覆流年 第22話 あらすじ 砕いた陶器に膝をつく安然の執念と葡萄棚の下で跪く蕭驚雀

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婚礼の夜を迎えたというのに、慶王府の寝所には張り詰めた冷え切った空気しか流れていません。
復讐を果たすためなら自らの体さえ平気で犠牲にしていく安然を見ていると、本当に胸が締めつけられます。

それでは22話を一緒に見ていきましょう!

覆流年 22話のあらすじ

婚礼の夜、陸安然は頬を伝う涙をそっと拭い、冷たい表情のまま穆沢と向き合います。
穆沢はかつて二人の誓いの印として贈ったあの玉佩を取り出しました。

これからは過去の行き違いをすべて水に流し、夫婦として平穏に仲睦まじく暮らしたいと安然に語りかけます。
安然は穆沢が昔から決してお酒を口にしないこと自体は知っていた。
でもその理由までは一度も聞いたことがありません。

穆沢がなぜそこまで頑なにお酒を避けてきたのか、皆さんもずっと気になっていたことと思います。
そこで穆沢は、これまで誰にも打ち明けることのなかった心の奥底の重い過去をぽつりぽつりと話し始めます。

穆沢がまだわずか八歳だった頃、彼を養育していた良妃から忠誠を試すための残酷な試練を課されたのです。
良妃は幼い穆沢に毒の入った杯を持たせ、実の母親の元へと向かわせるという非道な手段を取る。
八歳の穆沢は自分の手で毒酒を差し出し、最愛の実母が目の前で苦しみながら息絶えていく姿を見届けた。

地獄のような光景。

それ以来、穆沢は杯を見るたびに目の前で実母が息を引き取った恐ろしい記憶が鮮明に蘇ってしまうのです。
皇帝もその悲惨な出来事を最初から知っていた。
しかし穆沢がどれほど努力を重ねて手柄を立てようと、皇帝にとっては消し去りたい過去の恥辱でしかない。

穆沢は安然の目を見つめ、自分にはもう隠している秘密は何一つ残っていないと静かに訴えかけます。
これからは夫婦として栄辱を分かち合って生きていきたいという穆沢の言葉に、嘘はあるのでしょうか?


幼い子どもに実の母親へ毒酒を運ばせるなんて、良妃の冷酷さには本当にゾッとします!

安然は差し出された交杯酒を拒むこともなく静かに飲み干す。
しかし穆沢がすべてをさらけ出して語った重い告白に対しても、安然の心は何一つ動きませんでした。

穆沢はこれまでの誤解を認めつつ、側室として迎えた以上は約束通り陸家の全員を守ると誓いを立てます。
そして自らが目指す宏図大業を、これからは隣で一緒に支えてほしいと心からの願いを口にする穆沢でした。
しかし安然は伏せた瞳を上げようとせず、側室なのだから慶王の言われるがままに従うだけだと冷たく返す。

まるで魂が抜け落ちたように空虚で生気のない安然の姿に、穆沢は激しい苛立ちと怒りを覚える。
腹の虫がおさまらない穆沢は安然を残したまま、その場を乱暴に立ち去って自分の部屋を出ていきます。

一方の蕭驚雀は正妃である慶王妃の地位を手に入れたものの、本当に喉から手が出るほど欲しいのは穆沢の心です。
そこへ怒りを滲ませた穆沢がやって来たため、蕭驚雀は自分のもとへ来てくれたと狂喜乱舞してしまう。
穆沢は安然への当てつけから、蕭驚雀が安然に対して正妃の威厳を見せつけようとする企みを止めません。

自分の思い通りにならない安然への苛立ちを蕭驚雀にぶつけさせる穆沢のやり方は、本当に身勝手ですよね。


八つ当たりで蕭驚雀をけしかけるなんて、穆沢の心の小ささには心の底からイラッとします!

その頃、郊外の畑では穆川が手塩にかけて育ててきた大切な安心稲に思いもよらない異変が起きていました。
もうすぐ待ちに待った収穫という肝心な時期に、稲全体が恐ろしい立ち枯れ病に侵されてしまった。

穆川は豊かな田んぼの土をこれ以上傷めないため、火を放って黄金色の稲をすべて焼き払う決断を下す。
人の心も稲と同じで、断ち切るべきときはどんなに未練があってもきっぱりと断ち切らなければならない。
夜空を焦がすように激しく燃え盛る安心稲を見つめながら、穆川は安然への断ち切れない想いに別れを告げた。

丹精込めて育ててきた大切な田んぼを自らの手で灰にする穆川の気持ち、考えるだけで胸が張り裂けませんか?


二人の思い出が詰まった稲を自らの手で燃やす穆川の後ろ姿、見ていて息が苦しくなりました!

一方、安然は誰にも知られないよう子どもができなくなる薬を取り寄せ、自室で静かに杯へ注ぎ込みます。
侍女の冬青は激しく取り乱して涙を流し、どうか自分に少しでも逃げ道を遺してほしいと必死に縋りついた。
しかし安然は、穆川と結ばれる未来が永遠に失われた今、復讐をやり遂げるために逃げ道などいらないと言い切る。

安然は迷う素振りすら見せることなく、喉を焼くような苦い薬を一息に飲み干してしまう。
そして無残に命を奪われた霊奚の初七日に、蕭驚雀との積年の恩怨にすべて決着をつけると心に固く誓う。

復讐を果たすためとはいえ、どうして安然はそこまで自分自身を極限まで追い込んでしまうのでしょうか?


自分の体を壊してまで後戻りできない道を選ぶなんて、安然の背負った業の深さに息を呑みます!

