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クルミットです♪
清流たちが女児図を完成させるなか、杜長風の謀略により清流が竜傲一と共に東女国に派遣されることになった前回。
そして今回、清流と竜傲一が新たなビジネスチャンスを見出し、さらに新たなキャラクターも登場し…。
【万華楼(ばんかろう)】(ネタバレあり)
22話
東女国に向かう清流と竜傲一たち。
するとその道中、飢饉により避難する人たちに遭遇。
「飢饉で不作により朝廷は遠方から物資を調達するため水運に目を向けるはず…」
そう考えた清流と竜傲一は早速、今後増えるであろう水運を利用したビジネスを行うことを決め、まずは運送業を牛耳っている翁大有に会いに行くことに。
どうやら竜傲一は前に翁大有の命を助けたことがあるようです
そして翁大有と対面した清流と竜傲一は「港を使わせて欲しい」と頼む。
初めは渋っていた翁大有だったが、清流の巧みな交渉術が功を奏し、全国の水運の関所に号令することができ、滞りなく通行できる道具を貸してもらえることに。
一方、銀城では杜長風が違法の取締と称して自分に逆らう商家の差し押さえを始めていた。
その後、清流と竜傲一は関所の近くまで到着し、そこで阿尼姆という男と出会う。
彼は婚姻から逃れるため集落から逃げて来たのだとか。
詳しく話を聞こうとするも阿尼姆の追手がやって来たため、阿尼姆は再び逃げて行ってしまった。
その後、清流と竜傲一は集落に到着。
そこではさっき出会った阿尼姆が捕らえられていて、広場では女相撲が行われていた。
どうやらその女相撲の勝者が阿尼姆と結婚する掟のようで、達巴汝という女性が相撲に勝利。
阿尼姆はそれに納得できず達巴汝との結婚を拒否するなか、その様子を見ていた竜傲一が「その掟は不公平で間違っていると思う」と口を挟むと、達巴汝と口論に。
そして相撲で決着をつける流れになり、その結果、清流と竜傲一が勝利。
これにより捕らえられていた阿尼姆は解放され、清流と竜傲一はその集落に泊まることとなった。
相撲対決をしたことで、達巴汝は清流に惚れたようですね…
23話
哲羅集落で一晩過ごすことになった清流と竜傲一。
それを知った杜長風は「私も哲羅に向かう」と言い、準備を始めた。
哲羅に何かあるのでしょうか?
その夜、清流が眠ろうとしていると部屋に達巴汝が訪ねて来て、清流を口説き始める。
しかし清流は「どうか他でいい相手を見つけて欲しい」と告げると、達巴汝は立ち去るのだった。
その後、清流は竜傲一が泊まる部屋を訪ねていた。
そこで清流は「達巴汝と戦った時にふと感じた。お前とはうまく行く気がする。これから力を合わせて互いに夢を叶えよう」と話す。
金糸探しに始まり、いつも2人は助け合ってきましたからね
それを聞いた竜傲一は少し考え「いいかもね」と笑顔で返すのだった。
一方、李昭は母・徳妃と話していた。
「母上は変わってしまった…。私の母上は消えてしまいました…」
李昭はここ最近の徳妃が杜長風の不正などを揉み消そうとしたり、かつて祖父を陥れ一族滅亡を目論んだ人物・趙晋に媚びようとしているその行動に納得できず失望していることを伝える。
徳妃は趙晋を利用するためだと話していますが、李昭はそれでも媚びることには反対のようです
しかし徳妃は自分の考えを曲げるつもりはないと李昭に告げると、李昭は都から立ち去るのだった。
翌日、清流と竜傲一は半月前に東女国への道が鉄砲水により全て塞がれてしまっていることを知る。
それを聞いた清流は「半月前ならこのことを役所は事前に知っていたはず。なのになぜ私を遣わせたのか…」と不審に感じ始めるのだった。
その後、哲羅集落の姫・玉烏阿吉に東女国へ向かう別の道を教えてもらった清流と竜傲一は玉烏阿吉案内の元、東女国に出発。
