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クルミットです♪
今回は魏梁が張り切って計画した小旅行から始まって、笑える空振りが続く前半から一転、後半は魏劭が刺客に襲われて毒を受けるという胸がざわつく展開に変わります。小喬と魏劭の距離もぐっと縮まる回でした。それでは17話を一緒に見ていきましょう!
折腰 17話のあらすじ
魏梁が近くに美味しいものを食べに行こうと提案します。小喬と魏劭の仲を進展させたい狙いもあって、まずは酸梅湯(酸っぱい梅ジュース)を飲んでから山の幸を食べに行こうという計画でした。小桃はすぐに賛成、魏梁も「絶対おいしいから」と太鼓判を押すので、小桃が小喬と魏劭を誘って一緒に出かけることになりました。
ところが地図の場所に着いてみると、酸梅湯の店どころかまさかのトイレ。魏梁は慌てて近くの老婆に「ここは元々酸梅湯の店だったのでは」と聞きますが、老婆いわく祖父の代からずっとトイレとのこと。
え、それただの下調べ不足では…と思わず笑ってしまいました
次の目的地も期待していた温泉ではなく、ただの小さな水たまりだったというオチです。
海辺に着くと魏梁だけが上機嫌で大笑いしていますが、他の面々は「普通の海じゃない?」という反応。魏劭が問い詰めると、この計画、実はほとんど知らない友人から又聞きした話だったことが判明します。
そりゃ当たるわけないですよ、魏梁
それでも諦めきれない魏梁は桃花坞へ行こうと引き留めますが、小喬たちはもう信用できず、そのまま引き返すことになりました。
一方その頃、魏典と袁旺は魏劭が容郡へ向かっていることを知ります。魏典は「魏劭の狙いは地方勢力を弱めることだ」と袁旺に吹き込み、袁旺の心には不満が芽生えます。そして魏典は密かに刺客を送り、魏劭を容郡にたどり着かせないよう画策し始めました。
帰り道、休憩中の魏劭が疲れと頭痛を訴えると、小喬は自分から頭のツボを押してあげようとします。ところが手が触れた瞬間、魏劭は無意識に体を引いてしまいます。小喬は自分の手が冷たかったのかと思い、手をこすって温めてから続けました。
警戒されてるとわかっても引かない小喬、強いです
説得されるうちに、魏劭も少しずつ小喬の前で力を抜いていきました。
小喬は本音を打ち明けます。種まきの技術を教えに来たのは表向きで、本当は魏劭の負担を少しでも分けたいという気持ちがあったこと。奥にこもって魏劭の帰りを待つだけの日々は嫌だったこと。いつの間にか魏劭は小喬の腕の中で眠ってしまい、小喬は独り言のように、これをきっかけに少しずつ近づけたらという願いを口にします。
翌朝目覚めた魏劭は、自分が小喬の腕の中で眠っていたことに気づきます。頭痛もだいぶ楽になっていて、昨夜の穏やかな眠りを思い出しながら、自分の上着を小喬にかけてそっと部屋を出ました。
この不器用な優しさ、地味にぐっときます
そして一行が休憩していたところに刺客が襲撃してきます。小喬の乗る馬車が驚いて暴走し、魏劭は小喬を守ろうと手綱を切って必死に馬車を引き止めますが、馬車は崖に向かって落ちていきます。ぎりぎりのところで小喬が馬車から飛び降り、魏劭がそれを受け止めました。魏劭は得意げに「ちゃんと受け止められただろう」と言いますが、次の瞬間、小喬は魏劭が怪我をしていることに気づきます。最初は軽傷だと思っていたのに、刃には毒が塗られていて、魏劭はそのまま意識を失ってしまいました。
かっこよく決めた直後にこれは反則です…
皆で毒を抜いたことで命に別状はないものの、魏劭は目を覚ましません。小喬はこの刺客たちの動きがあまりに統制されていたことから、ただの野盗ではなく今回の容郡行きに関係があると考えます。もっとも疑わしいのは魏典の差し金だろうというのが小喬の見立てでした。魏梁は怒って魏典を殺しに行こうとしますが、小喬に止められます。証拠がない状態で動けば相手を追い詰めて民衆を煽らせ、魏劭の名を貶める結果になりかねません。
小喬は麦の種まきを遅らせるわけにはいかないこと、早く容郡へ向かうべきことを優先し、三不管地帯にとどまるほうがかえって危ないと判断します。容郡に入れば袁旺も迂闊には動けなくなるからです。魏渠たちも小喬の指示に従うことを決め、一行は急いで容郡へ向かいました。
魏劭が目を覚ました時にはすでに容郡に到着していました。魏渠から、今回すべて小喬が取り仕切ってくれたと聞かされ、魏劭は安堵します。
