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クルミットです♪
ある日、主人公・江浩辰は突然武王朝時代の寧毅という男に転生してしまう。
江浩辰が戸惑いながらもこの世界で生きていく決意をするなか、転生先の寧毅が翌日に布商の老舗・蘇家に婿養子として入ることとなっていることを知り…。
【贅婿(ぜいせい)】(ネタバレあり)
1話
大手企業の幹部・江浩辰は友人に裏切られ、その友人を問い詰めに行ったところ背後から何者かに襲われ意識を失ってしまう。
そしてしばらくして目を覚ますと、江浩辰は武王朝時代の寧毅という人物に転生していた。
周りに話を聞くと、寧毅は創業83年の布商を営む蘇家の娘・蘇檀児の婿養子として明日、蘇檀児との婚礼の日を控えているというのだ。
初めは戸惑う江浩辰改め寧毅だったが、この世界で寧毅として生きることを受け入れるのだった。
過去にタイムスリップしたのか、全く別のパラレルワールドに転生したのかどっちのなでしょう…?
その後、屋敷の中を散策する寧毅は、ある部屋で花嫁衣裳を蘇檀児の代わりに試着していた牛ばあやを目撃した寧毅は牛ばあやを自分の結婚相手だと勘違いしショックを受け、屋敷から逃げようと決めるのだった。
そして屋敷から逃げようとするも使用人たちに見つかり、寧毅は屋敷の中で身を隠すのだった。
その後、出掛けていた蘇檀児が屋敷に戻って来て、皆で寧毅の捜索が始まるなか、屋敷では明日に控えた蘇檀児の婚礼をどうするか話し合われていた。
どうやら蘇家のなかには家業の継承争いがあり、蘇檀児の結婚の反対の者もいるようです
実は寧毅はその話し合いが行なわれている部屋に隠れていてすぐに見つかってしまう。
そしてそこで蘇檀児と対面した寧毅は、自分が結婚相手を勝手に勘違いしていたことに気付くのだった。
ひとまず予定通り2人は結婚する運びになりましたね
その後、寧毅は蘇檀児と話していた。
そこで寧毅は、この結婚が蘇檀児が家業を継ぐ証である実印を手に入れるためだと知る。
どうやらもし蘇檀児実印を手に入れたら、寧毅の借金は帳消しとなり、婚姻関係も解消するのだとか。
いわゆる”契約結婚”ですね…
それを知った寧毅は複雑な気持ちになるのだった。
そして翌日、寧毅は蘇檀児 の婚礼の日を迎える。
2話
寧毅の蘇檀児の婚礼の当日。
寧毅は前日にやって来た客人たちの名前を覚えるよう言われたが全然覚えておらず、そのまま会場入り。
その後、寧毅は挨拶に来た客人たちが誰か分からず一瞬気まずい雰囲気になるも、寧毅は「巻物に結婚祝いのメッセージを書いてほしい」と頼み、客人たちの名前を把握し何度かその場を乗り切るのだった。
機転が効きますね
その後、寧毅と蘇檀児の婚礼の儀が行われるなか、そこに烏家の長男・烏啓豪が乗り込んで来て「蘇檀児を寧毅には渡さない!婚姻は無効だ!」と話す。
さらに烏啓豪は寧毅には妻子がいると主張し、その妻と名乗る女性と幼い子どもを連れて来る。
この状況に周りが「なんて男だ。寧毅はそんな男だったのか」と失望するなか、烏啓豪は水に血を垂らすという方法で寧毅とその子どもの親子関係を確かめさせて欲しいと頼む。
そして寧毅と子どもが互いに水の中に血を垂らすと、それが混ざり合う。
烏啓豪は「やはり血が混ざった。2人は親子だ!」と主張した。
実は烏啓豪は水に明礬を入れる細工をしていて、それを見抜いた寧毅はある行動に出る。
なんと寧毅は「烏啓豪も私の子どもだ!」と宣言し、烏啓豪とも同じ方法で親子かどうかを確かめたいと提案したのだ。
烏啓豪が戸惑う中、互いに血を液体に垂らすと、さっきと同様2人の血が水の中で混ざり合った。
すると烏啓豪はこの方法は間違いだと自ら明かし、烏啓豪が連れてきた子どもが寧毅の子どもでは無いことを認めた。
寧毅が機転を効かせたことで騒動はおさまりましたね
