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クルミットです♪
七眼が杜長風に捕らえられ斬首になるなか、杜小仙が清流の気を引くために動き始めるもなかなか上手くいかず、竜傲一を巡る清流と李昭の恋模様に杜小仙も絡んできた前回。
そんななか今回、清流は杜長風から専門外の新たな仕事を任されることとなり…。
【万華楼(ばんかろう)】(ネタバレあり)
19話
七夕の夜に口論になったきり、会っていない清流と竜傲一。
清流は竜傲一のことが気掛かりでいた。
そんななか、仕事で長安に出掛けていた杜長風が久しぶりに帰って来る。
そして杜長風は娘・杜小仙を呼び出し、新絲路から手を引くよう杜小仙に命じる。
しかし杜小仙はそれに納得できず拒むのだった。
その後、杜長風は清流たちを呼び、ある報告をする。
それは唐が毎年行っている周辺への贈り物のなかの東女国への贈り物である”女児図”の作成を任せられたというもの。
そして杜長風は「その仕事を清流に任せたい」と宣言。
それを聞いた清流は「専門外のため私では力不足かと…」とやんわり断ろうとするも、もし断れば今後織物業を続けるのが難しくなるということで渋々その仕事を引き受けるのだった。
専門外の仕事を清流はどうするのでしょう…
その後、早速作業に取り掛かる清流だったが、専門外のため下流の絵師に大金を積み手伝ってもらうことに。
そして下流の絵師に片っ端から声を掛けるも「引き受けるには竜傲一の了承がいる」次々と断られてしまい作業は難航するのだった。
まずは竜傲一との仲直りから始めなければならないですね…」
その後、清流は竜傲一と仲直りするべく、2人で会うことに。
そこで絵師を手配してほしいと頼む清流。
すると竜傲一は「ならば新しく絵師の店を構えて売上の4割をよこせ」と条件を提示し、それに清流は合意した。
その後、帰宅した竜傲一は清流に憤っていた。
竜傲一は清流が自分に謝罪するために会おうと言ってきたと思っていたが、いざ行ってみると商売の話だったからだ。
「アイツは下流のものを利用して商売したいだけだ!馬鹿にするな!」
竜傲一は1人で激怒するのだった。
その後、清流は約束通り絵師の店を設立し清流たちと竜傲たちがそれを祝う宴を行う中、そこに杜小仙がやって来る。
杜小仙は清流が相談もなく女児図の仕事の段取りを進めていたことにショックを受けていて、その気持ちを清流に吐露するのだった。
仕事のことはもちろん清流が竜傲一ばかり見ていることも杜小仙のなかでショックだったんでしょうね…
20話
竜傲一が手配した絵師に協力してもらい女児図を完成させた清流。
しかしそれをチェックした監督官からは「まるでダメだ。これでは国家間の贈り物の水準ではない」と酷評されてしまった。
どうやらその原因は実際に実物を見て描いたものではなかったからのようで、それを知った竜傲一は「なら五雲閣でモデルを探せばいい」と提案するのだった。
早速、五雲閣で女児図のモデル探しが始まった。
その後、絵師は五雲閣でモデルの女性を選定し、清流とその女性をモデルに女児図を描こうとするも、なかなか上手くいかない。
すると痺れを切らした竜傲一がポージングの助言をしに清流の元に向かうと、足を滑らせてしまい清流に抱きかかえられてしまう。
その様子を見た絵師は「これだ!そのまま動くな!」と竜傲一を抱き抱える清流の姿を描くのだった。
そんななか、五雲閣に李昭がやって来る。
竜傲一が清流に抱き抱えられている様子を目の当たりにした李昭は、ショックを受けその場から立ち去った。
その夜、店で食事をする李昭は杜小仙と遭遇した2人で話すことに。
そこで恋に敗れた者同士酒を酌み交わすのだった。
李昭と杜小仙がくっ付けば全ては丸く収まりそうですけどね…
翌日、李昭と杜小仙が食事を共にしたことを知った清流は、李昭の元を訪ねる。
そして「杜小仙を恋の相手としてお考えですか?」と問う清流。
