溥儀の料理番 最終回(第40話) あらすじ 武天が容児を庇って銃弾に倒れる結末

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とうとうこの日が来てしまいました。40話、ついに最終回です。長かった旅がいよいよ完結します。裕得福の悪事も、武天の孤独な復讐も、容児と李琪の想いも、全部この最終回で決着がつきます。国宝の行方はどうなるのか、武天は最後にどんな選択をするのか、気になることだらけです。それでは最終回を一緒に見ていきましょう!

溥儀の料理番の結末を先に知りたい人へ(ネタバレ)

「結局どうなるの?」をサクッと知りたい方のために、最終回(第40話)の結末をQ&A形式でまとめました。原題は《末代厨娘》(2024年配信・全40話)で、日本の第40話は中国版の第40集(大結局)とそのまま対応しています♪

武天は死ぬの?

はい、武天は最終回で亡くなります。裕得福が隠し持っていた銃で容児を撃とうとした瞬間、武天が身を挺してかばい、容児の腕の中で「来世はいい人間になりたい」と言い残して息を引き取ります。最期に宝物の行き先(洋人・海地が運び出したこと、一部を琉璃廠に隠したこと)を李琪に伝えたのが、彼なりの償いでした。

裕得福と武天はどういう関係だったの?

裕得福は武天の養父でありながら、武天の家族を殺した張本人です。第35話あたりから武天は「口封じで殺されかけたことは水に流せても、家族を殺されたことは許せない」と復讐を決意していて、最終回で裕得福自身がその罪を認めたことで、二人の因縁は決定的な形で終わります。

寿喜を死なせた犯人と、盗宝事件の黒幕は?

容児の師匠・寿喜を死に追いやったのは太監の孫義仁で、その孫義仁自身も不審な死を遂げています。そして宮中の宝物を盗み続けていた黒幕が溥儀付きの太監・裕得福。最終回で裕得福と、宝物を国外へ持ち出そうとした洋人の海地はそろって逮捕され、国宝の流出は食い止められました。

容児は誰と結ばれるの?

容児が結ばれるのは元・御前侍衛の李琪です。事件解決から3か月後、二人は敬懿太妃・栄恵太妃のもとへ結婚の報告に行き、祝福を受けたうえで祝言を挙げます。陸秋桐も容児に想いを伝えていましたが、第36話で容児は「李琪とは知己であり患難の友」と答えていて、ここで気持ちは決まっていたんですね。

溥儀は最終回に出てくる?

溥儀は第30話で紫禁城を去ったあと、最終回のあらすじには登場しません。第35話で李琪が醇親王府を訪ねたときには、すでに溥儀は王府を離れて行方がわからない、と語られています。ラストエンペラーの物語というより、紫禁城を出た「普通の人たち」の再出発で幕を閉じる構成です。

容児は最後どんな料理人になるの?

宮中を出た容児は、父・劉守貴たちと一緒に小さな食堂「劉氏小館」を開いています(第36話)。辛口の美食家・薛衍生に宮廷仕込みの「口蘑肥鴨」で腕を認めさせたエピソードを経て、最終回では宮を出た元太監たちのために燕翅楼で粥の炊き出しをしていました。料理人として、最後まで誰かのために鍋に向かっていたのが容児らしいところです♪

溥儀の料理番 最終回(第40話)のあらすじ

海地は裕得福の賭場が襲われたと聞いて慌てて駆けつけます。裕得福は宝物はもう李泰豊が移動させたから大丈夫だと落ち着いていましたが、李泰豊が宝物を奪われたと知らせてきました。海地は今回の買い手の身分がただ者ではなく、宝物を見せられなければ二人とも命が危ないと言います。

この時点でもう嫌な予感しかしませんでした

そこへ武天から裕得福に電話が入ります。宝物が欲しいなら会いに来いという呼び出しでした。裕得福は宝物を返せばお互いの因縁は水に流すと持ちかけますが、武天は裕得福に一族を殺したのは自分かと問い詰めます。裕得福は宝の隠し場所をもう知ったから生きている必要はないと嘘をつき、そして武天の家族を殺したのは自分だとあっさり認めました。

その言葉をきっかけに双方が乱闘になり、裕得福はどさくさに紛れて逃げ出します。武天は裕得福が本当に隠し場所を知ったと思い込み、慌てて燕翅楼に戻りました。ところが皆が無事だったので、自分がはめられたと気づきます。

まんまと騙されてる武天を見て、こっちまでハラッとしました

裕得福と海地は銃で皆を制圧し、宝物を運び出してしまいます。裕得福は武天の始末を李泰豊に命じ、李泰豊が武天に銃を向けたその瞬間、武天は隙をついて李泰豊の腕をつかみました。銃声が響き、街で犯人を捜していた李琪がそれを聞きつけて燕翅楼へ駆けつけます。