寝てる間に全部小喬が仕切ってたと知って、魏劭どんな顔したんでしょうね
そんな中、小喬は一人で袁旺を訪ね、麦の作付けを申し出ますが断られてしまいます。話しているうちに、袁旺が反対しているのは麦そのものではなく、水路を通すことだと小喬は気づきます。
戻ってきた小喬は、魏劭が目を覚まして汁物を欲しがっていると聞き、慌てて駆けつけて思わず魏劭の胸に飛び込んでしまいます。魏劭は全身が熱くなり、とっさに「腕が痛い」とごまかして小喬を離れさせました。
照れ隠しで痛いふりする魏劭、かわいいです
小喬は袁旺を探った結果も報告し、魏劭は兵を送ろうとしますが、小喬は止めます。力で押さえるより、まず魏典との仲を裂くほうが得策だという考えでした。今の袁旺が頼れる相手は魏典だけなので、そこを切り離せば言いなりにさせられるという読みです。
小喬は自分から袁旺を碁に誘います。一局目は負けてしまいますが、もう一局と誘い、二局終えたところで袁旺は席を立ちます。すると片方の靴がなくなっていることに気づき、小喬はすぐに新しい靴を買いに行かせました。
魏典は一日中、小喬が袁旺を訪ねたのだから何か企んでいるはずだと待ち構えていましたが、袁旺本人からは「今日は一日碁に付き合わされただけだ」と聞かされます。それでも疑い深い魏典は袁旺を見張らせます。魏渠がわざと箱を持って袁旺のもとを訪ね、道でわざと落として中の宝飾品をばらまいてみせると、見張りの目にはそれが映り、魏典に報告されます。魏典は魏劭が袁旺を取り込もうとしていると誤解しますが、実際に魏渠が袁旺に届けたのは、袁旺自身がなくした靴一足だけでした。
この作戦、地味に頭いいです
魏渠から報告を受けた小喬は、案の定見張りがついていたことに感心されます。魏劭は小喬がだんだん女君らしくなってきたと褒めますが、小喬は魏劭がしばらく体を洗えていないことに気づき、恥ずかしがる魏劭を手伝って湯浴みをさせてあげます。二人の関係はここでぐっと縮まりました。
翌日、小喬は魏渠と魏梁を袁旺のもとへ結婚の申し込みに行かせます。二人のうちどちらが袁旺の娘にふさわしいか見せる形にしたのですが、魏梁は心の中はずっと小桃のことでいっぱいなので、わざと不甲斐ない様子を演じて嫌われるようにします。そこへ袁旺の娘が扉の隙間から様子をうかがっていて、うっかり飛び出して床に転んでしまい、魏渠がとっさに助け起こします。この瞬間、二人はお互いに好印象を持ったようでした。
まさかの娘さんアクシデント、いい仕事しました
袁旺はその場でこの縁談を断りますが、その代わりに麦への転作には同意します。小喬はこの結果を最初から見越していたようで、気にする様子もなく笑顔で袁旺の屋敷を出ると、そのまま金物店へ向かい、婚礼用の金銀の装飾品を作らせました。
この知らせはすぐに魏典の耳にも届き、袁旺への疑いはますます強まります。魏典は人を送り、袁旺を呼び出しました。
折腰 17話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり魏劭が小喬をかばって毒矢を受けてしまう場面です。あの、決め顔で「ちゃんと受け止めただろう」と言った直後に毒だとわかる流れ、油断してた分だけ余計にきました。かっこいいシーンのすぐ後ろに怖さを持ってくる作り、ずるいです。
前半の魏梁の珍道中は完全にコメディでした。酸梅湯のはずがトイレ、温泉のはずが水たまり。ここまで外れると逆にすがすがしいくらいです。ただの茶番かと思って見ていたら、後半でまさか一族の内部争いが人の命を狙う話につながっていくとは思いませんでした。
魏劭が眠っている小喬の腕の中で頭痛が和らいでいたところ、素直に好きです。目が覚めてすぐ上着をかけて出ていく不器用さも、この人らしくて悪くないなと思いました。
小喬の立ち回りも今回はかなり冴えていました。証拠のないまま魏典を責めれば逆効果になるとすぐに判断したところ、袁旺を靴一足で揺さぶったところ、どちらも力ではなく頭で動いている感じが伝わってきて頼もしいです。魏渠と袁旺の娘の縁も、わざとらしくなく自然に転がっていったのがよかったです。
最後、魏典に呼び出された袁旺がどうなるのか、正直ちょっと心配になる終わり方でした。あの表情の硬さを見る限り、次はただの呼び出しでは済まなそうです。
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