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クルミットです♪
嫁入り前夜にまさかの事態が起きて、陸家も慶王府も大混乱の一話になりました。
陸安然が毒を飲んで倒れるところから、まさかの花嫁すり替えまで本当に息つく暇もありません。
悪巧みを重ねてきた柳鳴玉と陸欣然の暴走っぷりには、見ていて本当に腹が立ちます。
この二人は一体どこまで陸家をかき乱せば気が済むんでしょうか?
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
覆流年 7話のあらすじ
婚礼を明日に控えた前夜、陸安然はいつものように柳鳴玉が用意した桃酥を口にします。
桃酥とは、中国で古くから親しまれているサクサクした桃の花の形をした焼き菓子です。
しかしその夜遅く、安然は激しく血を吐いて倒れてしまいました。
駆けつけた医師は脈を診るなり、毒がすでに五臓六腑に達していて手の施しようがないと告げます。
花嫁衣裳を着る直前の夜に血を吐いて倒れるなんて、あんまりです!
安然が倒れた知らせを受け、侍女の霊犀と冬青は激しい怒りを露わにしました。
二人は結託して、この機に乗じて安然に毒を盛ったのは陸欣然だと名指しで告発します。
すると、病床にあった陸夫人までもがその場へ姿を現しました。
陸夫人は、かつて柳鳴玉から贈られた観音像に毒が仕込まれていて、そのせいで三年間も寝たきりだった事実を涙ながらに訴え出ます。
冬青はその証拠となる観音像を抱えてきて、柳鳴玉の目の前に突きつけました。
悪事がすべて明るみに出ることを恐れた陸欣然は、取り乱して声を荒らげます。
すべては侍女の翠姑が勝手にやったことで、自分たちは何も知らないと言い逃れを始めました。
柳鳴玉も話を合わせ、翠姑は薬草に詳しいから勝手に牛膝を観音像に仕込んだのだと弁明します。
どうしてそんな見え透いた嘘が通用すると思ったんでしょうか?
牛膝とは、血の巡りを激しく促す作用がある漢方の生薬。
病弱な陸夫人に長年少しずつ吸わせることで、じわじわと体を弱らせていたのです。
そんな苦しい言い訳をする柳鳴玉の目の前で、丹青が偽の観音像を力任せに叩き割りました。
砕け散った像から隠された毒が見つかり、柳鳴玉の姑息な企みは完全に暴かれます。
これまで側室の言葉を信じ切っていた父親の陸軽舟。
柳鳴玉の底知れない悪辣さを知って、激しい衝撃のあまり言葉を失いました。
長年尽くしてくれた正妻を毒で寝たきりにさせていたなんて、どこまで性根が腐っているんでしょうか?
激怒した陸軽舟は、柳鳴玉に杖刑50回の厳しい罰を下します。
棒で打たれる激痛のなか、安然に何の毒を盛ったのか白状しろと陸軽舟は厳しく迫りました。
しかし柳鳴玉は、陸家と安然を犠牲にしてでも実の娘である陸欣然の未来を切り開く覚悟だった。
そのため、どれほど激しく打たれても頑として毒の正体を明かそうとはしません。
娘の幸せのためなら他人の命なんてどうでもいいと本気で思っていたんでしょうか?
怒りのあまり陸軽舟は、柳鳴玉に医師を呼ぶことを固く禁じ、生死は天に任せると言い渡します。
一方、陸軽舟は蘇城中の名医を屋敷に集め、瀕死の安然を救おうと手を尽くしていました。
そこへ、なんと赤く華やかな花嫁衣裳に身を包んだ陸欣然が姿を現します。
陸欣然は父親の前に立ち、陸家からは自分しか嫁ぐことはできず、慶王妃になれるのは自分だけだと告げました。
王府との婚礼を取りやめれば陸家全体が破滅すると脅された陸軽舟。
家族と商売を守るため、陸軽舟は悔しさを押し殺して受け入れるしかなかった。
外の参列者に花嫁のすり替えを悟られないよう、霊犀も付き添いとして同行することを承諾します。
屋敷を去る間際、陸欣然は未来の慶王妃という立場を盾にして陸軽舟を脅しつけました。
母の柳鳴玉に医者を呼んで手当てをさせろ、もし母の身に何かあれば将来絶対に許さないと言い残します。
父親を脅迫してまで花嫁の座を奪い取るなんて、一体どれだけ図々しいんでしょう?
