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クルミットです♪
衛昭と江慈が、ついに月落城へ足を踏み入れました。
江慈はずっと師父に会えると信じて疑っていません。
でも、その裏では衛昭がいくつもの罠を仕掛けています。
一方の裴琰も、実の母親から衝撃的な事実を告げられて苦しんでいました。
それぞれの思惑が交錯して、胸がざわざわする場面が続きます。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
流水舞花 20話のあらすじ
江慈は何日も待ち続けて、ようやく一人の老婦人と接触できました。
師父の燕喬霜は世間の危険をよく知っています。
そのため、連絡の合図として泥の猫を使うよう江慈に教えていました。
以前、江慈は自分で泥猫を捏ねたことがありました。
その泥猫は衛昭に奪われていましたが、島に着いたあとに返してもらっていたのです。
江慈は相手を試すため、わざと自分が作った泥猫を差し出しました。
しかし老婦人は偽物だと一目で見抜きます。
江慈は仕方なく本物の泥猫を取り出しました。
老婦人は、師父が月落城へ江慈を捜しに行ったと告げます。
江慈はその言葉をすっかり信じ込みました。
実はこの老婦人は、衛昭が裏で手配した偽の連絡役だったのです。
衛昭が前もって本物と偽物の見分け方を教えて、江慈を騙していました。
そこまで手の込んだ芝居を打って江慈を信じ込ませるなんて、衛昭の用意周到さにはため息が出ます
江慈は自分が作った泥猫を衛昭に手渡しました。
衛昭は彼女を月落城へ連れていくと約束します。
そこへ大梁帝の謝徹から密書が届きました。
椋州へ向かい、将軍の盧瑜を監視しろという命令です。
衛昭は江慈を師父に会わせるわけにはいきません。
そこで密かに本物の泥猫をすり替え、江慈が捏ねた泥猫を壊してしまいました。
翌朝、衛昭は江慈を連れて旅立ちます。
衛昭はわざと通行人を江慈にぶつからせました。
手元から落ちた荷物を拾い上げた江慈は、泥猫が粉々に割れているのを見て呆然とします。
衛昭は何食わぬ顔で、落ち込む江慈に優しい言葉をかけました。
自分で壊しておいて優しく慰めるなんて、衛昭の冷徹さにイライラします!
一方、裴琰は母の容玉蝶の部屋の前で丸一日跪き続けました。
ようやく面会を許された裴琰は、碧荷山荘に財宝や武器を隠していた理由を厳しく問いただします。
容玉蝶は、裴琰を皇帝の座に就かせたいと本音を明かしました。
大梁帝の謝徹に脅かされる日々から逃れさせたいのです。
しかし裴琰は朝廷を裏切る気などありません。
容玉蝶は、亡き夫の裴子敬が最後に着ていた戦衣を持ち出しました。
そこには戦場で受けた生々しい傷跡が残っています。
国のために戦い抜いて命を落とした父と同じ道を、息子に歩ませたくないのです。
さらに容玉蝶は、裴琰に皇位を争わせるため驚くべき嘘をつきました。
自分の名誉を捨ててまで、裴琰は大梁帝の謝徹の実子だと告げたのです。
裴琰は玉座にも富にも興味がないと拒絶しました。
それでも容玉蝶は、いつか裴琰を説得できると頑なに信じています。
息子の未来のためとはいえ、実の父親まで偽る母親の執念には背筋が寒くなりました
その頃、大梁の辺境である椋州を守る盧瑜は苛立ちを募らせていました。
自分と鋳造司の裏帳簿が、裴琰によって朝廷へ提出されたと知ったからです。
皇帝の謝徹は、都にいる盧瑜の長男を郊外へ連れ出し、風邪を引かせました。
これは謝徹による明白な脅しです。
長男を人質に取られていなければ、盧瑜はすぐにでも兵を挙げて反乱を起こしたいところでした。