するとその道中、竜傲一は足を滑らせ清流と共に滑落。
幸い2人とも怪我はなく無事だった。
2人の関係性はどんどんいい感じになって来ていますね
24話
玉烏阿吉たちに案内されながら東女国へ向かう清流と竜傲一。
夜になりこの日は野宿するということで焚き火をし、みんなで楽しく食事。
するとそこに李昭がやって来る。
竜傲一のことが心配でやって来た李昭だったが、李傲一が清流と楽しそうにしている姿を見てショックを受け、その場から立ち去ってしまった。
そんななか、清流と竜傲一のもとに杜長風とその部下たちがやって来る。
「2人は唐の民でありながら法律に背いた。東女国に行く機会に乗じて機密である武器製造の図解書を持ち出しただろ!唐の法律だと絞首刑だ!」
杜長風はそう告げると清流と竜傲一を捕らえる。
実はこれが杜長風の清流と竜傲一排除作戦で、清流が銀城出発の時に「これも運んで欲しい」と渡されたよく分からない箱は武器製造の図解書だったのだ。
2人は罠に嵌められたということですね…
その後、銀城に連れ戻され裁判を受けることとなった清流と竜傲一はすぐにこの件が杜長風による罠だと悟り、無罪を主張。
しかしそれは認められず杜長風は2人の斬首、新絲路の差し押さえ、通関証の没収を告げるなか、その場に竜竹幇の副幇主・呂乗雲が登場。
呂乗雲は2人を助けるために「私は陛下を護衛する元大将軍だ。2人を釈放せよ」と言い、さらに話し始める。
「20年前、宮中で極秘である皇子が産声を上げた。その皇子の母・良媛は当時宮中で起きていた騒乱により死亡し、生き残った皇子は民間を彷徨うことに。その皇子とは新絲路の当主・清流である」
清流は実は皇子だったんですね…
さらに呂乗雲はその時、赤ん坊の清流と女官が逃げるのを手伝ったこと、さらに新絲路のばあやがその女官だったこと、そして清流の左腕にある印は良媛が残した皇室の人間であることの証だと明かす。
それを聞いた清流や竜傲一をはじめ、そこにいる全員が驚く中、そこに宰相・元載が現れる。
突然の大物の登場に周りが驚き頭を下げる中、元載は「陛下の命を受け、皇子・清流様をお迎えにあがりました」と話す。
これにより杜長風も清流が皇子だったことを信じ、清流と竜傲一は釈放されるのだった。
ひとまず2人が釈放され良かったですね
その夜、清流を陥れる作戦に失敗した杜長風は次なる手を考えていた。
「唐では皇子が商いをするのを禁じている…。この機を借りれば新絲路を閉鎖に追い込める」
杜長風はそう考え、銀城の商売を管理できる体制に変更することに決めるのだった。
下流の商家には特別な資格を持つ者のみ許可を与えるなど思い通りに管理しようとしているようです…
一方、新絲路に戻った清流はまだ自分が皇子だという事実を受け止めきれず戸惑っていた。
感想
22話では清流と竜傲一が新たなビジネスチャンスを見出し動き始めるなか、新たなキャラ・阿尼姆が登場しました。
そして阿尼姆の集落で泊まることとなるなか、23話では清流と竜傲一の距離感が哲羅集落で2人で過ごす中でどんどん親密になる様子が伺えました。
もうどちらかが愛の告白をすれば恋仲にという感じで、2人の関係がどうなっていくのか気になるなか、24話では、杜長風の罠により2人は捕まってしまいました。
さらに清流の生い立ちが明らかになり実は皇子だったという本人も知らなかった衝撃の事実が判明するという驚きの展開もあり盛り沢山の内容でしたね。
清流が皇子だと判明したことで、親密になりつつあった竜傲一との関係にも何かしら影響がありそうで、今後どんな展開を迎えるのか楽しみです。
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