実の父親を脅してまで花嫁の座を奪い取る陸欣然の傲慢さには、心底あきれ返ってしまいます!
その頃、自室に残された柳鳴玉は、全身の激痛に耐えながらも満足げな笑みを浮かべていた。
娘が無事に慶王妃として旅立ち、憎い安然も始末できたと思い込んでいたのだ。
そこへ、死んだはずの陸安然が何事もなかったかのように足音を立てて歩いてきます。
安然は、桃酥に仕込まれていた毒薬など最初から別の粉にすり替えてあったと冷たく告げました。
自らの命を危険に晒すような芝居を打ったのは、柳鳴玉を完全に追い詰めて言い逃れのできない立場に引きずり下ろすため。
庶女にすぎない陸欣然が王府に嫁いだところで、冷遇されるのは目に見えていますよね。
陸家の水運事業を束ねる証である「双魚令」を握っているのは、正妻の娘である安然だけ。
双魚令とは、陸家の船団や商売を動かすための絶対的な権力を持つ割り符のことです。
娘を王妃にして陸家を乗っ取るという野望が完全に打ち砕かれ、柳鳴玉にはもう逃げ場も生き残る道もありませんでした。
すっかり勝った気でいた柳鳴玉の目の前に、安然が悠然と現れた瞬間は本当に胸がすっとしました!
一方、都の慶王府では盛大な婚礼の宴が開かれていました。
主役である慶王の穆沢は、次々と押し寄せる賓客たちからの祝杯を断りきれずに困り果てます。
そこで弟の穆川を呼び寄せて、代わりに酒を飲ませることでその場を乗り切ろうとしました。
するとそこへ、四殿下の翊王がわざわざ祝いの品を持って現れます。
翊王は嫌がらせのために、箱に入った生臭い死んだ魚を穆沢に突きつけました。
婚礼というめでたい席にわざわざ死魚を贈ってくるなんて、嫌がらせにも程があります!
おめでたい婚礼の席に死んだ魚を送りつけて、一体どんな反応を期待していたんでしょう?
しかし穆川と穆沢は慌てることなく、兄弟で息を合わせて機転の利いた皮肉を返します。
二人の見事な連携に言い返せなくなった翊王は、激怒して吐き捨てるように去っていきました。
あの意地悪な翊王を兄弟二人の息の合った言葉でやり込めた場面、すごく痛快でした!
宴が終わると、穆沢は新婚の寝所へと静かに足を踏み入れます。
部屋の奥では、花嫁が妙にかしこまって身じろぎもせず座っていました。
その不自然な様子に、穆沢は微かな違和感を覚えます。
花嫁の仕草や振る舞いを観察するうちに、穆沢は目の前にいる女性が安然ではないと見抜きました。
布を外して現れた顔を見て、穆沢は新娘が妹の陸欣然であることに気づきます。
陸欣然は動じることもなく、陸安然はすでに病で亡くなったのだと平然と言い放ちました。
安然が慶王のためにできることなら、自分にもすべて同じようにできると必死に訴えかけます。
穆沢にとって、陸家の持つ双魚令というちっぽけな札ひとつなど、最初から大した価値はなかった。
穆沢が本当に手に入れたかったのは、陸家の莫大な財力そのものと、機転の利く陸安然自身だったのです。
穆沢は陸家の面子を立てて今夜のところは命を奪わずにいてやると冷たく言い放ちました。
しかし、もし陸欣然が陸家を意のままに操れない役立たずだと分かれば、若くして病死する正妻がもう一人増えるだけだと残酷に脅しつけます。
自分の妻になる相手に対して、平然とそんな脅し文句を口にできるものでしょうか?
花嫁の顔が変わっても眉ひとつ動かさず、冷徹に損得だけで脅してくる穆沢が一番恐ろしいです!