しかし盧瑜にはまだ最後の切り札が残っています。
月落城に間者を潜り込ませていました。
その者を月落城の城主に据えることができれば、月落は盧瑜の手中に落ちます。
盧瑜は尉国の兵力を借りて、大梁帝を倒そうと目論んでいました。
衛昭は江慈を連れて月落城へ向かいます。
道中に広がる豊かな自然に、江慈の心はすっかり解きほぐされました。
もうすぐ師父に会えると信じて、江慈の表情は晴れやかです。
師父が昔月落を訪れたことがあり、名物の「不苦粥」を懐かしんでいたと思い出を語りました。
衛昭は師父の素性を探ろうと問いかけます。
しかし江慈自身も師父の過去については何も知りません。
城の目前まで来たところで、長老の平叔が出迎えに現れました。
平叔は、盧瑜が月落城に間者を送り込んでいる事実を衛昭に伝えます。
衛昭と江慈は月落の民族衣装に着替えました。
三人は歩いて月落の街へと入っていきます。
迎えてくれた青年の阿楽は、三人をもてなすため自宅へ案内しました。
阿楽の祖母は目が見えません。
しかし手で骨に触れて吉凶を占う不思議な力を持っていました。
祖母は衛昭の骨に触れ、何事も慎重に行動するよう静かに忠告します。
月落の衣装に身を包んだ二人、大梁の装いとは全く違ってとても新鮮でした
ところが阿楽は、江慈が大梁の人間であることを見抜いてしまいました。
月落の人々は長年、奴隷として大梁へ送られて過酷な扱いを受けてきました。
大梁人に対する恨みは決して消えません。
激怒した阿楽は、江慈を力づくで家から追い出そうとします。
祖母が必死に阿楽を制止しました。
怒りが収まらない阿楽は、そのまま家を飛び出してしまいます。
衛昭はショックを受ける江慈に、気にせず食事を続けるよう声をかけました。
そこへ部下の玉蓮が重要な知らせを持って駆け込んできます。
衛昭は平叔を連れて外へ出ました。
玉蓮の調べによると、盧瑜は腹心を新しい城主に据えようと企んでいます。
しかし先代城主の遺品である「白玉簪」がなければ城主にはなれません。
衛昭はその白玉簪を餌にして、内部に潜む裏切り者を炙り出す策を決めました。
大切な白玉簪をあえて囮に使うなんて、衛昭の打つ手はいつも危険と隣り合わせですね
玉蓮は、江慈があの芳林苑で自分の暗殺計画を妨害した娘だと気づきます。
激高した玉蓮はその場で江慈を殺そうとしました。
しかし衛昭は、師父の燕喬霜を見つけ出す道具として利用するのだと言い訳をして制止します。
その頃、部屋の中では祖母が江慈に昔の出来事を語っていました。
かつて阿楽も都へ奴隷として連れて行かれた過去があります。
阿楽は必死に抗い、官兵から酷い暴行を受けて命を落としかけました。
その瀕死の阿楽を救い出してくれた恩人こそが、衛昭だったのです。
祖母は江慈の骨に触れて占いを始めました。
そして、苦難を共に分かち合える愛する人に巡り会えると言い当てます。
一方、家を飛び出した阿楽は、盧瑜の兵たちが月落へ侵入している現場を目撃しました。
阿楽は大きな網を仕掛けて兵たちを捕らえようとします。
しかし多勢に無勢でした。
網から逃れた兵たちに取り囲まれ、阿楽は捕まってしまいます。
官兵たちは阿楽を取り囲み、激しい殴る蹴るの暴行を加えました。
物陰から見ていた衛昭は怒りで奥歯を噛み締めます。
布で顔を隠し、自ら飛び出して阿楽を救おうとしました。
しかし正体を明かせば、これまでの計画がすべて崩れ去ってしまいます。
その瞬間、江慈が庭の「束心草」をむしり取り、口で噛み砕きました。
草の汁を手早くナタの刃に塗りたくります。
江慈は叫び声を上げながら、官兵の群れへ突進していきました。
江慈が突然走り出した瞬間、一体何をする気なのか息が止まりそうになりました!