翌朝、安然は側室としての礼儀を果たすため、重い足取りで蕭驚雀の部屋へ敬茶の挨拶に向かいます。
蕭驚雀は正妃の立場をこれ見よがしにひけらかして安然を散々侮辱し、わざと熱い茶碗を床へ投げ捨てた。
しかし安然は動揺するどころか、蕭驚雀の浅はかな意地悪をはるかに上回る恐ろしい覚悟を決めていた。

床一面に飛び散った鋭い陶器の破片の上に、安然は自らの膝を力任せに押し当てて深々と跪いてみせました。

容赦ない自傷行為。

尖った陶器が肉深くに突き刺さり、安然の膝からは見る見るうちに鮮血が滲み出して袴を赤く染めていきます。
この屈辱的な仕打ちの背後に自分を威嚇しようとする穆沢の意図があることを見抜き、安然は激痛を耐え忍ぶ。

足を引きずりながら穆沢の前に現れ、か弱い姿を見せつつ霊奚の死の真相を匂わせる安然の演技に気づく人はいませんか?
痛々しい姿を完璧に利用して穆沢の同情を引く安然の徹底した計算高さには、思わず唸ってしまいますね。


割れた破片の上に迷わず膝を突き立てる場面、あまりの痛々しさに見ていて息が止まりました!

その頃、蕭驚雀は慶王妃昇進の祝いとして屋敷に届いた贅沢な品々をご機嫌な様子で検分していた。
箱の中に吸い込まれるような美しい翡翠の腕輪を見つけると、蕭驚雀は何の警戒もなく手首にはめてしまう。
そこへ管家が駆け込んできて、安然が苦肉の計を使って穆沢の関心を引き寄せたと蕭驚雀に告げ口をします。

まんまと安然に出し抜かれたと知った蕭驚雀が、怒りに任せてそのまま暴走しないはずがありませんよね?
プライドを激しく傷つけられた蕭驚雀は、今度こそ安然を懲らしめようと血相を変えて陸府へ乗り込みます。

陸府に乗り込んだ蕭驚雀は正妃の立場を笠に着て、下人たちに安然を力ずくで打ち据えるよう乱暴に命じた。
しかし怒りに我を忘れた蕭驚雀のこの凶行こそが、安然があらかじめ仕掛けておいた緻密な罠だったのです。
安然は事前に下人を走らせて穆沢を呼び寄せており、穆沢が部屋へ踏み込んだ瞬間にその現場を目撃します。

穆沢の足音を聞いた安然は、痛みに耐えながら健気に耐え忍ぶ哀れな側室の姿を演じ始める。
王妃様が新しい側室を迎えることを不快に思うのは当然ですと、安然は涙を浮かべながらか細い声で語る。
そして自分は身分の上下を心得ており、霊奚が突き飛ばされて命を落とした時もひたすら耐えてきたと訴える。

蕭驚雀の残忍さを穆沢の目の前でこれ以上ない形で暴いてみせる安然の立ち回り、見事だと思いませんか?
さらに安然は部屋を去る間際、蕭驚雀の手首で冷たく光っている翡翠の腕輪へと鋭い視線を投げかけます。
その腕輪が非常に高価な品であることを、安然は静かに指摘した。

蕭驚雀が財に目がくらんで慶王府の名声を顧みない姿に、穆沢の堪忍袋の緒が完全に切れます。
穆沢は蕭驚雀に対し、霊奚が無念の死を遂げたあの葡萄棚の下で夜通し跪いて反省しろと冷酷に言い渡した。

覆流年 22話の感想まとめ

割れた茶碗の破片の上に、安然がためらいもなく膝を突き刺したあの瞬間が一番心に突き刺さりました。
尖った陶器が肉深くにめり込む音まで聞こえてきそうで、見てるこっちまで息が止まるかと思いました!
相手を陥れるためなら自分の生身の体さえ平気で道具にする安然の執念には、本当に圧倒されてしまいます。

子どもができなくなる薬をためらわずに飲み干した場面も、同じ女性として胸が締めつけられました。
冬青が泣き崩れて必死に止めていたあの叫び、皆さんの胸にも痛いほど響きませんでしたか?
自らの手で未来も幸せもすべて叩き壊して修羅の道を進んでいく安然の背中が、あまりにも痛々しいです。

穆川が収穫を目前にした安心稲に自ら火を放って焼き払う場面も、切なさが胸の奥にじわじわ広がった。
手塩にかけて育てた稲が病気になったからといって、すべてを灰にしてしまう穆川の孤独が辛すぎます!
燃え盛る田んぼを見つめる穆川の虚ろな瞳は、安然への消せない愛情を無理やり焼き殺そうとしているようだった。
二人が無邪気に笑い合っていたあの穏やかな日々は、もう二度と戻ってこない切ない幻なのですね。

そして穆沢の告白ですが、八歳で実の母親に毒酒を運ばされた過去には同情する気持ちも少し湧きました。
でも、だからといって自分が受けてきた理不尽な苦しみを安然にぶつけていい理由には絶対になりません!
安然が自分の思い通りに懐かないからと苛立ち、蕭驚雀の悪意ある嫌がらせを放置する態度はあまりに小さすぎませんか?

蕭驚雀も正妃の権力を振りかざして威張り散らしていますが、浅はかで思慮が浅い行動に呆れ返ってしまいます。
目先の贅沢な腕輪に目がくらんで平然と身につけ、安然の描いた筋書き通りに罠に落ちていく姿にはただただ哀れに思えてならない。
霊奚が無残に命を落とした葡萄棚の下に引きずり出され、地面に突っ伏して震える蕭驚雀の姿には胸がすっとしました!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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