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クルミットです♪
今回はいよいよ魏劭が小喬への気持ちを認めかけて、でもすぐに怖くなって逃げてしまう、そんな回です。母親に会わせたり、水路の計画を発表したり、二人の距離が近づいたと思ったら急に突き放したり。魏劭の心の揺れがとにかく忙しい話でした。それでは20話を一緒に見ていきましょう!
折腰 20話のあらすじ
魏劭は流民が住むのに適した土地を見つけ、魏朵を磐邑へ送って水利の書物を取り寄せさせます。そして小喬に星を観測して天気を予測してほしいと頼みました。工事を早く進めるためです。
ところが小喬はわざと杨奉の名前を出し、自分は学がまだ浅いから杨奉に教えてもらった方がいいと言い出します。魏劭の邪魔をしたくないという気遣いなのですが、魏劭は「お前が俺の邪魔をするのは今に始まったことじゃない、今更一回増えても構わない」とあっさり返しました。
これ、素直じゃないようで実はかなりの殺し文句ですよね
小喬も思わず笑ってしまいます。
夜、二人で星を観測しますが空は暗く星が見えません。ここで魏劭がついに本音をこぼします。いつか小喬と対立する日が来るのが怖い、昨日小喬が事故に遭ったとき父や兄のように目の前から消えてしまうかもしれないと本気で怖かった、今のこの穏やかさを失いたくないと。
小喬は魏劭の手を握り、たとえ一瞬の安寧でも心を尽くせば何代も続いていくものだと答えます。そして丁寧に礼をして、臣下としての心で魏劭に付き従い、水路を通して恵みを四方に届け、憎しみを消して天下を平らかにする手伝いをしたいと申し出ました。魏劭はその手を強く握り返します。
セリフだけ見るとかなり重いのに、二人の距離がじわっと縮まる場面で嫌いになれません
一方、喬慈は怒って家を飛び出します。喬夫人はすでに予想していたようで護衛をつけて博崖へ向かわせました。喬越は心配しつつも文書を持って出たと聞き、親戚訪問だと納得します。喬夫人と喬慈が博崖の大喬を訪ねると、住まいのみすぼらしさに心を痛め、比彘を好きだと早く言ってくれれば認めていたのにと悔やみました。部屋にあった箜篌を見て比彘の本気を知り、喬夫人も安心します。大喬に誘われ、二人は博崖に留まることにしました。
小喬と魏劭は渔郡に戻り、魏儼が歓迎の宴を開くことに。小喬が傷に障るからお酒は控えてと声をかけると、魏儼はその気遣いに小喬の本気を見抜きます。照れた魏劭は慌てて、小喬が大事にしているのは民であって自分ではないと言い訳しました。
小喬が徐夫人のために物を取りに行っている間、魏劭は「自分は堂々たる諸侯だ、小喬の言いなりになんてならない、男らしさを失うつもりもない、たまに言うことを聞くくらいだ」と虚勢を張ります。ところがそれをちょうど小喬に聞かれてしまい気まずくなった魏劭は母のもとへ逃げ、小喬には徐夫人の相手を任せて、魏儼が慌てて後を追いました。
見栄っ張りなところが完全に子供でかわいいです
魏劭は特産の果物を魏夫人に持っていきます。口にした瞬間酸っぱくて涙が出ましたが、魏夫人はそれを表に出さず、魏劭のために小喬を息子の嫁として受け入れると決めました。息子が小喬に恋していることにも気づいたようです。魏劭自身もその果物を食べて酸っぱさに気づき、二人で笑い合いました。魏夫人は「息子が持ってくる果物はいつも甘い」と嬉しそうに言います。
戻った魏劭が小喬にどうしてわざと酸っぱい果物を選んだのか尋ねると、小喬は魏劭も魏夫人も率直すぎる性格だから、どちらかが少し柔らかくならないとうまくいかないと考えたのだと答えます。魏劭はその心遣いに感謝しました。
小喬が湯を用意し、魏劭が湯船に浸かりながら母の言葉を思い返します。自分は本当に小喬に惹かれてしまったのかもしれないと、頭の中は小喬のことでいっぱいでした。
ところが突然、父と兄の姿が見えます。二人は魏劭が小喬に心を動かしたことを怒っているようでした。魏劭ははっと目を覚まし、祖母が過去を手放して小喬と穏やかに過ごせと言っていたことを思い出しますが、本当に憎しみを手放せるのか自分でも分からなくなります。