そして烏啓豪を追い出した後、改めて寧毅と蘇檀児の婚礼の儀が行われ2人は夫婦となるのだった。
翌日、寧毅は蘇檀児の従兄弟・蘇文興が使用人をいじめている現場を目撃。
それを止めに行くと次は寧毅が嫌がらせを受ける。
すると寧毅は蘇文興の顔面にお茶をぶっかけ、2人は殴り合いの喧嘩になるも、周りにいる人たちに止められ大事にはならないのだった。
一方、蘇檀児は新店の開業を明日に控えて準備を進めていたが、大雨により倉庫が浸水し商品が濡れてしまうというアクシデントが発生。
蘇檀児たちは急いで倉庫から商品を運び出すのだった。
3話
新店開店前夜に倉庫が大雨により浸水するというアクシデントに見舞われた蘇檀児。
それにより新商品の暮雲紗もいくつかダメになってしまい、蘇檀児はショックを受けていた。
暮雲紗は異なる絹糸で織られ光沢もあるとても美しい目玉商品の布です
翌朝、それを知った蘇檀児の叔父・蘇仲堪は「蘇檀児に店を任せたのは間違いだった。もし予定通り開店できなかったことを知州や県令に知られたら私たちの商いはどうなるんだ!」と愚痴をこぼした。
その後、開店時間が近づくと目玉商品の暮雲紗を買いに来た客たちが店の前に集まっていた。
しかし今ある暮雲紗では数が足りない。
蘇檀児は仕方なく開店日を延期しようとするも、この状況を知った寧毅は「良い案がある」と言うと予定通り新店を開店させる。
暮雲紗の数は足りないのにどうするのでしょう…
すると寧毅は店内で急遽ある催し物を開催。
その催し物は客がそれぞれダーツをして目玉商品・暮雲紗の値引き額を決めるというもの。
そして商品については後日指定の日に届けると説明。
客は商品は今日手に入らないものの、値引きされ安く商品をゲットできるということでそれに納得。
さらにこの催し物によりさらに客が集まり、開店初日は予想を上回る売上になるのだった。
またしても寧毅が機転を効かせトラブルを乗り越えましたね
その後、蘇檀児は今回の浸水が倉庫の屋根が壊れたことが原因だということ、さらに自分が家業を継ぐことをよく思っていない叔父・蘇仲堪とその息子・蘇文興が自分を陥れるために屋根をわざと壊していたことを知る。
しかしながらその証拠がないため彼らを告発もできず、寧毅に相談。
そして、まずは叔父・蘇仲堪とその息子・蘇文興の行動を探り、証拠を揃え言い逃れできない状態にしてから告発しようと決めるのだった。
その後、街に出掛けた寧毅は遊郭に立ち寄り酒を飲んでいた。
するとそれを目撃した蘇文興は屋敷に戻り「寧毅が街に出て遊郭で女遊びをしている」と祖父で蘇一家の大旦那・蘇愈や蘇檀児に嘘の報告。
それを聞いた蘇檀児は遊郭に行き、寧毅を連れ戻すのだった。
実際は酒を飲んでいただけで女遊びなどは一切していませんでしたが、色々と疑われそうですね…
その後、屋敷に連れ戻された寧毅は蘇家の面々の前でこの件について追求される。
蘇文興たちが寧毅を追放すべきだと声を上げるなか、蘇檀児はそのつもりはないようで、「家で反省させ男徳学院へ通わせます」と話す。
こうして寧毅は翌日から男徳学院に通うこととなった。
感想
1〜3話では大手企業の幹部・江浩辰が突然武王朝時代の寧毅に転生し、そこで蘇檀児との婚礼、蘇檀児の新店の開店があるなかでトラブルに巻き込まれるという内容でした。
寧毅は婚礼の儀の時や蘇檀児の新店の開店で起きたトラブルにも機転を効かせて対応し、トラブルを解決。
まるで一休さんのようでしたね。
特に蘇檀児の新店の開店の際に起きたトラブルの解決法はビジネス的で転生前の大手企業でのスキルが役立ってるんだなと伺えました。
そんななか、早くも老舗の家業を継ぐ継がないの争いが少しずつ勃発し始めていて、今後これがどんどん激化して来そうな予感がします。
これらを寧毅がどのような方法でどのように解決していくのか楽しみですね。
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