江慈は阿楽を激しい言葉で罵りつけました。
そして持っていたナタを振り下ろし、阿楽の体にわざと傷をつけます。
「こんな生意気な奴は私が痛めつけますから、どうか許してください」
江慈は必死に頭を下げて官兵に懇願しました。
若い娘だと甘く見た兵士が、江慈も一緒に連行しようと手を伸ばします。
すると江慈は、口に残っていた草を吐き出して兵士の手のひらに乗せました。
「それは恐ろしい猛毒の草です。今すぐ水で洗い流さなければ命はありませんよ」
江慈の真に迫った脅し文句に、兵士たちは顔色を変えました。
すっかり怯えた兵士たちは、慌てふためいて逃げ去っていきます。
衛昭は阿楽の体に刺さったナタを抜き取り、江慈が手早く傷の手当てを行いました。
衛昭は平叔に対し、月落内部に潜む間者を全力で捜索するよう指示します。
師父の捜索は一時棚上げにすることに決めました。
そして衛昭は、玉蓮に江慈の行動を厳しく監視するよう命じます。
阿楽を傷つけてまで官兵を欺くなんて、江慈のとっさの機転には本当に驚かされました
流水舞花 20話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、官兵に囲まれて袋叩きにされていた阿楽を江慈が救い出す場面でした。
衛昭が顔を隠して飛び出そうとした時、江慈が毒草をナタに塗って駆け出す行動力は本当に凄かったです!
ただ助けを乞うのではなく、あえて阿楽を激しく罵り、傷をつけてみせる芝居を打つ機転には脱帽しました。
兵士の手のひらに噛み砕いた草を吐き捨てて、猛毒だと信じ込ませる度胸もたいしたものです。
切られた阿楽にとっては痛い災難でしたが、あの思い切った行動がなければ命を落としていたかもしれません。
江慈はただ守られるだけの存在ではなく、いざという時に自分の知恵で人を救える芯の強さを持っていますね。
その一方で、衛昭の卑怯な立ち回りには正直イライラしてしまいました。
江慈が心を込めて作った泥猫をこっそり壊すなんて、さすがにやりすぎだと思いませんか?
師父に会わせたくない思惑があるにしても、通行人をぶつからせて落とさせる細工まで仕組む冷酷さには呆れます。
割れた泥猫を前にして悲しむ江慈に、平然とした顔で慰めの言葉をかける姿は見ていて胸が痛みました。
阿楽の祖母が口にした「苦難を共に分かち合える相手」という言葉が、本当に衛昭のことを指しているのでしょうか?
こんな嘘ばかり重ねている男が相手では、江慈の未来が心配になってしまいます。
裴琰の置かれた状況も、見ていて本当に切なくなりました。
丸一日も冷たい地面に跪かされた末に、実の母親から聞かされた話があまりにも過酷すぎます。
息子の野心を煽るためだけに、自分の名誉を捨てて「皇帝の実子だ」と嘘をつく容玉蝶の狂気には圧倒されました。
父が最後に身につけていた血染めの戦衣を見せられた裴琰の胸中は、どれほど苦しかったことでしょう。
裴琰は権力や玉座など望んでいないのに、周囲の人間が勝手に彼を争いの中心へ引きずり込もうとします。
母の歪んだ愛情を拒絶しながらも、完全には切り捨てられない裴琰の優しさが余計に痛々しいです。
月落城では、白玉簪を巡る衛昭の罠が動き出しました。
盧瑜が送り込んだ裏切り者が誰なのか、街の中に不穏な空気が漂っています。
江慈を敵視する玉蓮の視線も険しく、江慈の周りは味方ばかりではありません。
それでも大梁人を憎む阿楽のために懸命に手当てをする江慈の姿は、とても優しくて誇らしかったです。
泥猫を自分の手で壊した衛昭が、これからどんな顔をして江慈の純粋な瞳を見つめるのか、彼の心の揺らぎをじっくり見届けたいと思います。
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