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クルミットです♪
遊郭で女遊びをしていたと疑われた寧毅は、蘇檀児の提案で男徳学院に送られることとなった前回。
そして今回、寧毅が男徳学院に行くなか、蘇檀児の店では新たなトラブルに見舞われていた…。
【贅婿(ぜいせい)】(ネタバレあり)
4話
男徳学院に送られた寧毅。
男徳学院とは婿養子としての心得、振る舞い方などを教育する教室。
そこには婿養子に入るも様々な理由でやらかし、妻を失望させ、ここに送られた男たちが集まり教育を受けていた。
そこで寧毅は近くの席にいた婿養子たちと仲良くなるのだった。
そんななか、蘇檀児の店では新たなトラブルが発生。
開業の際の催し物で配布した整理券の偽物が作られて、どれが本物でどれが偽物の整理券か分からなくなってしまっていたのだ。
さらに役人がやって来て「これは詐欺行為だぞ!」と営業停止の危機に。
蘇檀児の店はどうなってしまうのでしょう…
そこに従兄弟・蘇文興がやって来る。
「ひとまずやって来た客全員に暮雲紗を手渡しこの場をおさめよう。私の分も分けてあげるから…」
蘇文興の申し出にひと安心する蘇檀児だったが、続けざまに蘇文興は「その代わりこの店を共同で経営させて欲しい」と条件を提示。
そして蘇檀児はその条件を飲み、互いに契約書を書き印を押すことに。
するとそこに寧毅が現れ、蘇檀児はニヤリと笑みを浮かべ、蘇文興を客たちの前に連れ出す。
そして整理券を偽造したのが蘇文興だと宣言しみんなの前で晒し者にした。
実は本物の整理券には水に浸した際にある印が出るようになっていた。
寧毅と蘇檀児は整理券偽造の犯人が蘇文興だと初めから知っていて、その証拠である印を取り出すところを取り押さえるために蘇檀児は騙されたフリをしていたのだ。
偽造整理券に押された蘇氏布店の印は蘇檀児の他に蘇文興しか持っていませんからね…
こうして整理券の偽造がバレ言い逃れができなくなった蘇文興は言い訳をし部下に罪をなすりつけ、逮捕は免れたが、そこにいた客たちはみな蘇文興の犯行だと気付いていて彼の評判は地に落ちるのだった。
その後、蘇文興はこの件で蘇仲堪からキツくお仕置きをされるのだった。
寧毅と蘇檀児は蘇文興の撃退に成功しましたね
その後、寧毅は屋敷の中で蘇檀児の父・蘇伯庸と遭遇。
すると寧毅は前に背後から殴られ気を失った際にその場に蘇伯庸がいたという記憶がフラッシュバックする。
寧毅は蘇伯庸とわだかまりがあり、自分と蘇檀児との関係を壊そうとしていたことを知るのだった。
5話
義父・蘇伯庸との関係性から身の危険を感じた寧毅は、荷物をまとめ屋敷から逃走を図った。
そして街に出た寧毅は、川に転落した若い女性を助ける。
彼女は聶雲竹といい、2人は仲良くなるのだった。
聶雲竹は寧毅に惚れたっぽいですね…
一方、寧毅が屋敷から逃げたことを知った蘇檀児は寧毅を探していた。
そして寧毅が聶雲竹の家にいることを知り、家を訪ねた蘇檀児は、他の女と親しくしているということで寧毅に激怒するのだった。
ちゃんと説明してあげる必要がありそうですね…
その後、屋敷に戻った寧毅。
するとそこに義父・蘇伯庸がやって来る。
そこで寧毅は前に自分の命を狙った件について蘇伯庸を追求。
するとある事実が判明する。
蘇伯庸は寧毅のことを守っていて、実は前に背後から殴られた際も烏啓豪に殺されそうになっていた寧毅を助けていたのだった。
そうだったんですね…
その後、寧毅は蘇檀児の店に行くと、店のスタッフたちの接客などの研修を行い、店の前の空き地に馬車を止められる駐車場を作った。
そして寧毅は蘇檀児に遊郭に行った理由について明かす。
実は寧毅は遊郭の建物内から見えるライバル店の烏家の布店を偵察するために遊郭に行っていたのだ。
それを知った蘇檀児は「色々と考えてくれていたのね」と寧毅を見直すのだった。
2人の間で起きていた勘違いが解消されましたね
その後、店の前に駐車場が出来たことで烏家の布店に行こうとしていた客も蘇檀児の店に誘導することに成功。
