しますが、李严は「偽物を真実にはできぬ」と否定しつつも、利用できるものは利用しようと受け取ります。狐忠は証拠を握りつぶし、冯膺を牢に繋いだまま政治の道具に。
荀詡は冯膺に真実を告げ、彼の無実を証明するために協力を取り付けます。冯膺は成都に逃れることを拒み、二人で別の策を考え出しました。
その頃、翟悦は黄预の部屋で燃やされた竹簡の残骸から、烛龍の筆跡が残る竹片を発見。ついに黒幕へ迫る決定的な証拠を手にしたのです。
風起隴西 第9話の感想まとめ
第9話は「冤罪と真実」が交錯した回でした。冯膺が罠にはめられ逮捕されるシーンは理不尽そのもので、見ていて悔しさが募ります。
一方、翟悦が火盆から竹簡の残りを見つけ出す場面は胸が熱くなりました。彼女の胆力と聡明さが夫・陳恭を救う大きな鍵になると強く感じました。
また、荀詡の調査が李邈の陰謀を暴きつつある展開も見応え十分。友情と正義心で動く彼の姿が光ります。
今回は政治的陰謀と夫婦の情愛、両方がバランスよく描かれた印象でした。次回、翟悦が見つけた烛龍の証拠がどのように活かされるのか。そして冯膺はこの窮地をどう脱するのか、目が離せません。
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