ちょうどそのとき、容児は燕翅楼でお粥の炊き出しをしていました。銃声にみんな逃げ惑う中、飛び出してきた武天と鉢合わせします。裕得福は容児を人質に取り、李琪に銃を捨てろと迫りました。武天が隙をついて裕得福の銃を叩き落とし、李琪が裕得福を取り押さえます。李琪が警官に裕得福と武天の両方を連行させようとしたその時、裕得福はまだ隠し持っていた銃で容児を撃とうとしました。武天は迷わず容児をかばい、代わりに撃たれて倒れます。

ここ、本当に胸が痛かったです

武天は容児に、こうして死ぬのも悪くない、自分に良くしてくれたのは容児だけだったのに、それでも自分は容児を苦しめてしまったと語ります。生まれ変わったらもっと早く出会いたい、そう伝える武天に、容児は生まれ変わっても自分は容児姐でいると答えました。武天は最後に、来世はいい人間になりたいと言い残します。

息を引き取る前、武天は李琪に、宝物は洋人の海地が運び出した、一部は琉璃廠に隠してあると告げました。李琪は皆を連れて港へ向かい、海地を止めようとします。署長にも連絡が入りました。

奚教授は授業中でしたが、海地が宝物を運び出すと聞いて授業を中断し、駆けつけようとします。学生たちも一緒に国宝を守ると声を上げ、劉爾、李玉玫、陸秋桐が学生たちを率いて港へ向かいました。海地は銃で学生たちを威嚇し、一人に発砲します。奚教授がそれを止めようとしてまで腕を撃たれてしまいました。

丸腰の学生や先生に銃を向けるなんて、さすがに許せません

劉爾が飛び出そうとするのを、奚教授が止め、お前たちの命も国宝と同じくらい大事なのだと言い聞かせます。海地は車に乗り込み運転手に銃を突きつけて発車させようとしますが、学生たちは線路の上に立ちふさがり、轢くなら轢いてみろと訴えました。海地は本当に轢けと命じますが、そこへ李琪たちが車両を包囲し、海地を取り押さえます。皆が歓声を上げました。

裕得福も海地も捕らえられ、国宝は国外に流出せずに済みました。三か月後、容児と李琪は結婚することになります。二人は二人の太妃のもとを訪れ、結婚の報告をしました。太妃たちは二人を祝福し、容児はこれまでのことを思い出して太妃を抱きしめました。そしてついに容児と李琪は結婚式を挙げます。出会いから今日までのすべてを振り返り、容児はこれからも誠実に生きていきたいと思うのでした。

史実との違い

華流ミニクイズストーリー編

栄児が紫禁城へ宮女として入る決意をした直接のきっかけは何ですか?

華流ミニクイズ料理編

栄児が寿喜姑姑の料理を味見した際、どのような評価をしましたか?

華流ミニクイズ名場面編

栄児が大阿哥の屋敷に乗り込んだ際、身にまとっていたものは何ですか?

華流ミニクイズストーリー編

溥儀が養心殿で思わず口にしてしまった「切実な願い」とは何ですか?

華流ミニクイズ人物関係編

栄児が夜に外へ出た際、彼女を助けて立ち去った人物は誰ですか?

本作は実在の溥儀や太妃たちが登場しますが、容児・李琪・武天・裕得福などはドラマのオリジナル人物です。史実と重ねて見ると、どこまでが本当でどこからが創作なのかがよく見えてきますよ。

紫禁城の「御膳房」は本当にあった

清朝では皇帝や后妃の食事、宴席を担当する役所が内務府の下に置かれていて、乾隆13年(1748年)に茶房と膳房が統合されて「御茶膳房」となりました。皇帝専用の厨房としては、養心殿の南に「養心殿御膳房」があったとされています。清朝滅亡後も、溥儀は「清室優待条件」によって紫禁城に住み続けることが認められ、太監や宮女も引き続き仕えていました。容児が働いたのは、まさにこの「皇帝がいるのに国はもう民国」という不思議な時代の厨房です。

建福宮の火災と太監の追放は史実

ドラマ中盤の建福宮の火事は、1923年6月に実際に起きた火災がモデルです。溥儀は宝物の点検を始めた矢先の出火だったことから、盗みを隠すための放火ではないかと疑い、およそ1か月後に宮中の太監のほとんどを宮外へ出しました。燕翅楼に身を寄せる元太監たちや、武天が彼らに食べ物を届ける場面は、この「職を失った太監たち」の姿を映したものと言えそうです。

1924年の出宮と太妃たちのその後

史実では1924年11月5日、馮玉祥の北京政変を受けて「修正清室優待条件」が出され、溥儀は皇帝の称号を廃されて紫禁城を退去、まず醇親王府に移りました。その後1925年2月に天津へ逃れています。ドラマで太妃たちが居座る展開も史実に近く、敬懿太妃と栄恵太妃が宮を出たのは1924年11月21日。栄恵太妃はその後、栄寿固倫公主の邸(ドラマの「大公主府」)で暮らし、1933年にそこで亡くなりました。また端康太妃(瑾妃)は1924年、永和宮で52歳で亡くなっています。

「国宝を守った」結末はどこまで本当?