ここの幻影、正直ちょっと怖かったです
翌日、魏劭は磐邑を起点に各地へ水路を通す計画を家臣に発表します。各地の諸侯が同意するか不安なため、小喬と相談して鹿驪大会を開き、意見を募ることにしました。うまくいけば民のためになります。
魏儼と飲みながら、花街に行かないのは小喬が怖いからだろうとからかわれ、魏劭は否定しつつも好意を隠しきれません。自分は本当に小喬に惹かれてしまったのかと魏儼に尋ねますが、魏儼は反対で、理由をいくつも並べます。魏劭はそれをことごとく退けました。魏儼は魏劭が本気で恋をしていながら親への孝心も捨てきれず、自分を苦しめるだけだと見抜きます。
その夜、魏儼は兰云を呼び「渔山神女図」を描きます。書生が迷い込んで神女に出会い、二度と出られなくなる話を語りながら、なぜか神女の顔だけは描きません。兰云が理由を尋ねると、魏儼は笑って、神女の顔など見たことがないから描けないのだと答えました。
魏劭は魏儼のもとから帰ると、何やら心ここにあらずな様子で三日間軍営に泊まると言い出します。小喬が着替えを手伝う際、腰の玉佩に触れてしまうと、魏劭は慌てて手で隠し、態度が急に冷たくなりました。玉佩を木箱にしまうと、そのまま出ていってしまいます。小喬は何が起きたのか分からず立ち尽くすしかありませんでした。
さっきまで果物で笑い合ってたのに、この急変ぶりは切ないです
魏劭は小喬への矛盾した気持ちに悩み、公孫羊たちを呼んで相談しようとしますが、なかなか言い出せません。公孫羊に促されても結局は誤魔化し、鹿驪大会の準備を進めるよう命じただけでした。魏渠たち四兄弟はすぐに承諾して部屋を出ていきますが、行き場を失った魏劭は今度は公孫羊の屋敷に転がり込みます。公孫羊も仕方なく受け入れました。魏渠たちは、予定より一年も早く鹿驪大会を開くのはきっと魏劭と小喬が喧嘩したからだろうと勘づきます。
小喬は魏劭が衙署に移り住んだのは彼自身の葛藤のせいだと理解しつつも、これは本人が向き合うしかない問題だと分かっていました。この話は徐夫人の耳にも届き、魏劭が小喬に恋をして逃げているのだとすぐに見抜きます。ちょうど小喬が挨拶に来たところで、徐夫人は鹿驪大会の会場を校武場に決め、その飾り付けを小喬に任せました。小喬は文人たちに前もって噂を広めてもらい、天下にこの計画を知らせてはどうかと提案します。徐夫人はこれに賛成し、今度こそ魏劭がどう逃げるのか見ものだと考えていました。
折腰 20話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり湯船の場面です。母の言葉を思い出して素直に小喬を想っていたのに、次の瞬間には父と兄の幻影に責められる。あの落差がきつかったです。魏劭にとって小喬を好きになることは、単なる恋愛じゃなくて過去への裏切りみたいに感じられているんだと思うと、簡単に応援できない苦しさがあります。
酸っぱい果物のくだりは逆にほっとする場面でした。小喬が母親と息子の間をこっそり取り持つやり方、押しつけがましくなくて好きです。魏夫人が涙をこらえながらも受け入れると決める姿にも、ちゃんと温かさがありました。
一方で玉佩に触れられた瞬間の魏劭の豹変は、正直びっくりしました。あそこまで態度が変わると、小喬でなくても戸惑います。あの玉佩には何かとても重い意味があるんだろうなと勘ぐってしまいますね。
鹿驪大会の準備という表向きの理由で衙署に逃げ込む魏劭を見て、魏渠たちがすぐに喧嘩を疑うところも笑ってしまいました。周りにはとっくにバレバレなのに、本人だけが意地を張っている構図がなんだか人間くさいです。徐夫人が「今度はどう逃げるつもりか見てやろう」と待ち構えているのを見ると、次はいよいよ魏劭も逃げ場がなくなりそうな予感がします。
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