その頃、深く愛していた安然が兄の穆沢に嫁いでしまったショックで、穆川は王府の庭でひとり打ちひしがれていました。
傷心の中で歩いていた穆川は、庭の片隅で霊犀が縄に手をかけ、自ら命を絶とうとしている異様な光景を目撃した。
穆川は慌てて駆け寄り、必死の力で霊犀を制止します。
なぜこんな無茶なことをするのかと激しく問い詰める穆川に、霊犀は涙を流しながら真相を告白しました。
安然が屋敷で命を落としてしまったこと、そして自分は陸家を守るためだけに欣然の身代わり劇に付き合っていたことを明かします。
役目をすべて終えた今、自分も安然の後を追ってあの世へ行こうとしていたのでした。
たった一人で主人の死の重荷を背負わされていたなんて、霊犀が可哀想すぎませんか?
安然が死んだという信じられない言葉を聞いて、穆川の頭の中は真っ白になった。
穆川はその夜のうちに迷うことなく馬に飛び乗り、暗闇の街道を蘇城へとがむしゃらに駆け出しました。
もし愛する安然が本当に誰かの陰謀によって命を奪われたのだとしたら、必ず自分の手で仇を討つと心の中で固く誓います。
覆流年 7話の感想まとめ
この7話で何よりも強烈だったのは、新婚の部屋で穆沢が見せた冷酷すぎる本性でした。
目の前に座っている花嫁が安然ではなく欣然だと分かった瞬間、普通ならもっと取り乱したり怒鳴り散らしたりするはず。
それなのに穆沢は全く声を荒らげることもなく、ただ静かに相手の利用価値だけを測っていたのです。
安然が慶王のためにできることは自分もできると必死にアピールする欣然を、まるで道端の石ころでも見るような冷たい目で一瞥する姿。
「陸家を操れないなら、若くして先立たれる正妻がもう一人増えるだけだ」と言い放った時の冷たい瞳には、本気で背筋が寒くなりました。
欣然は姉を蹴落として玉の輿に乗ったつもりで得意満面だったのに、飛び込んだ先は温かい家庭どころか底なしの地獄。
こんな冷酷な男の寝所に自分から望んで乗り込んでいくなんて、本当に愚かというか自業自得としか言いようがありません!
これから欣然はどうやって王府で生き残るつもりなんでしょうか?
一方、蘇城の陸家で繰り広げられた安然の鮮やかな逆襲劇には、胸のすく思いがしました。
毒入りの桃酥をあらかじめ偽物とすり替えておき、死んだふりをして敵を完全に油断させる周到さ。
母親の悪事を暴かれた欣然が、長年仕えてくれた翠姑にすべての罪をなすりつけようとした瞬間は本当に見苦しかったです。
実の娘を慶王妃にするためなら手段を選ばず、50回の杖刑に耐えながらニヤリと笑っていた柳鳴玉の執念深さも薄気味悪い。
それだけに、計画が完全に成功したと信じて勝ち誇っている柳鳴玉の部屋に、無傷の安然がすっと入ってきた場面の爽快感は格別でした。
庶女の欣然が嫁いだところで王府で重んじられるはずもなく、陸家の本質である双魚令は安然自身の手にあるという現実ですね。
積み上げてきた悪だくみがすべて音を立てて崩れ去り、逃げ場を失った柳鳴玉の青ざめた表情は忘れられません。
自分の悪事のせいで全てを失った柳鳴玉に、同情の余地なんて少しもありませんよね?
そして何より胸が締めつけられたのは、安然が死んだと信じ込まされてしまった穆川の姿でした。
大好きな人が実の兄に嫁いでしまっただけでも耐えがたい苦しみのはずなのに、さらにその命が奪われたと聞かされるなんて過酷すぎます。
庭で首を吊ろうとしていた霊犀を必死に止め、真相を聞き出した瞬間の穆川の絶望した顔が痛々しくて見ていられませんでした。
愛する人の死を聞かされた穆川の絶望した顔、見ていて本当に胸が張り裂けそうでした!
どうしていつも優しい穆川ばかりが、こんな理不尽で辛い目に遭わなきゃいけないんでしょう?
妹に裏切られて命を狙われた安然の悔しさを思うと、見ているこっちまで拳に力が入ります!
安然が生きていることを早く知ってほしい反面、王府に残された欣然が穆沢にどんな扱いを受けるのかも気になりますね。
真っ暗な夜道を一心不乱に馬で駆けていく穆川の必死な表情を見つめながら、どうか無事に蘇城へたどり着いて真実を知ってほしいと願うばかりです。
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