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生き埋めにされた端午(ドゥアンウ)を捜して、それぞれが必死に動く第37話。居場所を知る者が口を閉ざす中、待っている時間さえ惜しくなります。
そして燕子京(イエン・ズージン)は、長年頼りにしていた相手の正体を知ることに。端午のことだけでも苦しいのに、この裏切りはつらかったです。
それでは37話を一緒に見ていきましょう!
紅き真珠の詩 37話のあらすじ
明鏡台の入り口で、越雲岫(ユエ・ユンシウ)と桜桃は端午の行方を案じていました。そこへ、気力を振り絞って出てきた崔十九(ツイ・シージウ)。
動揺する越雲岫を見た崔十九は、すぐに鄭世元を捜すよう促します。商会の長という顔を持つ鄭世元ですが、実際には冷酷で、長年にわたって盗賊集団の驪龍盗とつながっていたのでした。
一方、張晋然(ジャン・ジンラン)は鄭世元の屋敷へ向かい、端午の居場所を問い詰めます。しかし、鄭世元は口を閉ざしたままです。
張晋然が連行しようとすると、郢王の配下が現れて行く手を阻みました。杭州で開かれる宝飾品の大会には、取り仕切る鄭世元が必要だというのです。
強く制止された張晋然は、鄭世元を放すしかありません。
端午の命がかかっているのに、大会の準備が先なの? ここで邪魔をされるのは腹が立ちます!
しかし、燕子京は捜索をやめませんでした。張晋然が鄭世元を解放したあと、その身柄をさらい、激しい拷問で端午の居場所を聞き出します。
張晋然も、鄭世元に仕える者たちを庭に集めて尋問。正直に答えない者には杖で打つ罰を与え、ついに端午が生き埋めにされた場所を突き止めます。
深夜、両方の一行が埋葬場所へ駆けつけました。道具が見つからず、皆が素手で土を掘り始めます。
そして、ようやく土の中から棺を掘り出すことに成功。燕子京と張晋然たちが力を合わせて蓋を持ち上げると、中には身動きひとつしない端午が横たわっていました。
早く端午を外へ出してあげて! 棺までたどり着いたのに、動かない姿を見ると、まだほっとできません。
鄭知衡(ジョン・ジーホン)の無残な死に、一度は哀れみを覚えていた燕子京。しかし、端午を生き埋めにされた今、怒りは抑えられません。
その夜のうちに鄭世元を捜しに行きますが、すでに驪龍盗の靂魁に連れ去られていました。
一方、尉遅無意は鄭世元を郢王のもとへ連れていきます。鄭世元は長年、郢王が隠し持っていた品々を売りさばく役目も担っていたのです。
翌日、張晋然は徐南英を近く処刑すると告知しました。端午を生き埋めにされたことが、張晋然の怒りにも火をつけたのでした。
かつて朝廷で栄華を誇った大学士の徐南英も、今は囚われの身。処刑の知らせを聞き、取り乱してしまいます。
ただ、徐南英は郢王の秘密を数多く握っていました。自分が殺されれば、その証拠がひそかに皇宮へ届けられるようになっていたのです。
そこで郢王は、尉遅無意に対処を命じます。
尉遅無意は、激怒している燕子京を相手に牢破りをする危険を理解していました。正体が露見すれば、自分の立場も失いかねません。それでも郢王の命令には逆らえず、徐南英を救い出します。
しかし、逃げようとする尉遅無意の前に、燕子京が立ちはだかりました。
尉遅無意は徐南英を人質にしますが、燕子京は意に介しません。二人はそのまま激しく争うことに。
その動きに、燕子京は覚えがありました。目の前にいるのは、自分の一族を滅ぼした靂魁です。
必死に相手の仮面を剥ぎ取る燕子京。現れた顔は、兄のように慕い、これまで自分を支えてくれた尉遅無意のものでした。
ずっと頼っていた相手が、一族を奪った仇だったなんて。燕子京には、あまりにもきつい知らせです。
かつて夜中に商隊が襲われ、ほぼ全滅した事件も、尉遅無意の仕業でした。用心を重ねてきた燕子京は、最も危険な相手がすぐそばにいたことを知ります。
それでも尉遅無意は、解毒薬を持つのは自分だけだと告げました。長年眠っている宝を捜すのに協力すれば、薬を渡すという取引です。
正体がばれても、まだ燕子京を利用するつもり? 命に必要な薬まで持ち出すなんて、ひどい!
燕子京は尉遅無意への憎しみをあらわにし、康居に殺すよう叫びます。しかし、康居が望んでいるのは、燕子京のために解毒薬を手に入れることでした。
その思いから、康居は尉遅無意を逃してしまいます。
逃げられたのは悔しいです。でも、燕子京を助けたい康居を責めるのもつらい。薬さえ手に入れば、とすがりたくなる気持ちはわかります。
明鏡台の宝飾店には、弔いに使う白い布が掛けられていました。それを見た崔十九も、悲しみを抑えられません。
真珠を採る奴隷だった端午が、杭州で店を営むまでになった日々。崔十九は、その苦労をそばで見てきた一人でした。
端午がやっと築いてきた店に、弔いの白い布が掛かっている。その様子を見るのは、やっぱりつらいですね。
崔十九には、果たしたいことが残っていました。鄭知衡の名前を、一族の系譜を記す「族譜」に載せることです。
そのために鄭氏の一族を訪ね、鄭知衡の位牌を携えて鄭家へ入っていきます。
紅き真珠の詩 37話の感想まとめ
いちばんつらかったのは、仮面を剥いだ先に尉遅無意の顔があった場面です。燕子京が兄のように慕っていた人でした。それまで頼ってきた時間を思うと、顔を見て驚くだけでは済まないですよね。
一族を滅ぼした仇が、身近で自分を支えていた。商隊を襲った件まで同じ相手の仕業だったとは、受け止めきれません。
そのうえ解毒薬を条件に協力を求めるところには、イライラしました。あれだけのことをしておいて、まだ頼みを聞かせようとする。燕子京が怒るのも当然です!
ただ、康居には燕子京に生きていてほしい。その気持ちがあるから、逃したことを簡単には責められませんでした。燕子京の命を助けたい人が、薬のせいで仇を逃すことになるのが苦しいです。
端午の棺を素手で掘り出した燕子京に、息をつく間もなくこんな裏切りが待っていたのは、つらすぎました。
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