宮中の文物が外へ流れていたこと自体は史実で、溥儀は出宮までに1,200点を超える書画の名品や古籍・珍宝を宮外へ持ち出していたとされます。一方、出宮後は清室善後委員会(1924年11月20日発足、委員長・李煜瀛)が宮殿ごとに点検を行い、117万点余りの文物を確認、1925年10月10日に故宮博物院が開館しました。裕得福が太妃の葬列に紛れて宝物を運び出す場面や、学生たちが線路に立ちふさがって海地を止めるクライマックスは、こうした時代背景をもとにしたドラマの創作です。

宮廷の料理人たちのその後

容児が宮廷仕込みの腕で食堂を開く結末にも、ちゃんと史実のモデルがあります。溥儀の出宮翌年の1925年、元御膳房の料理人・趙仁斎らが北海公園で「仿膳茶社」を開き、肉末焼餅や小窩頭、豌豆黄などの宮廷の味を街の人々に出しました。これが現在も続く宮廷料理店「仿膳飯荘」のルーツです。「紫禁城最後の料理番」が街の食堂へ、という容児の姿は、実際に宮を出た料理人たちの歩みと重なっています♪

中国での最終回の反響

《末代厨娘》は2018年末〜2019年春に撮影されたものの、約5年お蔵入りしたのち2024年5月27日に愛奇芸と騰訊視頻で配信がスタートし、7月4日に完結しました。正直に言うと、本国での評価はかなり厳しめです。

豆瓣スコアは3点台

中国のレビューサイト・豆瓣(Douban)では、2026年10月時点で3.7点(評価者は約1,100人)。主演の扮装や演技への不満に加えて、作品の内容とは別の、出演者をめぐる話題を理由に星1をつけるレビューも目立ち、純粋なドラマの評価だけでついた点数とは言いにくい面があります。

結末への声は「駆け足」と「群像劇として良かった」に二分

全40話を見通した視聴者からは、「盗宝犯の正体がなかなか明かされず、最後の数話で一気に悪役が捕まるのは急ぎすぎ」という感想が出ていました。主人公が何度危険な目に遭っても無事なご都合主義を指摘する声もあります。

一方で、4つ星をつけたレビューでは「主役というより群像劇。溥儀の弱さと新しさ、追い出される太妃たちの無念、容児一家の温かさ、彩碧や双喜、青児といった脇役の義理堅さが描かれていた」と評価。盗宝事件の謎解きがじわじわ迫ってくる展開や、悪役が頭の切れる敵として描かれている点、清室と民国政府がぶつかる時代を描いた珍しいドラマである点が好意的に受け止められていました。主役よりもベテラン脇役陣の演技が光っていた、という感想が多いのも特徴です。

クルミット的まとめ

本国の評価は低めですが、武天の最期や、太妃たちに結婚を報告するラストは、群像劇として見てきた人ほどぐっとくるはず。史実を知ってから見返すと、建福宮の火事や太妃たちの出宮が「本当にあった出来事」として迫ってきて、また違った味わいがありますよ♪

溥儀の料理番 最終回の感想・大結局まとめ

一番心に残ったのはやっぱり武天が容児をかばって撃たれる場面です。あんな倒れ方をされたら見てるこっちまで息が止まりました。武天は最後の最後まで不器用な人でした。養父の裕得福こそが家族の仇だったと知り、それでも容児にだけは優しくしようとしていた。生まれ変わったら早く出会いたい、来世はいい人間になりたいという言葉には、この人なりの精一杯の詫びが詰まっていた気がします。

40話を通して振り返ると、裕得福という人間の狡猾さと、武天の不器用な孤独が最後まで対比されていたように感じます。容児は理不尽な目に遭い続けながらも、最後まで人に優しくすることをやめませんでした。そういう容児だからこそ、太妃たちにも武天にも慕われたのだろうと思います。李琪はずっと容児を守り続けて、最終回でようやく報われました。奚教授や学生たちが国宝を体を張って守る場面も、静かだけど強い意志を感じる展開でした。

40話という長い物語を見終えて、なんだかんだこのドラマの登場人物たちにすっかり情が移っていたことに気づきます。またどこかで再放送や配信で、この面々に出会えたらうれしいです。容児と李琪が並んで祝言を挙げるあの穏やかな笑顔を、しばらく忘れられそうにありません。

次はこれ! 放送中
承歓記
「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」と同じBS 12 平日 7:00の枠で、いま放送中です♪
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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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