すると李昭は「杜小仙は恋愛対象では無く、私が惚れているのは竜傲一だけだ。近付かないでくれ。杜小仙はお前のことで傷付いているぞ」と告げるのだった。
互いに竜傲一のことは譲るつもりはなくバチバチですね…
その後、女児図を完成させた清流は杜長風にそれを報告。
そしてひとまずこれを東女国に送ることに。
そんななか、新絲路で生糸が不足するというトラブルが発生。
どうやら役所が「質が悪いから」という理由で廉価で強制的に買い占めたようだ。
新絲路を陥れようとしているのは明らかですね…
それを知った清流が頭を悩ませる中、李昭は「私が策を考えよう」と言い立ち去る。
その後、李昭は調べを進め、役所は買い占めた生糸を高値で売ったことを突き止めた。
そんななか、竜傲一は南城の農家に掛け合い、生糸の元手になる種繭を手に入れ新絲路へ。
こうして生糸不足問題はなんとか解消されるのだった。
21話
清流や竜傲一は女児図を30枚完成させ、お祝いの宴を開きみんなで食事を楽しんでいた。
宴も進み酔っ払った清流と竜傲一。
すると清流は「お前は女らしさに欠ける」と毒付きながらも「私の元から去らないで欲しい」と言う。
もう愛の告白をしてるようなものですけどね
それを聞いた竜傲一は複雑な気持ちになりながらも、今後も商売の相棒として手を組み悪徳商人を潰そうと宣言するのだった。
その後、泥酔し屋敷に戻った清流が眠りにつく中、清流の腕には爛れたような赤い印がついていた。
この印は何なのでしょう…
翌日、杜小仙は清流に手紙を残し、長安へと旅立つ。
「新絲路をより大きくするためにも長安の王候貴族と繋がり、先行きを探ってみる…」
杜小仙からの手紙にはそう綴られていた。
そんななか、杜長風は銀城での賄賂のことで何者かが自分を訴えようとしていることを知る。
「内情を知る者の仕業で、新絲路に肩入れする者か競合者だろう…」
杜長風はそう推測し、清流の仕業なのではと勘繰るのだった。
その後、清流を呼び出した杜長風は公文書を手渡す。
そこに「清流を東女国に派遣する」と書かれていた。
はじめは拒否する清流だったが、少し話し数日後に出発することにするのだった。
どうやら東女国に派遣することで清流を排除しようと企んでいるようです…
こうして東女国に女児図の護送を任された清流は竜傲一を連れて行くこととなり、それを知った杜長風は「一石二鳥だ」とほくそ笑むのだった。
そして数日後、東女国へと出発準備を進める清流と李傲一。
すると清流は役人から謎の箱を東女国へと運ぶよう頼まれる。
不審に思いながらも清流は馬車にそれを積み込み、東女国へと出発するのだった。
この箱の中身は何なのでしょう…
翌日、李昭は徳妃から呼び出され王宮に戻っていた。
そこで「御史台に密告書を出したそうね」と問われる李昭。
杜長風を密告したのは李昭だったんですね
李昭は「杜長風の汚職を暴きたい」と話すも、徳妃は「調べるのはやめなさい」と告げる。
それを聞いた李昭は戸惑いながら「はい…」と答え立ち去るも納得できない。
そして李昭は徳妃がなにやら悪巧みをしていることを知るのだった。
感想
19話は清流が新たな仕事を任され、そのために喧嘩中の竜傲一に協力を仰ぐという内容でした。
何とか協力してもらうことに成功するも2人の関係性はさらに悪化してしまうという展開になるなか、20話では、女児図を完成させるためモデル探しをする中で、青龍と竜傲一が1番のモデルで胸キュンなシーンもありました。
さらに役所による新絲路への押さえつけも厳しくなるなか、21話では杜長風の謀略により清流が竜傲一と共に東女国に派遣されることになりました。
東女国に向かう道中も何か起こりそうですね。
杜長風の謀略に清流たちがどう立ち向かって行くのかなど今後の展開が楽しみです。
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