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今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第27話のあらすじをまとめていきます。
若尘(じゃくじん)と張殷殷(ちょう いんいん)が危険な戦いに巻き込まれ、ついには行方不明に…。彼らの運命はどうなってしまうのでしょうか?
それでは第27話を一緒に見ていきましょう!
塵縁-じんえん- 第27話のあらすじ
張殷殷は完全に若尘(じゃくじん)の存在を思い出したものの、徐々に記憶そのものが曖昧になりつつあり、鼻血を流すなど体調も悪化していました。若尘はそんな彼女の様子を見て、自分のことを思い出すほどに彼女が苦しむ現状を痛感します。結果、若尘は一人で霊穴を探す道を選び、張殷殷を守るために“置いて行く”ことを決心。
愛する人を守るために、あえて離れようとする若尘の決意が胸に痛みますね…。
張殷殷は青衣(せいい)と共に寒冰洞(かんひょうどう)へ滞在し、玄真(げんしん)の治療にも協力するはずでしたが、若尘が一人で霊穴へ向かったと知り、心が落ち着きません。夢の中では、自分の大切な人が危険にさらされているのに助けられない…という悪夢を何度も見るほど不安が募っていきます。青衣もそんな張殷殷を見て、二人を離れ離れにしておくのは良くないと感じ、協力して若尘を追おうと提案しました。
その道中、張殷殷と青衣は龍象(りゅうぞう)や白虎と遭遇。彼らはすでに国師(こくし)配下の強者たちとの戦いで重傷を負い、白虎は「若尘を救ってくれ」と訴えます。やっと若尘を見つけ出した時、張殷殷は吟風(ぎんぷう)に備えられた罠に嵌まった若尘を目撃。吟風は周到な準備を整えており、地の利もあって若尘は劣勢に立たされます。
吟風の執念深さが見ていて恐ろしいくらいですね。若尘に復讐心があるのでしょうか…。
さらに、顧清(こ せい)は若尘の修為を封じたいだけのつもりで剣を振るったのですが、吟風がこっそり施した法術によって剣は思わぬ力を発揮。張殷殷は若尘を救うため身を挺し、顧清の剣が張殷殷の背中に刺さってしまいます。驚いた顧清は、「そんなはずでは」と動揺し、吟風が勝手に自分の剣に細工をしていたことを知ってショックを受けます。
こうしたすれ違いで仲間同士が深く傷つくのは、本当に切ないですね。
張殷殷と若尘は深い傷を負ったまま、黒い深淵のような穴へと落ちていき、青衣はただ顔面蒼白で見守るしかありません。二人が生きて戻る可能性はほとんどないように思われ、青衣は自分が若尘の願いを聞かず張殷殷を連れ出したことを激しく悔やみます。
一方で、吟風は霊穴を守り切ったことで国師から仙魄(せんぱく)を手に入れ、意気揚々と顧清のもとへ向かいます。ところが、その仙魄を使っても「七情六欲を断ち切っていない」顧清には完全には効かず、仙人法相(せんにんほうそう)の回復はできないまま。結局、顧清は吟風の裏工作に失望し、国師と裏で繋がっていたことにも怒りを覚えていました。
苦労して手に入れた仙魄すらも、顧清には効果が薄い…。吟風と顧清の関係はますます複雑ですね。
西玄派は若尘と張殷殷が行方不明になった報を受け、“二人は殉職したのだろうか”と嘆き悲しみます。玄真(げんしん)も大怪我を負ったまま、二人のために何かできることはないかと必死に考えていますが、深い悲しみに沈むばかり。
そんな状況のなか、無尽海(むじんかい)の師尊は「三界が安定しない原因がまた動き出したか…」と海を見つめ、いつになれば平和が戻るのかと憂慮するのでした。顧清に至っては、仙人法相が回復せず苦しむばかり。世はまさに混沌へと向かう兆しが強まっているようです。
塵縁-じんえん- 第27話の感想まとめ
張殷殷と若尘が共に黒い穴に落ちて行方不明になるシーンは、思わず息をのむほどショックでしたね。二人があれほど苦労し、互いを支え合ってきたのに、こんなにも呆気なく離れ離れになってしまうとは…。
それでも、これが完全に終わりではないはず。彼らの強い絆を信じたいですよね。
また、顧清と吟風の間にもすれ違いが生じていて、仙魄を手に入れたとしても“七情六欲”を断ち切れなければ意味がないという事実は厳しいです。顧清にとっては、まだまだ人としての感情が大きな重荷になっているようですが、その人間らしさこそが彼女の優しさでもあるはず。
国師の策略で霊穴を守ろうとする吟風と、若尘たちを助けたい顧清がどこまで協力しあえるのか、あるいは完全に決裂してしまうのかも気になります。残された西玄派の弟子たちの悲嘆や玄真の絶望など、物語はどんどんシリアスな方向へ進んでいますが、今後の展開に希望の光はあるのでしょうか。
次回、張殷殷と若尘が本当に助からないのか、それとも新たな奇跡が起こるのか…。無尽海の師尊や顧清たちの動きも含めて、ますます見逃せませんね。一緒に続きを楽しんでいきましょう!
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