それを知った烏家の烏啓豪はますます対抗心を燃やすのだった。
その後、蘇檀児の店の客足が伸びる一方、工房の人手が足りず引き渡しに遅れが出るかもしれないという問題が発生。
すると寧毅は「心配することはない」と新しく導入した蒸気で駆動する織機をお披露目。
これにより作業の効率化ができるということで、それを聞いた蘇家の大旦那・蘇愈もご満悦。
「お手柄だ。実に頼もしいぞ」と褒めるのだった。
その夜、寧毅が外を歩いていると烏啓豪とその部下たちに囲まれ襲われる。
寧毅が追い詰められる中、烏啓豪の父・烏承厚がやって来て烏啓豪を制止。
これにより烏啓豪は立ち去り、寧毅は助かるのだった。
6話
蘇檀児の母・姚氏は娘と寧毅の子ども、つまり孫の顔が早くみたいと思っていた。
しかし娘夫婦は別々の部屋で寝ていて夜の営みがないことを知ると、寧毅を待ち伏せし酒を飲ませ、寧毅が蘇檀児の寝室に行くよう誘導する。
その後、酒に酔い蘇檀児の寝室に入った寧毅を部屋の外で監視する姚氏。
寧毅はベッドを揺らし軋む音を外に聴かせ、夜の営みをしているかのように見せかけその場をしのぐのだった。
その夜、寧毅と蘇檀児は2人で話していた。
そこで蘇檀児は幼い頃から店を継ぐことを目標に生きて来たが、父は蘇檀児が商売人になることにずっと反対していて、それが原因で今も関係があまり良くないことを明かす。
それを聞いた寧毅は「今は義父も君が店を継ぐことに協力的なはずだ。君たちは相手が折れて口を聞くまで意地を張ってるから長年関係が悪いままなんだよ」と蘇檀児と言うのだった。
翌日、蘇家では年に一度の宗家会議が開かれていた。
そこで蘇愈は蘇檀児に実印を渡し、正式に蘇家の家業を継ごうとするも、蘇仲堪と蘇文興親子が待ったをかける。
すると蘇仲堪は蘇檀児の店の帳簿に嘘があると告発。
どうやら蘇檀児への実印継承を阻止するために蘇檀児の店の帳簿をこっそりすり替えていたようです…
これにより実印の継承は取り消されるかと思いきや、蘇檀児は正しい帳簿の内容を全て記憶していて、その内容で帳簿を再度作成。
しかし蘇仲堪と蘇文興親子は「これが正しいとは限らない!」と主張。
するとそこに騒ぎを聞いた寧毅がやって来る。
「妻が開業してからの取引記録はすべて残っている。これと照らし合わせれば帳簿が正しいかどうか分かるはずだ」
寧毅はそう告げ、蘇檀児の帳簿に誤りはないことが明らかになるのだった。
しかし、この期に及んでも蘇檀児への実印の継承に反対する蘇仲堪・蘇文興親子。
するとそこに蘇檀児の父・蘇伯庸が現れ、娘に実印の継承すべきだと後押し。
それにより蘇檀児は正式に実印を継承。
蘇家の責任者として家業を継ぐことになるのだった。
蘇檀児と父・蘇伯庸とのわだかまりは解けましたね
その夜、2人で祝いの酒を飲む蘇檀児と寧毅。
すると2人の距離感は近くなり、互いにときめくのだった。
当初は実印を継承するまでの契約結婚でしたが、本当の恋に発展しつつありますね
感想
4話では蘇檀児を陥れようとする蘇文興を寧毅と蘇檀児がその裏を描き見どこに撃退するという内容でした。
蘇文興を罠に嵌め撃退する場面は爽快で胸スカでしたね。
5話では寧毅と義父・蘇伯庸のわだかまりについて描かれました。
蘇伯庸が寧毅を殺そうとしている疑惑がありましたが、それは勘違いで実は寧毅を守ろうとしていた事実が判明するという驚きの展開でした。
そして6話ではついに蘇檀児が実印を継承し、蘇家の家業を正式に継ぐこととなりました。
継承の場でも蘇仲堪・蘇文興親子に邪魔される展開がありましたが、ここも寧毅が機転を利かせうまく交わし返り討ちにしていて爽快でした。
しかしながら蘇仲堪・蘇文興親子による嫌がらせはまだまだ続きそうな予感がしますね。
さらに実印を継承するまでの契約結婚だった寧毅と蘇檀児でしたが、互いに惹かれ合い始めている感じが伺え、今後どんな展開になるのか楽しみです。
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